〈BD〉ビリヤード漫画『ミドリノバショ』単行本第6巻、小学館より5月19日発売! 作者・岡Qさんのインタビューあり

© 岡Q/小学館 2023
© 岡Q/小学館 2023

 

小学館の漫画アプリ『マンガワン』で

連載中のビリヤードヒロイン漫画、

 

『ミドリノバショ』(by 岡Q)の第6巻が、

5月19日(金)に発売

(※電子版も同時発売。

※地域によっては発売日が異なる場合もあります)。

 

最年少世界制覇を目指して始動した

『チーム翠』。

 

まずは神奈川へ遠征し、

「湘南の人食い鮫」と恐れられる

日本屈指のトップアマの鮫島と対戦。

 

今までとは勝手の異なる戦いの中、

翠は菅や民生のサポートを得ながら

自身を見つめ、競技者として

新たな境地に踏み込んで行く――。

 

注目の新章(Part2)のスタートを

ぜひ単行本でお楽しみください。

 

…………

 

裏少年サンデーコミックス

ミドリノバショ 6

 

著:岡Q

定価:715円(税込)

発売日:2023年5月19日 ※電子版も同時発売 ※地域によっては発売日が異なる場合もあります

ISBN:9784098520688

判型/頁:B6判/192頁

発行:小学館

※小学館公式サイトの単行本紹介ページはこちら

https://www.shogakukan.co.jp/books/09852068

(↑ここから予約注文もできます)

 

小学館公式サイトより部分引用:

 

少女が目指すは世界、最年少チャンピオン!

 

中学2年生になった翠。

彼女にはかつてない強い思いが芽生えていた。

それは、心臓の病気を患う大好きなお爺ちゃんのために

ポケットビリヤード史上〈最年少の世界王者〉になること!

 

指導者・元トッププロの菅、

サポーター・高校生の民生ともに、

翠は厳しい遠征へと旅立つーー!

 

Part2/チーム「翠」、始動!!

 

◎今回もビリヤードがもっと好きになって、

かつ強くなる(!?)おまけ漫画やコラムを多数収録しています!

 

…………

 

1~5巻発売時と同じく、

作者・岡Qさんのインタビューをお届けします。

 

 

――新章(Part2)の始まりを告げる第6巻が出ます。

 

岡Q:ご愛読、また応援を続けてくださっている皆様のお陰で第6巻の刊行に至りました。本当にありがとうございます。第6巻はPart2の始まりの巻です。巻数は「6」ですが、私はPart2の第1巻のつもりで描きました。作品の世界観、登場するキャラクター達はPart1と同じなのですが、物語の描き方は違うものになっています。

 

――具体的にはどう違うのでしょうか?

 

岡Q:Part1は翠の【個人戦】でしたが、Part2は『チーム翠』の【団体戦】になり、作品の根底部分から変わったと言って良いと思います。わかりやすいところでは、「物語が遠征中心になり、戦いの舞台が実家(『球撞楽』)ではなくなったこと」ですね。それに伴い、翠のメンター(師匠)が祖父の沢木から菅に変わっています。また「最年少世界制覇」という明確な目標を持ったことで、それまで楽しむプレーを旨としていた翠が、目標に向けた行動を取り始めたことも大きな変化です。翠に同行している民生も成長し、初心者ではなくなりました。

 

――民生の存在は「初心者目線を持つストーリーテラー」としても大事でしたね。

 

岡Q:作品内ではPart1の結末の時点から半年(開始時点からだと約1年)が経過しているので、連載開始当初、完全なビリヤード初心者だった民生ですが、勉強熱心な彼が1年経っても初心者のままのはずがありません。そのためビリヤード未経験の読者さんが共感しやすいキャラがいなくなってしまいました。ですがPart2(第6巻)からは、新たに初心者の女性「長内優海(ユミ)」が登場します。

 

――岡Qさんの思い描く「チーム感」とは?

