2015年

8月

12日

〈BD〉テンボールの「ブレイクボックス」に解はある!? 動画あり


日曜日に行われた

JPBA東日本男子プロツアー

『グランプリイースト第5戦』(GPE-5)は、


「ブレイクボックス」という

ブレイクのレギュレーション有りで

行われました(詳しくはこちらの記事を)。


早い話、(最も的球が入りやすいであろう)

真正面からはブレイクができません。


両サイドのクッションレール側が

OKエリアになってます。


プロ達はどうするのかなと思って

観ていたのですが、


OKエリア内で、

できる限り厚く手球を置いて、


"正面ブレイク"と同じ狙い

(ラック2段目の球をサイドポケットに入れる)で

打とうとしていた人、


とりあえずハードブレイクをしていた人、


毎回のように手球位置を変えていた人、


ブレイクインが結構あった人、


全然入ってなかった人、


……など、色々な人がいました。


「事前に対策を考えて練習しましたか?」


ということも数名に聞いたのですが、


「やりました。でも、まだ正解がないです。

今日も手探りです」

という回答が多かったです。


ある一人のプロは、


「事前にひと通りの場所から試しましたよ。

でも、今日はどこからやってもダメだった(笑)。


対戦相手は毎回のように的球が入ってたので、

手球位置と強さを真似したつもりだったけど、


……はいダメー !!!!(笑)」


とのこと。


テーブルが変わればコンディションも変わるので、

練習と同じようには行かないんですよねぇ。


結局、今回のGPEでは、


テンボールのブレイクボックスに対する

「特効薬」「定石」はまだないように思えました


(既に「見付けた」人も、

メディアにはそうは言わないでしょうけど)。


だから、昔、皆のブレイクショットが

そうであったように


あれこれ考えず「パワーで粉砕する」。

……それも一つの解でしょう。


…………


参考までに、今大会のファイナリスト、

栗林達プロと土方隼斗プロのブレイクを

観てみましょう。


…………


まずは、優勝した栗林達プロのブレイク。



いわゆる「コントロールブレイク」風ですね。


これは、本人が昨日の談話で語っていた通り、


「正面ブレイクと同じく、

ラックの2段目の球を狙って打っている」

ブレイクです。


ここで言う2段目の球とは「6番と7番」で、

6番が入っています。


でも、普段の栗林プロの正面ブレイクとは、

パワーも撞点も厚みも違っているように見えます。


栗林プロ本人は、この動画を観て、

ビシッと短く一言、


「これは、バランス、良かったです。


あと、改めて

『早瀬プロ、ありがとう』ですね(笑)」


と語ってくれました。


…………


次に、今大会準優勝の

土方隼斗プロのブレイクです。



これはかなりハードですね。


球同士が当たってる音が何度もしています。


6番イン。


手球はほとんどストップしていますが、

他の的球に蹴られてます。


残念ながら、

取り出し(1番)は見えていません。


ベスト16ではこのハードブレイクで

5個インもあったとか。


土方プロ、色々と語ってくれました。


土方隼斗談:


「BDさんが僕と栗さんのブレイクで

カメラを構えてた時に、

『これは素材になるな』

と思って撞きましたよ(笑)。


これは当たりは良かったですが、

配置は良くなかったです。

スピードは40キロちょいくらいだと思われます。


今回のブレイクボックスに関しては、

事前に練習はしてましたが、


僕は(優勝者シードで)

前日予選がなかったので、

3種類のブレイクを用意して、

当日、その中の良いのでいこうと決めてました。


一つ目は、

ブレイクボックスギリギリ(内側)の

ハードブレイク。


二つ目は、

ブレイクボックスギリギリ(内側)から撞く、

ラックの2段目の球を落とす狙いの

コントロールブレイク。


三つ目は短1P×長1Pの所に手球を置く、

レールブリッジのコントロールブレイクです

(※下の方に参考動画あり)。


主催者側の意向として、

ハードブレイクを引き出したい狙いで

このルールにしたのかなーと思ったので、


当日、ハードブレイクの

イメージが悪くない限りは、

それで通してみようと決めていました。


なので、ベスト16はハードブレイクで

やり続けてたのですが、


TVテーブル以外のテーブルだと、

ハードブレイクをした時に、

蹴り足(右足)が隣のテーブルに

当たる危険性もあるなと思ったので、


ベスト8では、三つ目の

短1P×長1Pのコントロールブレイク

メインでやっていました。


その時の雰囲気が良かったので、

準決勝はTVテーブルではありましたが、

引き続きコントロールブレイクでやっていました。


でも、結果的にたまたま上手くいってた

時もありましたけど、

やっぱり肝心の手球のコントロールは難しく、


上手く撞けた実感があった訳ではなかったので、

またハードブレイクも混ぜたりしました。


不思議なもので、ベスト16は

TVテーブルでハードブレイクをして

ほとんど毎回良い配置だったのに、


同じテーブルでの決勝戦では

ハードに打っても全く良い配置にならなかったです。

上の動画のように(笑)。


それでコントロールブレイクに戻したら

スクラッチをしてしまったり……(↓これ)



最後はブレイクが空回りしてしまいましたね。


……という感じです!」


隼斗プロ、ありがとうございました!


…………


以上、プレイヤーの皆さんの

参考になれば幸いです。


……とはいいつつ、


今後、ブレイクボックス採用の

テンボールの試合が行われるのは

いつだろうか……?!?!


…………

 

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