〈BD〉WPAが「アスリート委員会」を設立。初代委員長はケリー・フィッシャー

初代委員長のケリー・フィッシャー
初代委員長のケリー・フィッシャー

 

今日30日さきほど、

WPA(世界プールビリヤード連盟)が

「アスリート委員会」の設立を

発表しました。

 

初代委員長は元世界女王の

ケリー・フィッシャー(イギリス)です。

 

具体的にいつ・何をして、

どれだけの権利が与えられている会なのか、

現状でははっきりしないところもありますが、

 

「規定」の第3条には、

3.1 WPAの枠組みにおいて、アスリートの権利・利益・福祉を擁護すること
3.2 ルール、規定、競技形式などアスリートに関わる事項への意見提供
3.3 フェアプレー、包括性、平等な機会の推進

とありますので、

 

日本語で言うなら、

様々なスポーツの競技界・競技団体にある

「選手会」が発足したということだと思います。

 

SNS、プレスリリース、

そして委員会細則ページの

抄訳をお届けします。

 

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◇ WPA Facebook(抄訳):

 

【WPA公式声明――アスリート委員会の設立を発表】

 

世界プールビリヤード協会(WPA)は、「WPAアスリート委員会」の設立を誇りを持って発表いたします。

この新たな取り組みは、世界中のプロプール選手の声を反映させるための新章となります。

 

精度・情熱・忍耐で築かれてきたこの競技において、今こそ選手たちが「意思決定の場」に恒常的な席を持つときです。

 

本委員会は、以下の事項に重点を置いて活動していきます:

 

•アスリートの権利保護

•キャリア支援

•メンタルヘルスの促進

•キュースポーツの未来における選手の主体的な関与

 

この重要なプロジェクトのリーダーを務めるのは、世界チャンピオンであり、模範的存在であり、競技界の先駆者でもあるケリー・フィッシャー氏です。委員長として、ケリーは選手たちの声を力強く、そして意義あるかたちで届けていきます。

 

「この委員会は形式的なものではありません。これはムーブメント(運動)です。全ての選手が“見られ、聞かれ、尊重される”ことを実現するためのものです」――ケリー・フィッシャー(WPAアスリート委員会 委員長)

 

この委員会は、大陸・種目・性別を超えて多様な代表で構成されており、「選手による、選手のための組織」として立ち上がります。

 

共に立ち上がり、共に未来を築こう。

 

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◇ WPA ニュースリリース(抄訳):

 

【WPA公式声明 – アスリート委員会の設立を発表】

 

WPAからのエキサイティングなニュース!

 

ワールド・プール・ビリヤード・アソシエーション(WPA)は、「アスリート委員会」の設立を発表しました。

この委員会は、WPAの枠組みの中で、選手の権利・利益・福祉を代表し擁護することを目的とした専属組織です。

 

アスリート委員会は、選手たちが意見を直接発信できるプラットフォームを提供し、ルール・規定・競技形式に関する主要な議論への貢献に加え、フェアプレー・多様性・平等な機会の促進にも取り組みます。

 

■ 委員会の構成

この委員会は、男女それぞれ3名ずつ、計6名の選手で構成され、WPAランキングに基づいて上位の選手から選出されます。

 

■ 選挙プロセス

選挙は2年ごとに実施され、その年の1月1日時点での上位選手に投票権が与えられます。
初回の選挙は、次回のWPA年次総会(AGM)に合わせて実施される予定です。

 

■ リーダーシップと代表性

アスリート委員会の委員長(Chairperson)は、WPAの理事としても職務を兼任し、競技統治の最高レベルで選手の声を届ける役割を果たします。初代委員長には、ケリー・フィッシャー(Ms. Kelly Fisher)氏が就任することが正式に決定しました。任期は2027年のWPA年次総会までとなります。

 

■ ご参加ください!

WPAは、透明性と選手参加の促進に取り組んでおり、すべての対象選手に対し、今後の選挙プロセスへの参加を奨励しています。立候補・投票・選挙スケジュールに関する続報にもご注目ください。

 

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◇ アスリート委員会に関する規定(抄訳)

※原文ページはこちら

 

1 本組織は「アスリート委員会(以下、委員会)」と称する。

 

2 委員会はWPA内におけるアスリートの代表機関として機能し、選手の声を反映し、アスリートに関わる方針や取り組みの策定に寄与する。

 

3 委員会の目的は以下の通り:
 3.1 WPAの枠組みにおいて、アスリートの権利・利益・福祉を擁護すること
 3.2 ルール、規定、競技形式などアスリートに関わる事項への意見提供
 3.3 フェアプレー、包括性、平等な機会の推進

 

4 委員会は以下の6名で構成される:
 4.1 男性選手 3名
 4.2 女性選手 3名

 

5 委員は、WPAランキング上位のアスリートによる選挙で選出される。

 

6 委員長はWPA理事を兼務する。

 

7 委員の立候補資格は以下の通り:
 7.1 現役の選手であり、WPAから良好な評価を受けていること
 7.2 他の選手の利益を代表する意思と姿勢があること
 7.3 WPAや他の団体から重い懲戒処分を受けた過去がないこと

 

8 委員はWPAと良好な関係を維持し続けなければならない。

 

9 選挙は2年ごとに、WPA年次総会(AGM)に合わせて実施される。

 

10 投票権はその年の1月1日時点のランキングに基づき、以下の選手に与えられる:
 10.1 男性上位128名が男性候補に投票
 10.2 女性上位64名が女性候補に投票

 

11 選挙プロセスでは以下が保証される:
 11.1 男女同数の代表性
 11.2 理事会による監督のもと、公正かつ透明な投票手続き

 

12 委員の任期は2年とし、再選可能。ただし、委員会内で選出された委員長(President)の任期は4年とする。

 

13 委員に欠員が生じた場合は、次回AGMまで委員会が補充する。

 

14 2027年以降、委員長の任期はWPA理事任期と同じく4年とする。

 

15 初代委員長はケリー・フィッシャー氏とし、2027年の年次総会まで在任する。

 

16 委員会の役割は以下の通り:
 16.1 WPAに対するアスリート関連事項の助言機関となること
 16.2 選手とWPAとの意思疎通を促進すること
 16.3 方針、プログラム、施策に関する提言を行うこと

 

17 委員長の職務は以下の通り:
 17.1 理事として委員会を代表し理事会に出席する
 17.2 委員会を招集し、議長を務める
 17.3 委員会の活動および提言を理事会に報告する

 

18 委員会は少なくとも四半期に1回開催し、必要に応じて臨時会合を開くことができる。

 

19 会合は対面またはオンラインで行い、全メンバーが参加しやすい形式とする。

 

20 定足数は4名とし、そのうち最低1名ずつの男女両方の出席を要する。

 

21 決議は出席者の多数決で決定し、委員長には決定投票(キャスティングボート)権を含む。

 

22 委員会は、四半期ごとに理事会へ報告書を提出し、WPAには年次報告書を提出する。この年次報告は、委員長が年次総会で発表するものとする。

 

(了)

 

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