2015年

5月

29日

〈BD〉明日はGPE-3。注目プロインタビュー「照屋勝司」

照屋勝司(Katsuji Teruya)
照屋勝司(Katsuji Teruya)


年間15戦前後の公式タイトルを巡って

しのぎを削るJPBA男子プロ達。


未勝利ながら、

上位進出のアベレージが高く、

「いつ初優勝してもおかしくない」

と言われているのが、


プロ7年目、JPBA43期生の

照屋勝司プロです。


これまでに準優勝5回。

今年は6戦中5戦に出て予選落ちなし。


そんな照屋プロを、


今週末の『GPE-3』での

BD的注目選手としてピックアップ。


自身の「試合」観を聞いてみました。


飾り気なしの言葉。響きます。


…………


Katsuji Teruya


1983年1月11日生

沖縄県出身・神奈川県在住

JPBA43期生

『北海道オープン』

『関東オープン』

『GPE』(3回)で準優勝あり

他、上位入賞多数

使用キューはMEZZ / EXCEED

所属は『ハイランド ビリヤード』、

MECCA



――今年、6試合中5試合に出て

全て決勝ラウンド進出。

アベレージが高いですね。


「いやぁ、

ツキで勝ち上がれているだけだと思います。


取らなくちゃいけないところが取れているから

決勝ラウンドに残れているとは思いますけど、

僕の場合、95%は運じゃないかな。


1球1球勝利に近付いていくうちに、

(ツキが)『来てるなー』と思うことが多いです。


当然、予選を通過したいっていう気持ちを

持ってやってるんですけど、

技術的な部分での自信はないですね(苦笑)。


満足行く球を撞けたことはほとんどないです。

9割以上は納得行ってません。


でも、満足行く球を撞こうとも思ってない。

試合中は『無』です。


そして、年を追う毎にどんどん落ち着いて

戦えるようになってきてはいます。


『負けたらしょうがない』と思って

やっているのが良いのかもしれません」


――先週末の14-1は3位でした。


「今年の最高成績が14-1で出ましたね(笑)。


アマ時代、神奈川に来たばかりの頃は、

毎日14-1ばっかりだったんです。


特に上手くはならなかったけど。


だから、今も内容は良くはないでしょうけど、

14-1の試合は気分的に嫌ではないです」


――高い決勝ラウンド進出率を

維持できている秘訣とは?


「うーん……、なんでしょう。


さっきも言った精神面での落ち着きですかね。

イライラすることが少なくなってきたかな。


それと、

ミスは誰でもするものだなということが

わかってきました。


問題はそれが致命傷になるかならないか。


僕の場合はたまたま致命傷になることが

少なかったから、

決勝ラウンドに残れたというだけです。


やらかしても致命傷になってないことが

多いという意味でラッキーなんです」


――プロ入り以来準優勝が5回。

ファイナルでは毎回負けてしまっています。


「どの試合も準決勝までは良いんです。

内容はどうであれ、精神面は良い。

というか、試合中はあれこれ考えてない。


でも、決勝戦は、

何か違う状態になっちゃうんでしょうね。


なんて言えば良いんだろう……

気負ってはいないですし、

プレッシャーをそこまで感じている訳でもない。


ひょっとしたらそこがダメで、

もっとプレッシャーを感じながら

撞くのが良いのかもしれないです」


――初優勝を飾るプロが次々に生まれてくる。

その状況を見て羨ましいという気持ちは?


「いや、他のプロが先に優勝しても

別にどうこうはないですよ。


お店(ハイランド)の

お客さんとかには言われますけどね(笑)。


優勝は、

皆がそれぞれ頑張ってやってきた結果だから。


自分にはまだ優勝するだけの

頑張りが足らないということだと思うし、

技量もその程度のものなんだと思っています」


――一番初めの準優勝は

ルーキーイヤーの2009年のGPE-4でした。


「覚えてますよ、今も(笑)。


自分が8-2でリーチをかけて、

ゲームボールを撞いたのに外してしまった。


そこから高橋邦彦プロに逆転負けです。


あれ以来トラウマが…………

いや、それはないんですけど(笑)。


2012年のGPE-6も、

鈴木清司プロとヒルヒルまで行って

負けています。


やっぱり決勝で負けたら、熱い。

熱いなんてもんじゃないです。


でも、最近は決勝に行って負けても、

『次がある』という風に思えるようになりました。


そもそも、

ファイナルまで行けたのもたまたまですから。

だいたい相手のミスに助けられてます」


――上に行くのは「たまたま」ですか。

「勝つぞ!」という気持ちは?


「うーん、

試合で『勝負』という感覚はあまりなくて、

自分のやるべきことをやるというだけですね。


いつからかわからないけど、

最近そうなってきました。


課題を持って練習して、

試合でそれを達成しようとする。


その結果、

どこかで負けてしまうことになっても、

それがその時点での『答え』だなと」


――その「課題」とは?


「精神面ですね、ほとんど。


試合中、流れが悪くなった時に、

精神面が揺れる訳ですけど、

そこで立て直すことができるかどうか。


ダメな時って『集中できてないなー』って

自分で気付くんですよ。

そうやって自分のことばかり

考えているのは良くない状態です」


――では、優勝するために必要なこととは?


「まずは気持ちじゃないでしょうか。

優勝したいという気持ちの強さが

もっと必要なんだと思います。


それと、先輩達の方が技術力が高いのは

間違いないことなので、

自分はシュート力で行くしかないです。


僕、思うんですけど、


トッププロと呼ばれる人達は、

自分の技量で勝ち上がって行く。


でも、僕はまだツキで勝ち上がってます。


この違いは大きいなと。


逆に言うと、負ける時、


僕は自分に原因があることが9割以上で、

『相手が良かったから』は1割もありません。


振り返ってみれば、

何かしら自分がやってしまってるから

負けているんです。


勝てるプロになるということは、


いかに

『自分が先にやってしまわないようにするか』

ということなんだと思います」


――とてもよくわかりました。

この話の流れからすると軽い表現になりますが、

今後の目標は『まずは1勝』でしょうか?


「はい、そうですね(笑)。


まず1勝して、

その瞬間からノリノリになって、

2勝3勝……としていきたいと思います」


…………


明日の『GPE-3』の予選、

照屋プロの会場は『キャノンボール大森』です。


同じ組の強敵は、

今年の『関西オープン』覇者、

嶋野聖大プロということになるでしょうか。


日曜日(決勝ラウンド)の会場は

『Link北千住店』です。


…………

 

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