現在Day 7に突入している
『2020 スヌーカー世界選手権』
（イングランド・シェフィールド開催。
8/16まで）。
世界トップ32名による戦いは
1回戦（ベスト32）を終えて、
現在2回戦（ベスト16）に入っています。
その2回戦で、
本大会優勝4度のトッププロ、
J・ヒギンズ（スコットランド）が、
昨日（8/6）大記録を打ち立てました。
ヒギンズは2回戦でK・マフリンと対戦。
フレームカウント4-7のビハインドで
迎えた第12フレームで、
147（マキシマムブレイク）を達成しました。↓
第12フレームの後半の映像。
力みもなくスマートな取り切り。
達成直後、喜びを噛み締めていましたね。
この147のおかげもあり、
ヒギンズは現在8-8と、
マフリンに追い付いています。
2回戦は13フレーム先取。
ここから後半戦を迎えます。
…………
ヒギンズ自身にとって、
『2018 スコティッシュオープン』以来、
プロキャリアではこれが
「10度目の147」。
世界選手権で出したのは
これが「初」とのこと。
そして、スヌーカーのプロ公式イベントで
記録された「147」は
これが157番目なりますが、
45歳80日のヒギンズは
最年長の147達成者となりました
（これまではM・デイビスの
44歳202日が最年長〈2017年当時〉）。
また、世界選手権の本戦では、
近年なかなか「147」が
見られなかったのですが、
2012年のS・ヘンドリー以来、
実に8年ぶりに達成された
「147」だとのことです。
さらに一つ付け加えると、
今年の世界選手権はDay 2から
イギリスの政府発表に従って
コロナウイルス感染症予防対策で
無観客で行われていますが、
「初の無観客世界選手権での147」
ということにもなります。
世界選手権でこれまで
優勝4度・準優勝4度
（前回大会含め3年連続準優勝）と、
この最高のステージで無類の強さを誇る
ベテラン、ヒギンズ。
この先の戦いにも注目です。
…………
※2020年スヌーカー世界選手権、
組み合わせや日程はこちら（英語サイト）
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※2020年大会開幕時のBD記事はこちら
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