〈BD〉アジアの完璧な2日間。アジア 7-0 世界選抜。『レイズカップ』Day2終了

 

◇ 総合スコア

アジア 7-0 世界選抜

(※11マッチ先取)

 

◇ Day2結果

アジア 3-0 世界選抜

 

M5:アジア 5-4 世界選抜

M6:マナス 5-4 ゴースト

M7:チュア&マナス 5-3 ショウ&ゴースト

 

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フィリピン・マニラで開催中の

9ボール対抗戦、『第2回 レイズカップ』。

 

昨日(17日)夜にDay2の競技が行われ、

アジアが3連勝を飾って

Day1からの無敗をキープ。

総合スコアを7-0としています

(11試合を先に取った方が優勝)。

 

本来Day2には5試合行われる予定でしたが、

運営判断で3試合で打ち切りに。

 

アジアの圧勝ムードになっていて

最終日(Day4)までもたない可能性もあるので、

やむを得ずここで区切ったのでしょう

(過去に『モスコーニカップ』でも

同様の措置がありました)。

世界選抜にとっては屈辱的な展開です。

 

Day2のプレイヤー・オブ・ザ・デイは

アジアのA・J・マナスで文句無しでしょう。

 

M5のチーム戦、

M6のシングルス、

M7のダブルス、

3試合全てで素晴らしいプレーを続け、

3回ゲームボールを撞きました。

まさに「スターボーイ」の活躍。

 

特にWNT. No.1プレイヤーの

F・ゴーストを仕留めたM6シングルスは、

アジアにとって非常に大きな勝利です

(※最後は4-4のヒルヒルで

ゴーストが取り切り体制でしたが、

6番を撞く際にゲームシャツが7番に

触れるという球触りファウルがありました)。

 

反対に、世界選抜からすると、

ゴーストがここで勝てなかったのは

大きな痛手です。

 

BD的には、この時点でアジアの優勝が

ほぼ決まったように感じました。

 

Day1もそうでしたが、アジアの5人が

パーフェクトなプレーをしていた

訳ではありません。

でも、普段通りに撞けている。

 

一方、世界選抜は皆、

らしくないミスをし続けていて、

一層自分たちにプレッシャーをかける

悪循環に陥っている。

 

世界選抜がこの大ピンチを脱するためには、

もはやDay3、Day4で

開き直って撞くしかないでしょう。

あまり「チームのため」を意識せず、

5人それぞれの個のスタイルで

戦いきった方が良いように思います。

 

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◇ ライブ配信:wnt.tv (有料)

 

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アジア 

左から、

アルバート・ジェイムス・マナス(フィリピン。初)

ヨハン・チュア(フィリピン。2度目

カルロ・ビアド(フィリピン。2度目)

アロイシウス・ヤップ(シンガポール。2度目 ※昨年大会MVP)

ズオンクォックホアン(ベトナム。2度目

 

世界選抜

左から、

スカイラー・ウッドワード(アメリカ。初)

フランシスコ・サンチェスルイス(スペイン2度目)

フェダー・ゴースト(アメリカ。初)

・ジェイソン・ショウ(イギリス。2度目)

モリッツ・ノイハウゼン(ドイツ。初)

 

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◇ レイズカップ概要

 

マッチルームが主催する

9ボールのチームイベント。

 

31回の歴史を誇る欧米対抗戦、

『モスコーニカップ』をベースに創設された。

 

大会名は、フィリピンが生んだ

プール(ポケットビリヤード)の

レジェンドである「ザ・マジシャン」、

エフレン・レイズの名を冠している。

 

第1回大会は2024年10月に

フィリピンの首都・マニラで開催。

初代王者はアジアチーム。

ヨーロッパチームに11-6で勝利した。

※第1回大会の結果記事はこちら

  

第2回大会は

2025年10月16日~19日開催。

開催地は前年と同じくフィリピン・マニラ。

アジア vs 世界選抜で行う。

 

大会フォーマットは

基本的に『モスコーニカップ』と同じ。

部分的に少し手を加えている。

 

・5対5の団体戦

・テーブルは1台

・11マッチ先取(最大21マッチ)

・各マッチ、9ボール・5ラック先取

・ブレイクは交互

・Day1~Day3のオープニングは5対5のチームマッチ

・シングルスとダブルスが混在

 

◇ 2025 レイズカップ関連記事

 

10/17 アジアがロケットスタート。Day1

10/16 対戦カード決定。今日開幕

10/14 両軍メンバー確定

9/5 メンバー選考方法決定

7/26 第2回はアジアvs世界選抜に

6/7 アジアvsヨーロッパ(?)第2回開催決定

 

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◇ 2025 WNT.(マッチルーム)直轄イベント日程

 

3月11日~16日 ヨーロピアンオープン フィラー/大井直幸

3月20日~27日 プレミリーグプール ノイハウゼン/サンチェスルイス

5月6日~11日 UKオープン ヤップ/ソウト

7月21日~26日 9ボール世界選手権 ビアド/ゴースト

8月5日~10日 フロリダオープン ヤップ/バンボーニング

8月18日~23日 USオープン ヤップ/ゴースト

10月7日~12日 ハノイオープン ラブティス/ノイハウゼン

10月16日〜19日 レイズカップ

10月21日〜26日 フィリピンオープン

12月3日~6日 モスコーニカップ

 

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