〈BD〉「規律正しい生活と充実した練習が今年の成績に繋がっていると思う」――『GPE-4 in 東京 ロサ』優勝・羅立文の談話

 

25日~26日(土―日)の

グランプリイースト第4戦 in 東京 ロサ』(GPE-4)で優勝。

今季JPBAランキングイベントで3勝目を挙げた

羅立文(ロ リウエン)の談話です。

大会翌々日に取材しました。

 

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――今季GPEで2勝目、JPBAランキングイベントでは3勝目です。

 

羅:もうホントに嬉しいですね。フォーマットもテーブルコンディションもタフだったので、特に決勝日はずっと気が抜けませんでした。最後まで集中を切らさずプレーして勝てたことが嬉しいです。

 

――4月の『関東オープン』に続いて今回も池袋『ロサ』さんでの優勝です。以前語っていたようにやはり相性が良い会場ですね。

 

羅:そうですね。でも、全く楽ではなかったです。あのフォーマット(ブレイクルール)だと良い配置になりにくいことはわかってましたし、テーブルコンディションも簡単ではないので、一生懸命頭を使って、合わせながら撞いてました。

 

――今回のブレイクレギュレーションは【9番オンフット、ブレイクボックス有り、スリーポイントルール無し、交互ブレイク】ということで、WNT.(ワールドナインボールツアー=マッチルームが運営)とほぼ同じでした。今の世界標準ではありますが、日本ではまだ採用例が少ないです。羅プロはこのブレイクの練習はしていますか?

 

羅:WNT.の試合は見ていますし、9オンフット+ブレイクボックスの研究はしています。ただ、今回は『東海グランプリ』(10ボール。羅プロは3位)の1週間後にすぐこのGPE-4だったので、ちゃんと練習できる時間は少なかったです。どういう風にブレイクすれば良いかというイメージはあるんですけど、それを実現させられる確率はまだまだ低いです。

 

――ブレイク以外のプレー内容や精神面はいかがでしたか?

 

羅:さっきも言った通りフォーマットもテーブルも難しいので、プレー面ではちょっと崩れかけた時がありました。でも、自分にはそんな時の対処法にもメソッド(羅プロがレッスンで教えている「日台ハイブリッドメソッド」)があります。だから、すぐ気持ちを切り替えて再び集中できるようになりました。良い集中が続き、“ゾーン”に入っていた時間帯もありました。

 

――決勝戦は赤狩山(幸男)プロのマスワリで始まりました。

 

羅:赤狩山プロの気合いを感じる素晴らしいスタートでした。でも、今回は交互ブレイクでしたし、焦ることはなかったです。逆にこちらもより気合いが入って「頑張るぞ」と集中出来ました。

 

――羅プロは決勝戦で普通のシュートミスはなく、コンビのミスとオープンなセーフティが数回あったぐらいで、あまり隙を見せることがありませんでした。

 

羅:決勝戦全体を振り返ると、たぶん平均以上のレベルのプレーを続けられていたと思います。赤狩山プロはいつでも、誰が相手でも逆転出来るプレイヤーで、常に「相手のミスを逃さない」という雰囲気を出しているので、こちらも極力ミスを少なくして、チャンスを渡さないことを心掛けています。それはお互いに思っていることだと思いますけど、私は最後まで気を抜かずに戦えたと思います。

 

――羅プロは7月末までで優勝3回(準優勝2回、3位1回)。そして、どの大会でも決勝ラウンドに残っています。

 

羅:例年と同じようにハイアベレージを維持出来ていると思いますけど、7月末の段階で3回優勝出来ていた年はそんなになかったと思います(※ BD注:2009年のプロ入り以降、2010年、2012年、2015年、2024年は7月末時点で3回以上優勝している)。最近ますます規律正しい生活と練習を心掛けるようになり、おかげさまで仕事も充実しています。そして、どんな種目・フォーマットでも試合に向けてちゃんと準備をしています。そういう安定した日々がこの成績に繋がっているんだと思います。それに、もう48歳になりましたからね(笑)(※誕生日は7月10日)。やっぱり精神的に前より落ち着いてきているんだと思います。

 

――今年ここからの予定は?

 

羅:今年は国内プロ公式戦(JPBAランキングイベント)にすべて出る予定です。2022年以来のランキング1位を獲りたいです。海外は、行くとしたら中国か台湾になると思います。

 

――チャイニーズプールは?

 

羅:今も変わらず『DUYA CLUB 関内店』(羅プロが経営するチャイニーズテーブル4台のビリヤード場。以前から経営する『POOL LABO』と同じビルにある)でたくさん練習しています。来年は中国開催のDUYA(チャイニーズ9ボール)やJOY(チャイニーズ8の試合)の大会のうち、出られるものにはすべて出るつもりです。

 

――最後に、応援してくれている人たちに一言。

 

羅:皆さん、いつも私とPOOL LABOとDUYA CLUBを応援してくださりありがとうございます。おかげさまで日々の練習も仕事も充実していて、すべての試合に高いモチベーションで挑むことが出来ています。今年後半ももっと優勝出来るように、1日1日を大事に、規律正しい生活を続けていきます。ビリヤードのモチベーションの保ち方や、試合中に崩れかけた時の気持ちの立て直し方などに興味のある方は、試合会場でもお店でも構いませんのでぜひ私に声を掛けてください。レッスン生ではない方も遠慮なくお尋ねください。これからも皆で楽しくビリヤードをやっていきましょう!

 

(了)

 

Lo Li-wen 羅立文 ロ リウエン

1978年7月10日生

台湾出身・神奈川県在住

JPBA43期生

JPBA年間ランキング1位・2回(2010年、2022年)

『全日本14-1選手権』優勝5回

『北海道オープン』優勝3回

『関東オープン』優勝4回

『関西オープン』優勝3回

2023年『北陸オープン』優勝

『グランプリイースト』(GPE)では通算26勝

2010年『USオープン10ボール』準優勝

2015年~2017年『アジア選手権』3連覇

2016年『ワールド14-1』3位

他、優勝・入賞多数

神奈川県横浜市『POOL LABO』/『DUYA CLUB 関内店』代表

Supported by UK Corporationキューショップジャパン、ココカラダ

使用キューは『ZEN』(ゼン) 

使用タップは『Naolly』(ナオリー)

使用チョークは『HeddaRo Max』(ヘッダロ マックス)

 

◇ 2026 GPE

・2月 GPE-1 in 埼玉 Link西川口 杉山功起/羅立文

・3月 GPE-2 in 神奈川 POOL LABO 羅立文/赤狩山幸男

・6月 GPE-3 in 東京 NIKKA5 塙圭介/栗林達

今回→ ・7月 GPE-4 in 東京 ロサ 羅立文/赤狩山幸男

 

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