〈BD〉もうすぐ『WPS第2戦』in NY。日本の大井直幸、栗林達、高野智央が参戦。フォーマット変更あり

今年から始まった

8ボールの国際ツアー『World Pool Series』。

その第2戦が間もなく開始されます。

会場はニューヨークのビリヤード場

『Steinway（スタインウェイ）』。

スト様ことE・ストリックランドのホームグラウンドです。

会期は4/5～4/8（日本時間で言うと4/6～4/9）。

毎日、トリックショットの革命児、

F・コーラーのパフォーマンスも行われるそうです。

今回は年間4戦が予定されているWPSの「第2戦」で、

「Aramith Masters’ Championship」

というタイトルが付けられています。

（同時開催のサブイベントの方は

「Kamui Challenge Championship」）。

出場枠は最大96のようですが、

全部埋まっているのかどうかは不明です。

本イベントはWPA公認試合ですが、

台湾トップたちや欧州選手など、

出ていないトップ選手もそこそこいます。

今回、日本からは第1戦で5位に入った大井直幸と、

これが初参戦となる栗林達と高野智央、

3名のプロが参戦します（JPBA）。

※第1戦での大井プロの談話はこちら。

栗林プロと高野プロは無事にNY入りし、

先ほど元気に会場に下見に行ったようです。

同行している「トミーさん」（右端）から

写真をいただきました。↓

…………

そしてそして。

大会創立者でプロモーターの、D・アプルトン、

第2戦にして結構フォーマットをいじってきています。

旧：完全シングルイリミネーション・13ラック先取～15ラック先取

↓

新：9ラック先取のダブルイリミネーションで16名を選抜。

それから、シングル。

6ラック先取の2セット先取

（第3セットがヒルヒル〈6-6〉になったら、

「シュートアウト勝負」あり）

恐らく、第1戦を終えて、「試合が長い」

「シングル（一発勝負）は厳しい」という

意見が多くあったため、

大会前半はダブルイリミで行うことにし、

ベスト16以降は、

テニスのような「セットマッチ」形式にして、

起伏や盛り上がりどころを

設けることにしたのでしょう。

ブレイクやジャンプショットに関するルールも

色々と修正されています。

興味のある方は、英語ですが、公式サイトのこちらを。

ブレイク時の手球の置き場所は、

前節でも「正面目からはブレイクできない」という

「逆ブレイクボックス」でしたが、

今回からさらに手球の置ける範囲が狭くなって、

左右のクッションから15cmほどになるようです。

つまり、9ボールのような「サイドブレイク」が

基本になりますね。

「ブレイクで入った球が即マイボールになる」

（ロー、ハイを自分で選べない）のは前節同様です。

ジャンプキューは自分がポジションミスなどで

手球を隠してしまった場合は使えず、

また、1試合で最大3回までしか使えません。

…………

ライブストリーミングに関しては、

前節は有料でしたが、今節はどうなるのか。

どこかで「無料」という記述を読んだ気もするのですが……。

恐らく公式FBページに何かしら出てくると思いますので、

情報が入り次第お伝えします。

第1戦では、ロシアのエース、R・チナホフが

決勝戦でL・V・コルテッザを倒して優勝しています。

（※結果記事はこちら）

第2戦はどうなるでしょうか。

日本の大井・栗林・高野の3名の健闘を祈りましょう！