〈BD〉世界最大の大会。APA『WPC』in ラスベガス閉幕。日本5チーム健闘!……のちょっと裏側

9ボールで5位タイのSnack Makonチーム
9ボールで5位タイのSnack Makonチーム

 

ラスベガスで行われていた

世界最大のプールトーナメント、

『2017 APA World Pool Championships』が、

8/19で閉幕しました。

 

1,960チーム(11,951名)が出ていた本大会。

5チームが参戦した日本勢は、

 

『Snack Makon』(※top画像)が

9ボールの部で5位タイと、

日本チーム歴代最高位タイの成績を収めました。

 

また、5チームとも負け越しはなく、

日本勢トータルでは17勝6敗という好成績を残し、

「躍進の年」となっています。

 

そんな大会の模様を、現地に帯同していた

JPAスタッフ・Yさんの写真とコメントとで

振り返ります。

 

画像を眺めているだけでも、

この”本場”のスケール感や

ビリヤード熱はやっぱりすごいです。

 

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■About Tournament

 

 

JPAスタッフYさん談(以下全て):

会場はラスベガスの『ウエストゲート・リゾート&カジノ』。こちらのメイン会場には111台のテーブルがずらりと並びます。携帯電話がないと迷子必至です。

 

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国旗を目の前にすると否が応でも闘志が湧いてきます。

 

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WPCは”出場者数世界一のトーナメント”としてギネスブックに掲載されています。

 

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試合開始前には相互に本人確認を行います。

 

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目指すは頂点! とはいえ最短距離でも11連勝が必要です。

 

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こちらは『ミニマニア』会場入口。ミニマニアはメンバーであれば誰でも出られる8~32名限定のミニトーナメントで、期間中に985ものトーナメントが開催されました。

 

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ここからはチームごとに見ていきます。

 

■9-Ball部門:日本から3チーム

 

・RealMid(神奈川『ミッドナイト本厚木』)……129位タイ(480チーム中)

 

 

清(せい)キャプテンの「7」を筆頭に、スキルレベルは[7/7/4/4/4/2/2]というチーム構成。一昨年にここラスベガスで5位タイ入賞を果たした『King Mid』の兄弟チームです。

 

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こんな強面の相手選手もいますが、臆さずキューを伸ばしてプレー……海外戦には独特の雰囲気があります。

 

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初戦(2回戦)は快勝! 3回戦はもつれた展開となり、最後は残り4球に泣きました……。

 

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・Snack Makon(東京『ミスタースポーツマン学芸大学店』)……5位タイ(480チーム中)。日本勢歴代最高位タイ

 

 

初戦で敗れた時はどうなることかと思いましたが、その後は破竹の勢いで勝ち進みました。

 

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ラックシートは使用しませんので、ラックチェックは入念に。

 

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全員野球ならぬ“全員ビリヤード”! 勝ち進む秘訣はこれしかありません。

 

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コーチングで細かに加点し、かつ失点を防ぐ。その積み重ねで大きく結果が変わります。

 

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準決勝からは“チャンピオンシップアリーナ”で、プロによる解説付きの生中継が行われるのですが、Snack Makonはその舞台まで文字通りあと一歩でした。

 

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・Anigons(大阪『Z九条』)……65位タイ(480チーム中)

 

 

西日本エリアチャンピオンシップを圧倒的な強さで勝ち抜き、大阪から初めてラスベガス大会に乗り込んできました。女性プレイヤーの活躍はチームに勢いをもたらします。

 

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会場内で最後に残った1試合。戦いは時として深夜4時にまで及ぶこともあります。

 

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65位タイで敗れたアニゴンズの瀬戸山巌キャプテンは、早くも来年の捲土重来を誓っていました。

 

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■8-Ball:日本から1チーム

 

・TFF - Growth field(東京『ニッカ』)……129位タイ(710チーム中)

 

 

多田昌史キャプテンとチームメイトの松田美桜選手が“激レア”ワッペンゲット!!

 

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タイムアウトを制すものが8ボールを制す。

 

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関東エリアチャンピオンシップでミラクルチャンピオンシップボールを沈めた増田浩一選手が奮闘中!

 

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8ボールの“本場”アメリカで、参戦当初は連戦連敗だった日本勢も安定して勝てるようになってきました。

 

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■マスターズ:日本から1チーム

 

・Z Annie(大阪『Z九条』)……9位タイ(256チーム中)。『大会スポーツマンシップ賞も受賞!

 

 

プレイヤーの互選により1チームのみに授与される「スポーツマンシップ賞」を獲得!

 

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佐々成太郎選手は10年のブランクがありましたが、昨年JPAリーグでビリヤード復活!

 

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マスターズはジャンプキューも使用可。ハイレベルなプレイヤー同士故に“空中戦”が試合の鍵を握ります。

 

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恐ろしいほど1球のミスと長丁場を戦う体力が勝負に直結することを思い知ったマスターズ1年目の挑戦でした。

 

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■大会のちょっと裏側

 

 

これは昨年のものですが、会場レイアウト図です。緑の小さな四角が全てテーブル。このスケール感が伝わるでしょうか。

 

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会場内では42ものビリヤード業者が出店し、賑わっていました。

 

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さて問題です。何本のバットとシャフトが入るでしょう?

 

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ラスベガスでは世界的ビッグイベントが目白押し! 8月26日には“世紀の一戦”が行われます。

 

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41名もの選手・応援団で臨んだ2017年のWPC。たくさんの成果と課題を持ち帰り、また来年、ここに戻って来ます。

 

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Yさん、ありがとうございました!!

 

下記JPAの公式サイトやFBページで、

より多くの写真や情報が掲載されていますので、

ぜひご覧ください。

 

■JPA公式ブログ

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