2015年

9月

21日

〈BD〉「もう一段階、上があったはずだけど……」。赤狩山幸男・2015世界選手権終了談話

Yukio Akagariyama
Yukio Akagariyama


『男子ナインボール世界選手権』の

ベスト32で敗れた、日本勢最後の砦、


赤狩山幸男の談話をお届けします。


…………


Yukio Akagariyama


1975年3月13日生

大阪府出身・東京都在住

JPBA32期生

2011年ナインボール世界チャンピオン

2011年テンボール世界選手権3位

2009年&2012年チャイナオープン3位



Resut


●グループラウンド

9-8 S・R・フランシスコ(スペイン)

9-6 楊清順(台湾)


●ベスト64~

11-5 J・チュア(フィリピン)

9-11 柯乗中(台湾)


…………


――お疲れさまでした。

今年の世界選手権はいかがでしたか?


「最後、柯乗中との試合で

何回かミスをしましたけど、

あれを入れてないとダメということですね。


上では戦えないです。


負けたのは悔しいけど、

ああいうミスしている以上は

負けても仕方ないと思います。


最低でもベスト8進出、

というのが一つの目標でした。


そこまで行けば日本(JPBA)の

ランキングにもポイントが付くので。


そういう意味でも、

今回の成績は物足りないです」


――なかなか「集中しきった状態」には

なれていなかったようですが。


「ですね。


もう一つ……もう一段階、

上の状態があるように

僕自身は思っていたんですけど、


そこまで行けなかったのは

悔いが残るところではあります。


今年のピークを

ここに持ってきたつもりだったんですけど……」


――プレーリズムや表情などは

日本で見るのと変わらず……。


「それは、変わらないと思います」


――緊張感も?


「まあ、変わらないです。


あまり良くないことだけど、

緊張感が全くなかったゲームもありました。


グループラウンド初戦の

S・R・フランシスコ戦は、

集中もなく緊張もなく、

だらだらとゲームが進んでいって……。


日本でもそうなんですけど、

いつも海外で負ける時は、

ああいう状態になって

自分がミスして負けるというのが多い。


他の3試合は、

緊張感も集中状態も普通だったと思います」


――グループラウンド突破時の談話で、

「このレベルの戦いでは、

ミスが2回だと負けておかしくない」と

語っていました。

たしかに4強に残ったメンバーを見ても

極めてミスが少ないですね。


「みんな上手です。


11ゲーム先取だと、

だいたいそんなもんじゃないですか。


このテーブルコンディションだと

『ミス2回』というのが一つの目安かなと。


11ゲーム先取では、片一方にずっと

流れがあるということはまずない。


どこかでチャンスは来ます。


でも、それを逃してしまうと、

また相手に流れが行ってしまう。


その流れの行き来のタイミングは

たいてい純粋なシュートミスの時です。


ワンミス勝負という場合もあるでしょうしね」


――赤狩山プロが世界チャンピオンになった

2011年は、ノーミスの試合は有りましたか?


「ノーミスは無かったんじゃないかな。


あの時のテーブルコンディションだと、

僕だけでなく、皆、

今回よりミスはあったと思います。


渋くて入りづらいテーブルでしたし、

もっとややこしい配置を

撞いてることが多かったと思うので」


――ああ、あの年の試合テーブルは

『ダイヤモンド』でしたし……。


「そう。僕の感覚だと、


ダイヤモンドの方が

今回のウィラカよりだいぶシビアですね。


あと、2011年も今回と同じように

ラックシートを使ってましたが、

レフェリーラックでした。


で、レフェリーが組むラックが、

適当なことがまあまあありました(笑)。


それから、あの時もスリーポイントルールは

適用されてましたけど、


その攻略法を突き詰めてやってる人は

まだ少なかったんじゃないかな。


ブレイクで形を作りに行ってる人なんて

まだほとんどいなかったから。

ただ適当に強く割るみたいな。


その2つの意味でぐちゃっとした配置になることが、

今回よりは多かったし、

それを取っていく技術が必要でした。


それに比べると、

今回のコンディションは、

より高いショット力が求められますね。


遠くても薄くても入れられるという

ショット力がまず必要です」


――入れやすいテーブル環境だからこそ、

狙った球は確実に入れないといけないと。


「今回の4強なんて、

本当そういう感じですもんね。

皆、ショット力抜群って感じ」


――若さも関係あるでしょうか?


「あると思います」


――今回ここに来て思ったのは、

各国の主力選手の低年齢化です。

世代交代が進みつつあるな、と。

スポーツではそれが普通ですが。


「そうですね。


上手く言えないけれど、

日本の若い選手ももっと来たらいいのにと

思いますよ。


観るだけでもわかることが

たくさんあると思いますし、

日本のことも見えてくると思います」


――もちろん、赤狩山プロ自身も

来年も来るつもりなのでしょう。


「もちろんです。


今年は今日でもうドーハ生活13日目か……。


今は早く日本に帰って

寿司が食べたいですけどね(笑)」


(了)


2015世界選手権・日本勢談話

●ベスト64敗退

川端聡

大井直幸

栗林達


●ステージ1敗退

竹中寛

吉岡正登

有田秀彰

白岩篤


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