〈BD〉ゴーストが第1戦アリゾナオープン優勝! 『プレデターUSプロビリヤードシリーズ』開幕。ツアー概要まとめ

今大会トップ4
今大会トップ4

 

プレデター社がメインスポンサーとなり

今年立ち上げられた

10ボールの新プロツアー、

 

『PREDATOR US Pro Billiard Series』

(プレデターUSプロビリヤードシリーズ)。

 

2021年にアメリカ国内で

全5戦の開催が予定されています。

 

その第1戦『アリゾナオープン』が、

 

アリゾナ州タスコンの

『デルソル・カジノリゾート』で、

現地時間の7/28~7/31に開催。

 

アメリカ内外のトッププロ達揃い踏み

……とまでは行きませんでしたが、

 

4名の9ボール世界チャンピオンを含む

46名が参戦しました(定員は64名)。

 

※日本選手は出ていません。

※フォーマットやルールは後述します。

 

日本時間の8/1のお昼頃に決勝戦が終了。

 

優勝したのは

2019年9ボール世界チャンピオンの

F・ゴースト(ロシア)。

 

ゴーストは

ダブルイリミネーションラウンドを

勝者側から通過。

 

決勝シングルトーナメントでは、

ベスト16から、

 

B・フラビナ(アメリカ)、

T・スタイアー(アメリカ)、

E・ジェロニモ(フィリピン)を破り、

 

最後は2017年9ボール世界チャンピオンの

C・ビアド(フィリピン)と対戦。

優勝候補同士の

マッチアップとなりました。

 

第1セットはビアドが4-3。

第2セットはゴーストが4-1。

セットカウント1-1のタイに。

 

この場合に採用される

「スポットショットシュートアウト」

(サッカーのPK戦のようなもの)で、

ゴーストが4-2でビアドを破り、

 

記念すべきツアー第1号

チャンピオンとなりました。

 

優勝:F・ゴースト(ロシア)

2位:C・ビアド(フィリピン)

3位:R・ゴメス(フィリピン)、E・ジェロニモ(フィリピン)

 

※最新情報はツアー公式FBページへ

https://www.facebook.com/probilliardseries

 

※本大会のトーナメント表はこちら

 

 

現在、アメリカ各地の大会や

ビリヤード場をロードツアー中の

ゴースト。実戦続きの日々で

良好なコンディションを

維持しているのでしょう。

 

決勝戦を見ていても、ブレイク

(木ラック使用のレフェリーラック)には

少し手を焼いていたようですが、

 

他の全てのショットの安定度が高く、

スキのないプレーを展開。

最後のシュートアウトにいたるまで、

ミスしそうな気配がありませんでした。

 

…………

 

 

さて、

『PREDATOR US Pro Billiard Series』

(プレデターUSプロビリヤードシリーズ)に

ついて

概要やフォーマットを記しておきます。

 

この新プロツアーは、

「プロやハイアマがより高いレベルで競い合い、

お金を稼げるようなステージを提供したい」

 

というコンセプトのもとに

今年2021年に創立されました。

WPAの公認を得ています。

 

今年は年間5戦あり、

全て10ボールで行われます。

 

●#1:7/28~31:アリゾナオープン 64名

●#2:9/1~9/4:ラスベガスオープン 128名

●#3:9/22~9/25:ミシガンオープン 64名

●#4:10/13~16:オハイオオープン 64名

●#5:時期未定:プエルトリコオープン 128名

 

また各会場は、

『CSI』『BCA』『USA』といった

アマチュアリーグ戦と共同利用することで、

カジノホテルなど大型の会場を

借りることを念頭に置いているようです。

 

ツアーで使われる

イクイップメント(用具)は、

テーブル、ボール、ラシャ、

テーブルライト、チョークなど、

全てプレデター製のもの

(※第2戦のラスベガスオープンの

テーブルだけダイヤモンドテーブル)。

 

また、FargoRate社と提携し、

独自のツアーランキングを運用。

 

シーズンの成績上位者(6名予定)には、

翌年の『10ボール世界選手権』の

出場権利が与えられます

(※各戦の優勝者にも出場権利が

与えられるようです)。

 

今回のアリゾナオープンの

フォーマットが今後毎戦適用されるのか

どうかはわかりませんが、まとめておくと、

 

● 4ラック先取×2セット先取・勝者ブレイク制

 

● 1-1の場合はスポットショットシュートアウトの4ショット勝負

(10番はラック時の位置。手球はキッチン内フリー)

 

● レフェリーラック。トライアングルラック使用

 

● ダブルイリミラウンドで16名選出。そこからシングルトーナメント

 

● TVテーブルは無料ライブストリーミングあり

こちら

※見てみましたが映りが不安定で

なかなかストレスでした。ネット環境や

PCのスペックによるのかもしれません。

 

 

……といった感じでした。

 

第2戦は9月の『ラスベガスオープン』。

 

この試合は過去2回(2019年2020年)、

『10ボール世界選手権』の前哨戦として

開催されていましたが、

 

今年から

プレデターUSプロビリヤードシリーズに

組み込まれています。

 

※ツアー概要についてより詳しくは、

大会主催・主管の『CSI』の公式サイトを

ご覧ください(英語) → こちら

 

 

…………

 

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