〈BD〉男子、女子、そしてトクセツ――ジャパンオープンDay 2のちょっと裏側とフォトギャラリー

 

普段、気怠げなヤン様(左。楊清順)が

なんだかとても楽しそうだし、

 

光頭フィリピンチームと呉珈慶(右)も

ヤン様の右手を凝視してるし、

 

よく見ると、C・ビアドもいるし……。

 

…………

 

これは、

ジャパンオープン大会2日目(17日)の一幕。

 

ベスト32戦に勝利し、

特設会場(18日)行きを決めた、

 

楊清順のベスト16・枠順抽選シーンです。

 

彼が引いたのは、

14年ぶりの特設行きを決めた

西尾祐プロの隣でした。

 

枠順ひとつで試合が変わり、

誰かの人生が変わる。

 

抽選とはそれほど大きなものですが、

 

そうと決まってるならまあ楽しくやろうさ、という

海外トップ達に共通するノリがありました。

 

これは、張榮麟の抽選シーン。 ↓

 

 

引いたのは、

 

高校(ビリヤード専科のある台湾の高校)の後輩である

呉珈慶(元台湾・現中国)の横。

 

引いた方も引かれた方もかなりうけてました。

 

…………

 

こちらは大井直幸の抽選シーン。↓

 

 

本人は「どこでも良いっす~」という感じで

さくっと引いてたのですが、

 

羅立文と土方隼斗はさすがに気になっていた模様で、

1回戦で当たらないとわかって「おぉ!」。

 

「えー、そんなに?(笑)」

というのが大井プロの第一声。

 

以上、抽選模様あれこれ。

 

ちなみに、大井プロの横を引いたあの九州男児は、

 

「BD、明日の俺の写真は早めに撮っておいてくれ。

相手があいつだから、

ひょっとしたら撞いてないかもしれない(笑)」

 

と、言い置いて池袋ロサを後にしています。

 

…………

 

そんな抽選を経て確定した、

 

本日、最終日(18日)のベスト16の枠順は以下の通り。

 

羅立文 vs 藤本共史アマ

張榮麟 vs 呉珈慶

照屋勝司 vs 佐藤正行

栗林達 vs J・イグナシオ

 

土方隼斗 vs 竹中寛

A・リニング vs 西嶋大策

楊清順 vs 西尾祐

北谷好宏 vs 大井直幸

 

会場は東京・竹芝『ニューピアホール』特設会場。

 

予選結果など、オフィシャルインフォは、

大会公式Facebookページでどうぞ。こちらから。

 

…………

 

 

池袋『ロサ』で行われた男子2日目(17日)。

 

昨年よりもギャラリーが多かったと思います。

 

カメラを持ってテーブルの向こう側

(ギャラリーサイド)に行くのを諦めたほど。

 

通路などはさすがにキャパオーバーだったでしょうか。

 

日本人も外国人も、プロもアマも、

ベテランも新鋭も、まとめてたくさん見られる

この大会2日目が「美味しい」ということ、

多くの撞球ファンが知っているようです。

 

フォトギャラリーは下の方にあります。

 

…………

 

この日もドラマが多くて語りきれませんが、

 

佐藤正行プロが、ベスト128で

ディフェンディングチャンピオン・C・ビアドを討伐!

 

……は、語り継ぎたいナイスゲームでした。

 

ヒルヒルで佐藤プロが勝利(9-8)。

 

最終ラック、ビアドが1番インスクラッチをした後、

3番から取り切る姿はこちらの動画でどうぞ。↓

 

 

佐藤プロはこのビアド戦の後、

ベスト64、32にも勝ち、トクセツ行きを決めています。

 

佐藤正行談:

 

「腕がブルブルしてました(笑)。

 

最後、ビアドが1番を入れてスクラッチした時は

嬉しい半面、勘弁してくれよーと(笑)。

 

でも、ギャラリーの皆さんが

味方についてくれているなと感じられて、

とても力になりました。

応援されながら撞けて、勝つことができて

嬉しかったです。

 

特設会場で撞くのはこれが2回目です。

今日のような感じで頑張れたらと思っています」

 

佐藤プロの本日(18日)の相手は、

 

ジャパンオープンでアマ時代に3位入賞のある

照屋勝司プロです。

 

…………

 

 

"スライドストローク"の持ち主、

フィリピンのJ・イグナシオも特設会場へ。

 

写真も絶賛スライド中。

いや、単なるブレ写真ですが……。

 

彼のベスト16の相手は栗林達プロ。

"褐色の超人"対決ですね。

 

…………

 

Photo : Hanae
Photo : Hanae

 

一方その頃、

 

この日が大会初日となる女子の部は、

 渋谷『CUE』で着々と予選が進んでいき、

 

今日(18日)の特設会場でプレーする8名が決まりました。

 

ベスト8:

河原千尋 vs 陳佳樺(台湾)

吳芷婷(台湾) vs 木村真紀(JPBA) 

梶谷景美 vs 夕川景子(JPBA)

栗林美幸  vs 郭思廷(台湾)

 

日本トップ勢vs台湾勢という図式になっています。

 

…………

 

女子会場にいた「はなえ」さんから

送っていただいたのが、

 

残念ながら特設行きは叶わなかった

野内麻聖美プロの写真。

 

 

 「そうね、今の私の気分は…………」

 

 

「バナナ!」

 

ありがとうございます(笑)。

 

…………

 

 

2週間前の『関東レディースオープン』で優勝した、

 

19歳のゴールデンルーキー、平口結貴プロは、

 

トクセツ一歩手前のベスト16で、

2014年覇者・呉芷婷(台湾)に敗れてしまいました。

 

今回も、関東オープンに引き続き

テレビクルーが密着取材。

 

番組情報などは確定し次第、近日お届けします。

 

…………

 

 

一方さらにその頃、

 

特設会場『ニューピアホール』では着々と準備が進み、

 

8台のテーブルが設置完了。

 

今年も「テーブルラッピング広告」やってます!

 

ここで撞けるのは、男子16名・女子8名だけ。

 

その狭き門、この明るいステージ……

それは皆、ここを目標にしますよね。

 

(写真を撮ってくださった加藤さん、

ありがとうございました)

 

…………

 

 

で、男子会場に戻って。

 

今年、トクセツ行きを決めた一番手は、

 

今年既に5勝と好調の土方隼斗プロでした。

 

土方隼斗談:

 

「今日は超頑張れました。

 

やっぱりジャパンオープンは

予選からタフな試合ですね。

 

今日も朝から厳しい試合が続いたんですけど、

メンタル面をちゃんと落ち着かせて撞くことができました。

 

特設への意気込みですか?

優勝したいです!

 

僕は2013年に優勝できましたが、

2014年2015年と連続で特設行きを逃してますので、

 

まずは特設で気持良くプレーできるようにしたいです。

とにかく楽しみです!」

 

本日のベスト16で、竹中寛プロと対戦します。

 

…………

 

 

そして、トクセツ行き切符、

最後の一枚を手にしたのは、

 

今年、病からの復活Vを遂げた西嶋大策プロ

 

「特設会場で撞くの、13年ぶりですよ!

 

はい、あの時以来です(2003年、当時アマで優勝)」

(西嶋)

 

明日、ダイサクはベスト16でリニングと対戦。

 

手球仙人対決、撞球ファンなら必見です。

 

…………

 

さあ、ジャパンオープンは

いよいよ今日18日がラスト・デイ!

 

男子ベスト16が午前10時から、

女子ベスト8が正午頃から始まります!

 

 

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