〈BD〉私の撞球ヒストリー『My Billiards Days』vol.1 今村哲也さん(KRC理事長/会社経営)後編

 

一昨日(10/29)アップした

今村哲也さん(KRC理事長/会社経営)の

インタビューの後編をお届けします。

 

※前編はこちら

 

…………

 

取材協力:VAMP(京都市伏見区)

 

 

――今なおビリヤードは修行中ですか?

 

今村(以下、今):まだまだこれからだと思います。だからビリヤードを教わりたいです。技術的なこともそうですが、メンタルトレーニングとかを本格的に学んだ人に習いたいですね。少し前にラグビー日本代表のメンタルコーチが京都の人で、その人の講演を聞きに行ったことはあるのですが、経営の勉強会だったのでスポーツメンタルの話はありませんでした。

 

――これまでにビリヤードを本格的に教わったことは?

 

今:あります。吉岡(正登)プロのところには何回か行って、ショット時のインパクトのことなどを色々と教わりました。僕には難しすぎて今だに出来ていないですが。でも頭の隅には今も置いていますし、吉岡プロが今年の『10ボール世界選手権』で3位になったのもそれを実践してのことだと思うので、これからも練習で意識はしていこうと思います。あと、大井(直幸)プロにも教わりに行きました。

 

――それは「レッスンを受けよう」と思って行ったのですか?

 

今:そうです。たしか電話で連絡をしてから一人で行ったと思います。そして最初に「このフリを撞いて」「次はこのフリを」と球を置いてくれて、それを撞くのを見てから教えてもらいました。色々と教わった中で僕に残っているのは、「構えに入る時には撞点、力加減、コースは決めているんだよ」という話です。「ほとんどの選手がやっていると思うよ」と言われて、「僕は初めて聞いたことで知りませんでした」って(笑)。それまで構えてから考えることが多かったので。

 

――教わることに積極的なのですね。

 

今:何も考えずにやってきて、今でもそうですが僕は本当に知らないことだらけなので。そうそう、確か大井プロに教わった後にアマローテで優勝できたと思うので、会って直接御礼が言いたいです。試合会場で見かけても誰かと話をしたりしていて声をかけるタイミングがなくて。

 

――2人のプロがこれまでのコーチなのですね。

 

今:湯山(功)プロにも教わったので、正確には3人のプロからです。吉岡プロにショットを教えてもらって、湯山プロにフォームを教えてもらい、大井プロにイメージを教えてもらった。僕の今のビリヤードはこの3人のプロのお陰で出来上がってきたものです。

 

――近年の好成績の裏付けを知った思いです。京都の絶対エースとなる日も近いのかと。

 

今:いやあ、まだまだ課題は山積みです。そうそう、シゲ(草開茂和・現JPBA。富山)と知り合ったことは僕のビリヤードの輪を大きく広げてくれました。それまでは京都の人とだけ一緒に動いていたのが、シゲと友達になってから全国のプレイヤーと知り合うことが出来たので。そこで色んなプレイヤーと話していると、「ホンマに僕はビリヤードのこと知らんなあ」と感じます。

 


↑各地のプレイヤーとの交流も楽しみ

 

 

――例えばどんなところでしょう?

 

今:一緒に食事をしたり飲んだりしていると、やっぱりビリヤードの話になるじゃないですか? そんな時に技術的な話でも道具の話でも「そんなん考えたことなかった」っていう話ばかりなんです(笑)。

 

――吸収すれば飛躍のチャンスですね。

 

今:いや、僕は頭が悪いので、みんなが話していることの内容が理解できないんです(笑)。「へえー」とか「そこまで考えているんや!」とは思うけれど、自分の中では「そんなことまで考えたら球入らんようになるな」と。けど、みんなすごく知識があるということはわかったし、僕ももっと勉強せなアカンな、とは思うようになりました。

 

――交流が広がってビリヤードに深みも出そうですね。

 

今:はい、全国のアマチュア選手と交流できるのは楽しいです。よく話は聞いていたけれど、試合の時に色んな県の選手が集まって食事会を開いたりするのは、参加してみて楽しさがわかりました。

 

――今村さんのライバルは誰でしょう?

 

今:ライバルですか……。考えたことがなかったですけど、同学年の選手には負けたくないですね。これは交流が広がってわかったのですが、同学年のアマチュア選手がすごく多いんですよ。

 

――それは興味深いです。

 

今:近くから順番に挙げると、大阪のゾノ(鏡園勝アマ)、愛知の島田隆嗣、静岡の秋本真吾、埼玉の本間俊行、そしてTRC(富山ローテーションクラブ)の会長(新井俊光アマ)も同学年です。他にもたくさんいると聞いていますが、なかなか濃いメンバーでしょう?

