〈BD〉『2019都道府県対抗』、大会2度目の優勝。奈良チームの5名に聞く

先週末に和歌山で行われた

アマチュアポケットビリヤード団体戦、

『第55回全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会』

（種目はローテーション）。

2度目の優勝を飾った

奈良（NRC）チームの5名に、

大会の感想をアンケート形式で

お聞きしました。

番手順にお届けします。

※最終全結果はJAPA公式サイトにて

…………

●1番手：山田晃司（やまだ・こうじ）

Q1　優勝が決まった時のお気持ちを教えてください。

「優勝だと知ったのは、大坪選手（広島）との試合中でした。喜びの気持ちが込み上げ、心の中で『よっしゃー』と叫びました。最後に残った自分の試合、これを勝って思いきりみんなとハイタッチして喜びたい、そういう思いでした」

Q2　大会2日間の感想や印象に残ったシーンとは？

「印象に残ったのは、決勝戦で僕の試合が最後になったことですね。今までそういう試合を周りから見たり、写真で見たりすることはありましたが、毎年恒例とはいえ、あんなに周りを囲まれた中で試合をするとは思いませんでした。優勝が決まっていたとはいえちびりまくりました（笑）。ハードな2日間でしたが、あっという間の2日間でした。そして最高の2日間になりました」

Q3　個人的な目標は何か持っていましたか？　そしてそれは達成出来ましたか？

「去年は一番手で出場して、足を引っ張る結果になってしまいました。なので今年は『全勝でMVP獲ってやる』、そういう気持ちで臨みました。達成は出来ませんでしたが、良い結果となり、一番の目標であった『NRCで都道府県対抗優勝』、これを達成することが出来ました」

Q4　最後に、奈良チームが優勝できた理由はなんだと思いますか？

「名だたるタイトルホルダーを擁する他のチーム。その中で優勝を勝ち取れたのは、やはりチームワークですね。これはどこにも負けない自信があります。あとは、色んな方々からの応援です。同じNRCのメンバーやそのご家族、同じ関西のクラブ員の方々、全ての人の応援があったからこそだと思います。優勝が決まった瞬間、同じ関西のクラブ員の方々が一緒になって、手を上げて喜んでくれている姿を目にして、ビリヤードってとてもいいスポーツだなと思いました」

ビリヤード歴：5年

使用プレーキュー：MUSASHI

NRC在籍年数：4年

都道府県出場回数：今回が2回目

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●2番手：斎藤裕児（さいとう・ゆうじ）

Q1　優勝が決まった時のお気持ちを教えてください。

「最高に嬉しかったですね！！　3回目の決勝トーナメント進出で、やっと今のチームで掴み取った頂点！！　感無量でした！！　最高のチームメイトに、応援してくれた家族や奈良の球仲間達、みんなに感謝ですね」

Q2　大会2日間の感想や印象に残ったシーンとは？

「毎度思いますけど、やっぱり公式戦で一番疲れる大会だということですかね。2日間で1人11試合のリーグ戦。なかなかのハードスケジュールです。印象に残ってるのはもちろん優勝が決まった時……なんですが、やっぱりブロックを11ポイントという僅差で通過が決まった瞬間ですかね。熊本が最終回転の沖縄との試合を5-0で終えた時は、チームのみんな、正直ほぼ諦めてましたから！（苦笑）」

Q3　個人的な目標は何か持っていましたか？　そしてそれは達成出来ましたか？

「今回は2番手ということで、自分なりには勝利ポイントを稼ぎに行くつもりで今大会は望みました。しかし、さすがの全国大会。なかなか思うようには行かず、チームの足を引っ張ってしまいましたね。その分、準決、決勝では自分で勝ちを決めるつもりで戦えて、結果優勝に貢献できたので、少しは達成出来たかもですかね」

Q4　最後に、奈良チームが優勝できた理由はなんだと思いますか？

「奈良が全出場チームに負けず、誇れるところは、チームワークですね！！　まさにチーム一丸の勝利だったと思います。あとは、僕達の『優勝する！』という強い気持ちが、対戦チームよりも少し上回ったことが、僕達に勝利を呼び込んでくれたのかもしれませんね！（笑）」

ビリヤード歴：約16年

使用プレーキュー： KeithAndy

NRC在籍年数：12年

都道府県対抗出場回数：今回が6回目

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●3番手：吉向翔平（きっこう・しょうへい）

Q1　優勝が決まった時のお気持ちを教えてください。

「準決勝、決勝戦ともに自分は負けてしまっていたので、白戸君のセンターショットのゲームボールが決まった時は、チームメイトへの感謝で涙が溢れてきました。『みんな、ホンマにありがとう』ってところです」

Q2　大会2日間の感想や印象に残ったシーンとは？

「2日間が終わって、長年の目標にしてた優勝が出来た事が夢みたいです。印象深いのは、予選が終わった時。ブロック通過が出来るかどうか、自分は他チームとの細かい星計算は知らなかったんです。他の人から『惜しかったねー』とか言われてたので、結果発表の順番がAブロック→Bブロック→Dブロックとなって、Cブロックが飛ばされた時からはドキドキが止まらなかったです。その後、11点差でNRCが通過とわかった時の歓喜の爆発は凄まじかったですね」

Q3　個人的な目標は何か持っていましたか？　そしてそれは達成出来ましたか？

「一つは、一昨年、ブロック通過出来た年（2017年。奈良4位）に個人で9勝出来たので、それ以上の成績を挙げられたらってのが個人成績として理想の目標でした。もう一つの目標はチームメイトとみんなで充実した大会2日間を過ごす事ですね。両方達成出来ました」

Q4　最後に、奈良チームが優勝できた理由はなんだと思いますか？

「今回のメンバー5人の中で言えば、1番手の山田晃司の成長ですね。それだけじゃなく、会場でサポート＆応援してくれたチームメイトや選手の家族の皆さん、会場に来れずともクラブのLINEグループで一喜一憂してくれたチームメイト、YouTubeLiveなどを観て応援してくれた友達みんなの思いが乗り移ったんじゃないかなと思ってます」

ビリヤード歴：約26年

使用プレーキュー：タケシリペアクラフト

NRC在籍年数：18年

都道府県対抗出場回数：今回が10回目

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●4番手：金澤茂昌（かなざわ・しげまさ）