〈BD〉月刊『タカタ写撞部』2017 March

【女王の系譜】

BDをご愛読の皆さまこんにちは。タカタです。

“データバージョン写撞部”も今回で4回目。

今回でいったん終わりにして、次回からは

通常運転の写撞部に戻りたいと思います。

…………

さて、先の『大阪クイーンズオープン』では、

和泉早衣子プロが初優勝を飾りました。

この大会は1989年に始まり、2013年に

『全日本女子ナインボールオープン』から

現名称に改めて継承された歴史ある大会です。

以前から、漠然としたイメージですが、

『常に本命格が優勝している試合』

という印象がありました。

そこで今回は、

過去20年（19回開催）分を調べて、

入賞者一覧と優勝者のその年の日本ランキングを

まとめてみました。

それ以前がさかのぼれないのではなく、

JPBAが女子の全国統一ランキングを公開したのが

1998年から、ということで線を引いています。

それでは、リストを見てみましょう！

この表は色々な見方ができると思いますが、

優勝者のその年の日本ランキングに注目です。

なんと過去18人の平均が「2.9444位」。

この数字は思った以上の数字。

ちなみに準優勝者の同平均は8.0位と差が出ました。

“イメージ”はほぼ正しかったようです。

他の大会でも似た数字が出るのか、

それとも、この大会が特別なのか？

それはいずれまた掲載するかもしれない

『かえってきたデータ写撞部』で（笑）。

しかし大会開催も『継続は力なり』。

この大会も再来年には30回の節目を迎えます。

歴代優勝者・入賞者にスター選手の名前が並ぶと、

トーナメントの格式も高まる印象です。

今回のリストでズラリと並んだ名手たち。

その全てに敬意を表したいと思います。

そこに新たに名前を刻んだ和泉早衣子プロ。

あらためて、おめでとうございます！

【2017年3月・この1枚】

2014年の『ジャパンオープン』

アマチュア時代の和泉早衣子プロ（3位入賞）

ニューピアホール（東京都港区）

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〈近況Info〉

大井直幸プロの"マスターズ試合後インタビュー"の

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※『タカタ写撞部』は、 

ビリヤードを日本一楽しんで撮る男であり、 

『ビリヲカ』監修者でもある 

タカタアキラ氏の寄稿記事です 

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来月もお楽しみに！