アメリカ・インディアナ州で
行われていた『Derby City Classic』
（ダービーシティークラシック）。
日本時間29日に全日程を終えました。
例年以上の参加人数
（9ボールは527人）だったこと、
ポケット幅が例年以上に
絞られていたことなどの影響で、
どんどん進行が遅れ、
本来、現地時間28日夜に
全日程を終える予定が、
日付が変わって現地時間の
29日の朝までかかっていたようです
（※以前にもそういう年がありました）。
大会のトリを飾る、
メイン種目その3の9ボール
（9ラック先取・勝者ブレイク。
ラックは9ボールオンフット、
セルフラック〈2番は最後尾以外に置く〉、
ブレイクボックス・
ラックシート使用・
ジャンプキュー使用禁止）。
今年のチャンピオンは、
フェダー・ゴースト（ロシア）でした。
ゴーストはラウンド14で
A・パグラヤン（カナダ）に勝利。
続いて優勝決定戦（ラウンド15）で、
S・バンボーニングに9-2で勝利して、
DCC 9ボールでは初優勝。
両選手ともこの9ボールの最終日だけで
8、9試合は撞いていたはずです。
年若いゴースト（22歳）が
体力面で有利だったかもしれません。
ゴーストはメイン種目その1の
「バンク」と合わせて
今年も二冠を達成しています。
メイン種目その3：
○ 2023 DCC 9ボール
優勝：フェダー・ゴースト（ロシア）
2位：シェーン・バンボーニング（アメリカ）
3位：アレックス・パグラヤン（カナダ）
4位：ロランド・ガルシア（フィリピン）
※大井直幸はラウンド9で、
村松さくらはラウンド3で敗退。
※【よく読まれています】
ゴーストのロングインタビュー書き起こしはこちら
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また、今年の『マスターオブテーブル』
（総合優勝。「オールアラウンド
チャンピオン」とも）は、
9ボールとバンクの二冠を達成した
ゴーストが受賞しました。
昨年（2022年）に続く、
2年連続の「総合優勝」です。
ゴーストは2022年2023年の2年間で、
9ボール優勝1回、
バンク優勝2回、
ワンポケット優勝1回、
そして、総合優勝2回という
恐るべき戦績を残しています。
メイン3種目＋総合優勝の
「4賞コンプリートプレイヤー」は、
A・パグラヤンに続いて
ゴーストが2人目となります。
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※DCC結果速報はこちら
（↑見づらいです。トーナメント表は存在しません）
※Accu Statsでネットライブを
やっています（有料）
※DCC公式サイトはこちら（英語）
※DCC公式FBページはこちら（英語）
※前回大会（2022年）の結果記事はこちら
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◇ DCC概要
ダービーシティクラシックは、
毎年1月にインディアナ州で
行われるアメリカンプールの
名物トーナメントで、
3つのメイン種目と
複数のサイドイベントから成っています。
メイン種目は以下の通り。
1. 9ボールバンク
1/20より競技開始
2. ワンポケット
1/22より競技開始
3. 9ボール
1/25より競技開始
※9ボールのみ2022年から
（マッチルーム）対象試合。
多くのプレイヤーはこの3つ全てに
エントリーしています。
それぞれの種目で
チャンピオンを決めるだけでなく、
3種目トータルの成績で、
『マスターオブテーブル』（総合優勝。
「オールアラウンドチャンピオン」とも）
も決まります。
また、会期中にはサイドイベントとして、
『ビッグフット10ボールチャレンジ』、
『9ボールバンクリングゲーム』など、
様々なミニトーナメントが行われます。
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◇ 2023 DCC 結果（※終わったものから記載します）
サイドイベント：
● 2023 DCC ビッグフット10ボール
優勝：S・バンボーニング（アメリカ）
2位：K・ジャスチセン（ポーランド）
3位：R・ゴメス（フィリピン）、L・V・コルテザ（フィリピン）
※2023『ビッグフット』の
概要＆トーナメント表はこちら
メイン種目その1：
○ 2023 DCC 9ボールバンク
優勝：F・ゴースト（ロシア）
2位：E・ランダ（アメリカ）
3位：R・シャビブ（アメリカ）
4位：J・フィラー（ドイツ）
※大井直幸はラウンド5で敗退
メイン種目その2：
○ 2023 DCC ワンポケット
優勝：T・チョーハン（アメリカ）
2位：J・ピネガー（アメリカ）
3位：E・レイズ（フィリピン）
4位：S・ウッドワード（アメリカ）
※大井直幸はラウンド6でレイズに敗北
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◇ 2023 DCC 関連記事
1/29 チョーハンがワンポケット初V
1/26 ゴーストがバンク連覇
1/25 バンボーニングが「ビッグフット」優勝
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