 

岡Q:一般的に、野球やサッカーのような団体競技における競技者同士をチームメイトと呼び、その集団を「チーム」と呼びますが、私個人の定義では【ある競技活動の中において利害を共有する者たち=チーム】としています。例えば、競泳の金メダリストの北島康介選手や萩野公介選手を育てた名コーチ、平井伯昌さんが率いた「チーム北島」のような、コーチや名前さえ知られていない裏方のスタッフまでが【檜舞台に立つ競技者と対等なチームの一員】だと感じています。その意味でも『チーム翠』を通して、競技者の翠、指導者の菅、サポートスタッフの民生が、物語の中で同じように悩み、苦しみ、喜び、成長する姿を表現したいと考えています。

 

もっと広義での『チーム翠』とは、著者の私、読者さん、担当編集、マンガワン編集部、作画協力者、BDさんを含む作品のサポーターの法人・団体・組合、それに私の妻や飼い猫まで全てが含まれていると捉えています。これらのどれか一つが欠けたとしても翠が世界チャンピオンになる夢は叶わないからです。

 

――期待を一身に背負う翠がどう成長していくのかも楽しみです。

 

岡Q:これまで挑戦を受けて戦うことが主体だった翠が、自ら向上の場を求め、目標へ向かって前進して行きます。目標の達成には挫折もつきまとい、失うことへの恐れも増幅されます。いままで天衣無縫な振る舞いと才能で強敵を退けてきた翠が、己の力不足からの挫折や、敗北への恐怖にいかに打ち勝って目標に近付いて行くのか。その様を感じ取っていただければ嬉しいです。

 

――恒例の「単行本の特典・オマケ」についても教えてください。

 

岡Q:第6巻これまでと同じく、192ページのボリュームにオマケ要素が満載です。「ちょい足し」「オマケ漫画」「著者コメンタリー」「企画コラム」「カバー折返しカラーイラスト」などが詰め込まれていて、一般的な漫画単行本にある真っ白の(ロゴだけの)ページは全体でたった1ページだけです。本編+おまけ要素のフルコースで、ミドリノバショの世界観を心ゆくまで楽しんでいただけると思います。

 

――わかりました。最後に読者にメッセージを。

 

岡Q:『ミドリノバショ』を帆船に例えるならば、読者の皆様の応援はその推進力になる風の様な存在です。風が強い日は力強く進み、弱い時には進みませんが、私はこの応援の風は、時代性もあり、ある種の自然現象のようなものと捉えています。我々漫画家や制作サイドが出来ることは、もし強い追い風が吹いた時に、それを確実に推進力に変えられる、そんな立派な船をしっかりと作り上げることです。風が吹く日も止む日も関係なく、『ミドリノバショ』が新大陸へ届くことを願って作り続けます。今後とも応援よろしくお願いいたします。

 

(了)

 

…………

 

関連記事:

 

※作者・岡Qさんの単行本刊行直前インタビュー

5巻発売時

4巻発売時

3巻発売時

2巻発売時

1巻発売時

 

※『ミドリノバショ』の連載決定までの

ヒストリーと、作者・岡Qさんの

コメントはこちらから。

 

※以前、岡QさんとBDで作った

「ビリヤードサムライ」LINEスタンプはこちら

 

 

………… 

 

BD Official Partners :  

世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED 

国内外著名ブランドのビリヤード用品販売中。Billiard Square

創造性と匠の技が光る伝統の国産キュー。ADAM JAPAN 

ビリヤードアイテムの品揃え、国内最大級。NewArt 

ビリヤード台・用品のことなら。レッスン場「Poche」併設。日勝亭

カーボン繊維構造REVOシャフト発売中。PREDATOR JAPAN

徹底した品質の追求。信頼できる道具をその手に。KAMUI BRAND

カスタムキュー、多数取り扱い中。UK Corporation 

国内外トッププレイヤー達が信頼する国産積層タップ。斬タップ

ジャストなビリヤードアイテムが見つかる。キューショップジャパン

13都道府県で開催。アマチュアビリヤードリーグ。JPA

2022年9月『池袋西口店』リニューアルオープン。 BAGUS

川崎と横浜でビリヤードを楽しむ・習う・競う。MECCA 

カスタムオーダーシャフト『focus1』新登場。Geezシャフト

極上の撞き味を今ここに。国産牛革積層タップ。BIZEN TIP

徹底的なプレイヤー目線でできたJapanタップ。NISHIKI PREMIUM TIP

「チャンピオンのタップ」HOW Tip(ハオ)登場。SHOP FLANNEL

世界が注目。東京発のキューケースブランド。3seconds

第5巻発売中! ビリヤード漫画『ミドリノバショ

Cue Ball Samurai―ビリヤードサムライLINEスタンプ 

 

 

<<<前の記事   次の記事>>>