〈BD〉ビリヤード漫画『ミドリノバショ』単行本第5巻、小学館より9月12日発売! 作者・岡Qさんのインタビューあり

© 岡Q/小学館 2022
© 岡Q/小学館 2022

 

小学館の漫画アプリ『マンガワン』で

連載中のビリヤードヒロイン漫画、

 

『ミドリノバショ』(by 岡Q)の

第5巻が、9月12日(月)に発売

(※電子版も同時発売。

※地域によっては発売日が異なる場合もあります)。

 

翠(ミドリ)の東京遠征の目玉、

女子トッププロ・水都響(ミナトヒビキ)

との激闘がついに決着。

 

そして京都での日常に戻ったある日、

大好きなお爺ちゃん、沢木が病に倒れて――。

 

プレイヤーとして、そして

ビリヤード人としての翠の成長を

ぜひ単行本でご覧ください。

 

…………

 

裏少年サンデーコミックス

ミドリノバショ 5

 

著:岡Q

定価:715円(税込)

発売日:2022年9月12日 ※電子版も同時発売 ※地域によっては発売日が異なる場合もあります

ISBN:9784098512782

判型/頁:B6判/192頁

発行:小学館

※小学館公式サイトの単行本紹介ページはこちら

(↑ここから予約注文もできます)

 

小学館公式サイトより部分引用:

 

重圧を跳ねのけろ!ーー少女覚醒編!

 

翠(ミドリ)はプロをも凌ぐビリヤード技術を持つ天才中学生。

東京で熾烈な戦いを繰り広げた「氷の女王」水都(ミナトヒビキ)戦がついに決着。

京都に戻ると、大好きなお爺ちゃん・沢木(サワキ)や仲間たちと、ビリヤード店「球撞楽」でふたたび楽しい日常を過ごす。

だがそんなある日、突如、沢木が病に倒れる。祖父の病にショックを受けた翠は、人生最大の心理的重圧に襲われるーー。

 

◎今回もおまけ漫画やコラムを多数収録しています。ぜひお楽しみください!

 

…………

 

1~4巻発売時と同じく、

作者・岡Qさんのインタビューをお届けします。

 

 

――第5巻の発売日が決まりました。

 

岡Q:『ミドリノバショ』をご愛読の皆様、いつも応援ありがとうございます。第5巻の刊行に至れたのは皆様のお陰です。調子の良い時も悪い時も皆様の温かい声に背中を押され、ここまで進んでこられました。心より感謝しております。

 

――第5巻で物語は一つの区切りを迎えます。

 

岡Q:はい、本巻はPart.1の最終巻です。第1話で始まった翠のビリヤード物語は、多くのライバル達との出会いと勝負を経て、第52話で一つの完結を迎えました(第5巻には第42話~第52話を収録)。Part.1は終わりましたが、『ミドリノバショ』はこれで終わりではありません、第53話改めPart.2第1話からは翠の新しい物語が始まります。単行本はPart.2の第1巻ではなく、そのまま「第6巻」へと続く予定です。

 

――第5巻には複数のエピソードが入っています。

 

岡Q:そうですね。大まかに分けると『水都戦の結末』『民生の成長』『翠の目覚め』という3部構成になっています。

 

――岡Qさんの言葉で、それぞれの見所を教えていただくと?

 

岡Q:『水都戦の結末』は、前巻で水都響の過去や抱えている想い、翠との対戦の中で再確認したプレーの原点までは描きましたが、翠との勝負そのものはまだ決着がついていませんでした。2人の勝負の行方と関係性の結末を描いています。

 

続く『民生の成長』は、これまで翠に対する憧れだけでビリヤードに関わって来た民生が、同級生でビリヤードのライバルでもある上樹との衝突を経て、主体的にビリヤードに関わっていく物語です。

 

最後の『翠の目覚め』は、当初第3話(第1巻収録)で翠自身が語っていたように、ビリヤードは「私《ウチ》にとっては娯楽」だったのですが、これまでの多くの出会いや沢木の病気を経たことで、翠は自分なりの結論を得るという物語です。

 

……というように、連載を始めるにあたって、作品を通して読者さんに伝えたかった多くのメッセージが凝縮されているのがこの第5巻です。

 

――そしてPart.2の幕が開く訳ですが、そもそもなぜ「Part.2」にするのでしょうか。

 

岡Q:Part.1とは明確な違いがあるからです。Part.1での翠は明確な目標は持たず、超人的な技術を持つビリヤードの天才少女として存在しており、そこに立ち向かうライバル達の視点で物語を描いてきました。ですので、翠視点で心情を描いたシーンはごくわずかでした。「菅と対戦した後日、自分のビリヤードの未熟さに気付く場面」「沖田に大量リードを許し、その実力差に絶望的な気持ちになる場面」「水都の巧妙な罠にハマり、負傷し、窮地に陥る場面」……主にこの3箇所だけです。

 

ですが、Part.2以降は翠視点での翠の成長物語を描いていく予定です。これまでとは違い、翠は第5巻で得た確かな目標に向かって邁進します。そして、いくつもの大きな壁に直面し、それを乗り越えていく物語になります。

 

――連載を始める前から、パートを分けることは考えていたのですか?

 

岡Q:はい、連載前から構想していました。Part.1を終えることで、ようやくPart.2を描くための下地が整ったという状況です。今までの世界観は引き継ぎつつ今までとは違った新しいミドリノバショを描いていきます。

 

――第5巻にも特典やオマケがたくさんあるようですね。

 

岡Q:これまでと同じく、192ページのボリュームに可能な限りオマケ要素を詰め込みました。「ちょい足し」「オマケ漫画」「著者コメンタリー」「オマケコラム」「業界コラボ記事」「カバー折返しカラーイラスト」などなど。もっと入れたい気持ちもありましたが、現時点でも入り切らず次巻以降へ持ち越したオマケ漫画が4本あり、何も描かれていないページは全体で1ページだけという、オマケの面白さが満タンに詰まった単行本になっています。

 

――わかりました。最後に読者にメッセージを。

 

岡Q:マンガワンのアプリ上でのコメントはもちろんですが、SNSなどで『ミドリノバショ』を含む感想などを書いてくださっているものは、ありがたく全て目を通しています。それらのお言葉一つ一つが作品作りの原動力になっています。翠の物語ができるだけ永く続きますように単行本第5巻の購入を検討していただけると嬉しいです。今後とも応援よろしくお願いいたします。

 

(了)

 

…………

 

関連記事:

 

※作者・岡Qさんの単行本刊行直前インタビュー

4巻発売時

3巻発売時

2巻発売時

1巻発売時

 

※『ミドリノバショ』の連載決定までの

ヒストリーと、作者・岡Qさんの

コメントはこちらから。

 

※以前、岡QさんとBDで作った

「ビリヤードサムライ」LINEスタンプはこちら

 

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