9/22～9/25、
ミシガンの『ケロッグアリーナ』で
開催されていた
USプロビリヤードシリーズの
第3戦『ミシガンオープン』。
51名が参加し、
10ボールの4ラック先取・
2セットマッチ
（1-1の場合はシュートアウト）で
競った本大会
（※日本選手の出場はありませんでした）。
優勝を飾ったのは、
2週間前の『10ボール世界選手権』3位、
1週間前の『USオープン』では
準優勝だったアロイシス・ヤップ
（シンガポール。25歳）でした。
ヤップはダブルイリミネーションの
勝者最終でR・ゴメスに敗れたものの、
敗者最終でT・ロブレスに勝って
ベスト16へ。
そこから、
A・カザキス、
K・ジャスチセン、
O・ソルノキといった
ヨーロッパトップ達を倒して決勝戦へ。
その相手は再びR・ゴメス。
今度はヤップが
セットカウント4-0、4-2で快勝し、
USプロビリヤードシリーズでの
初優勝を飾っています。
◇ USプロビリヤードシリーズ第3戦『ミシガンオープン』
優勝：A・ヤップ（シンガポール）
2位：R・ゴメス（フィリピン）
3位：O・ソルノキ（ハンガリー）、M・ヒー（オーストリア）
※決勝戦試合動画はこちら
試合動画を見てもわかるように、
ヤップは安定感抜群のプレーを
披露していてプレーリズムもスムーズ。
外す気配がありません。
9月のアメリカ遠征の連戦の中で
好調を持続し、充実一途のヤップ。
10月もアメリカで暴れてくれそうです。
なお、USプロビリヤードシリーズの第4戦、
『オハイオオープン』（10/13～）には、
日本の大井直幸が参戦予定です。
余談ですが、
Facebookで敗戦報告をした
M・イモネンに対して、
S・バンボーニングや
J・ショウといった著名プロ達が
同情を寄せるように、
「セットカウント1-1になったら
シュートアウトで勝負を決めるという
このフォーマットはやっても意味がない
（自分は出るつもりがない）」
といったコメントを書いています。
もちろん誰も出場を強制させられている
訳ではないので、好まない大会には
出なければ良いだけのことですが、
第1戦に続き今回も
参加者数が定員（64名）に
達していないということは、
同様の見解から出場を見送っている
トッププレイヤーが他にも
いるということでしょう
（第2戦は『10ボール世界選手権』と
ワンセットで出た人が多く、
フルエントリーでした）。
主催のCSI側がこういった声に反応して
フォーマット変更に着手するのか、
それともこのまま推し進めるのか。
その点も注目です。
※大会公式サイト（CSI）はこちら
（ライブ＆アーカイブ）
※Predator Pro Billiard Seriesの
FBページはこちら
※第1戦（アリゾナ。ゴースト優勝）の結果記事はこちら
※第2戦（ラスベガス。呉坤霖優勝）の結果記事はこちら
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