酷暑で週末ずっと家にいるという方に
おすすめの試合動画です。
アメリカのビリヤード映像プロダクション、
Accu Stats（アキュスタッツ）が
昨日アップしたもの。
動画を見て、「あれっ、テーブル、
こんなに大きかったっけ？」と
疑問に思った方、合ってます。
…………
ジェイソン・ショウ（スコットランド）
vs
シェーン・バンボーニング（アメリカ）。
今年1月アメリカの
（ビッグフット10ボール）の
ベスト8で実現した
欧米トップスター対決です。
通常のプール（ポケットビリヤード）
テーブルのサイズ規格は「9フィート」で、
日本にあるテーブルも大半が9フィートです。
この「ビッグフット10ボール」では、
一回り大きい10フィートテーブルを使う
というのが売りになっています
（1フィート=約30cm）。
今ではアメリカ国内でも
10フィートテーブルは少なくなっていて、
置いている店舗は少ないですし、
公式戦はありません。
そんな「今では珍しいプロ仕様テーブル」
を使って、16名のトッププロが
シングルイリミネーションで戦う
招待制イベントが
この「ビッグフット10ボール」です。
10ボールの11ラック先取。
交互ブレイク、ラックシート使用、
セルフラック。
ノーコール（フロックOK）。
ワールドランキング対象の
公式戦ではありません。
…………
テーブルが大きいせいなのか、
まだ仕上がりきっていないのか、
両者ともにシュートミスは
そこそこ見られます。
ですが、ブレイクや
押し球・引き球などを見ていても
パワー不足を感じさせる場面はゼロ。
テーブルの大きさを観客に意識させない
ぐらい普通に撞いていて、
ショウが4発、バンボーニングが3発の
マスワリを出しています。
面白いのは、ブレイクスピードが
表示されていて、両者のスピードが
大きく異なること。
ショウは
17～18mph（時速27.4km～30.0km）と
抑えめなブレイク。
一方のバンボーニングは
22～23mph（時速35.0km～37.0km）と
強めなブレイク。
最後まで両者とも
スピードは変えずに打ち続けました。
スピードに劣るショウのブレイクでも、
しっかり的球は入っていました
（一度終盤にノーインがありましたが）。
おそらく両者とも
テーブルサイズというよりは、
「ラックシート使用／未使用」
「セルフラック／レフェリーラック」
「テーブルコンディション」
といったレギュレーションに合わせて
最適なブレイクを選んだ結果、
たまたまスピードがだいぶ違った
ということでしょう。
このテーブルでは
ブレイクスピードコンテスト
（Break Demon Speed Challege）
も行われました。
そちらの動画も面白いのでぜひどうぞ。
ショウも出ています。
→ この記事に埋め込んでいます。
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2022 ビッグフット10ボール結果記事はこちら
2022 ダービーシティクラシック9ボール結果・総合優勝記事はこちら
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