 

――確かに豪華なメンバーですね。

 

今:本当はもっとたくさんいるのですが、記憶力が悪いので(笑)。あと、YouTubeの番組に出るようになって、「『ちょんまげ』見てるよ」って全国大会とかで声をかけてもらう機会も増えたので、あれも交流が広がるきっかけになったと思います。実際、言われるのは恥ずかしいんですけどね(笑)。

 

――YouTubeの番組に出るようになったきっかけは?

 

今:僕のモットーである「誘われたら断らない」です(笑)。JPAを通じて知り合った人たちと繋がって、昔からKRCで付き合いの長い仙人(加藤秀万アマ)から誘われたので「面白そうだからやってみよう」と。

 

 

――それが『ちょんまげテッちゃん』ですね?

 

今:そうなんです。あの番組は「初心者や未経験の人に見て欲しい」という主旨で作ったので、ぜひこれを読んでいる方から周りの初心者に勧めて欲しいです。マナーやルールを一通り網羅できたと思うので。ちょっと大げさすぎるシーンも多いですけどね(笑)。

 

――続編などの予定は?

 

今:すでに動いていて、今は『ビリヤードバトル』という番組を収録しています。僕(テッちゃん)が仙人の元を離れて実戦修行の旅に出る。そんなお話みたいです。これも「ビリヤードをしない人にも楽しんでもらおう」という企画で、JPAルールの24点先取で、僕が24人に勝つまで続けるそうです。だから『ビリヤードバトル24』っていうタイトルです。なんか無理矢理感がありますけど(笑)。

 

――この機会にPRなどありましたら。

 

今:読んでいる方はビリヤード愛好家の人が多いんですよね? ビリヤード場のエアコン清掃などであれば、お役に立てるかもしれません。本当は店舗清掃が僕の本業ですが、ビリヤード場で業者を入れているところは少ないですし、エアコン清掃は効果が大きいので、もし「今頼んでいるところが高い」といったところがあれば、声をかけてもらったらネットワークがあるので広いエリアで紹介できるかと。

 

――会社は清掃のみを請け負っているのですか?

 

今:最近は異業種交流会などで人脈が広がって、色んなことを始めています。例えば、六本木に『小顔サロン be』というお店があり、そこへ出店協力もしています。そして、オープン可能かまだわかりませんが、たこ焼き屋さんの開店に向けて動いています。あと、これは規模が大きい会社が対象になりますが、本格的な経費削減をビジネスとして行っている会社とも提携をしています。このように人脈の広がりとともに業務形態も広がっています。

 

――多岐に渡っていますね。

 

今:あ、余談になりますが、その異業種交流会で、「せっかくアマチャンピオンがいるから」と企画してくれて、大阪でビリヤードのイベントを行いました。ワイワイと楽しむ会でしたが、参加された方が少しはビリヤードに興味を持ってくれたのではないかと思います。

 

――KRCの方はいかがでしょう?

 

今:おかげさまでメンバーも安定していて、熱心に参加するプレイヤーも増えています。ただどの県も同じだと思いますが、高齢化が進んでいます。ですので学生とか20代の選手が入ってくれたら嬉しいですね。若い人を大事にしたいと思いますし、今はそんなに怖い人もいないので(笑)、安心して入会してください。

 

――今日はありがとうございました。益々のご活躍に期待します。

 

今:こちらこそありがとうございました。ビリヤードを通じて人脈が広がっているので、この記事をきっかけにさらに輪が大きくなれば嬉しいです。ぜひ会場などで気軽に声をかけてください。

 

(了)

 

 

今村哲也:Tetsuya IMAMURA

生年月日:1981年6月27日生まれ(取材時38歳)

血液型:A型

出身・在住:京都府出身京都府在住

職業:株式会社クリーンオネスト・代表取締役社長

所属店:VAMP(京都市伏見区)

所属団体:KRC(京都ローテーションクラブ)現理事長

プレーキュー:アダムジャパン『MUSASHI』(倭)(シャフトは早川工房オリジナル10分割)

主な戦績:

2014年『全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会』(国体記念大会)3位タイ

2017年『アマチュアポケットビリヤード選手権大会』優勝

2019年『日本縦断関西オープン』準優勝

憧れのプレイヤー:折戸和幸(KRC元理事長)

ビリヤードを教えてくれた人:当時の周りのプレイヤー全員

ビリヤード以外の趣味:スポーツジム、2ヶ月に1回のフットサル、冬はスノーボード

座右の銘:誘われたら断らない

 

 

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