C・ビアド
vs
D・オルコロ
vs
L・V・コルテザ
現代フィリピンプール界を代表する、
日本でも人気のある3選手の競演です。
イベント名称は「THE 3 KINGS」。
63ラック先取の10ボールの
「リングゲーム」です
（※ルールは後述）。
6月下旬に、
3日間にわたって行われました。↓
※Day1の映像はネット回線トラブルが
あったようで途中から始まります。
これは公式戦ではなく、
コロナ禍期間に立ち上げられた
フィリピンのビリヤードイベンター、
『Sharks』（シャークス）が
企画したイベントです。
種目は10ボールのリングゲーム。
日本の「5-9」や「ジャパン」なら
ずっと3人で台を囲み、
撞き番を回していきますが、
このリングゲームはそうではなく、
1対1で普通に（セーフティもありで）
10ボールをプレーし、
10番を入れたプレイヤーは
1ラック（1点）を獲得して
テーブルにステイ（勝ち残り）。
負けたプレイヤーは0点で、
休んでいたプレイヤーと代わります。
勝者ブレイクではなく、
入って来たプレイヤーが
ブレイクをします。
つまり、マスワリ連発がなく、
競り合う展開が続きやすい
フォーマットです。
とはいえ、
ショットクロックが30秒とかなり早く、
半強制的にテンポ良くゲームが進みます。
3 Daysフルで見るのは
とても時間がかかりますので
（21時間ぐらいあります）、
BGVとして「ながら視聴」用に
するのが良いかもしれません。
このシャークスアリーナ、
以前から特別感がある空間でしたが、
6月に改装されたようで、
内装もテーブルも以前よりさらに
洒落た空間になっていて画がきれいです。
BDもこの試合をBGVにしていますが、
いつ画面に目を向けても
3選手ともしっかり真面目に……
というと語弊がありますが、
3日間ハイレベルなプレーを
展開しています。
中でも、この3名の中では
最年少（38歳）であるビアドの
安定感は素晴らしいものがあり、
さすがは『世界選手権』と
『USオープン』の二冠王者だ……
と思わされます。
先日オルコロは、アメリカのBCJの
Hall of Fame（ビリヤード栄誉殿堂）入りが
内定しましたが（→ こちらの記事）、
ビアドも今から10年以内に
きっとHall of Fame入りするでしょう。
…………
この10ボールリングゲームイベントは
実は第二弾です。
第一弾は4月に行われていました。
この時は30ラック先取でした
（ワンデー開催）。
メンツも同じ。
第一弾もおすすめです。↓
…………
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