〈BD〉「勝ち運がありますね」――GPW-3優勝・竹中寛の談話

Hiroshi Takenaka won 2017 JPBA Grand Prix West stop#3
Hiroshi Takenaka won 2017 JPBA Grand Prix West stop#3

 

先週金曜日(8/11 山の日)に

大阪『マグスミノエ』で行われた、

 

JPBA西日本男子プロツアー

『グランプリウエスト第3戦』(GPW-3)。

 

優勝した竹中寛プロの談話をお届けします。

 

7月の『ジャパンオープン』のベスト8戦

(ヒルヒルで呉坤霖に敗北)のことも聞いています。

 

竹中プロは、9月・中国の

『済南クラシック8ボール』が開催されれば、

ステージ1から出場予定とのこと。

 

国内戦は9/16 -17の『東海グランプリ』の予定です。

 

…………

 

Hiroshi Takenaka

JPBA44期生

1972年1月17日生

大阪府出身

2012年『北陸オープン』優勝

2013年『北海道オープン』優勝

2017年『ハウステンボス九州オープン』優勝

『グランプリウエスト』では3勝

使用キューはEXCEED

『Pool&Darts SAMURAI』(兵庫県加東市)所属

 

…………

 

Japan Openにて
Japan Openにて

 

――今シーズン2勝目です。

 

「勝ち運がありますね。

 

一日を通して、負けててもおかしくない試合も

何回かあったんですけど、

そういう一日をものにできたんが良かったです。

優勝する時ってああいう感じですよね」

 

――映像で観る限り、判断もリズムも速く、

キューもしっかり出ていて、

よく撞けていることがうかがえました。

 

「そうですね。球は入っていたんでね。

ネキストさえミスれへんかったら

取れるかなっていう感じではおったんですけど、

でもまあ、試合なんでね。

急にどうなるかわからなくなりますから。

 

準決勝は、珍しく大井プロが

ちょっとおかしくなってるようだったから、

こちらのブレイクが良ければ闘えるかなってね。

なんせ皆ブレイクが上手くて、僕は下手やから(笑)。

ブレイクの展開次第というところはあります」

 

――決勝戦はどうだったのでしょうか?

 

「僕の方はそれまでと変わらなかったですね。

 

ただ、序盤は吉岡プロの展開になりつつあったんで、

『やばいなー』とは思ってました。

『ブレイク、当たるなよ』と

思いながら待ってたんですけどね(笑)。

 

中盤から吉岡プロがポロポロとやってくれたから、

そこからは流れのままに行けたかなと」

 

――今大会の勝因は?

 

「うーん、なんでしょうね。

嫁の誕生日やったからじゃないですか、

試合当日がね(笑)。

 

勝ったらいいプレゼントになるなぁと、

多少は思ってましたよ、多少はね。はははは(笑)」

 

――前回の優勝に引き続き、

奥様が勝利の女神でしたか。

 

「はい(笑)。感謝してます。

 

まあまあまあ……それはそれですけど、

今回は本当に勝ち運があったなって思ってます。

 

なんとか最後まで取りこぼさずに行けたことが

良かったんでしょう」

 

――ジャパンオープンのこともお聞きします。

ベスト8で呉坤霖にヒルヒルで敗戦(7-8)

 

「うーん、ああいうところですよね。

上がり際にあんなことをしてしまってる。

 

あの辺が、成績を残す人とそうでない人との

大きな違いでしょう。

勝てるゲームを落としてる訳ですから。

 

僕もこんだけずっとやってきてんのに、

同じようなことをやってしまうというのがね……。

 

それが試合ですけど、

それがえらい違いなんです」

 

――ベスト8は7-6でリーチをかけて、

竹中プロが9-10キャノンをミス。

最後は呉がマスワリでした。

 

「9-10キャノンに対して、あとボール2個ぐらい

引けてたら良かったんですけど、

まあまあ引けるテーブルやったんで抑え気味に行ったら、

いつもの僕の引き球でしたね(笑)。

 

でも、そのキャノンじゃないですよ、敗因は。

 

あのマスの4番から5番へのネキストを

失敗してる時点で……ね。

 

(※クッション際の5番に対して厚く出せず、

その後の取り方が変わり、9番の位置も変わって

9-10キャノンになってしまった)

 

5番にちゃんと出しとったらなんてことない

球だったからね、あのマスは。

 

せっかく1番から繋いで繋いで……って行ってたのに、

途中でああいうことをやってしまったら

それはああなりますよね。

 

例えば、(優勝した)張榮麟とかは

あの場面で絶対取り切るでしょうし、

そこの差なんです。結果を出す人との差は。

そしてその差はやっぱりとても大きい。

 

ちょっとでも差を埋めていけるように

また頑張ります」

 

(了)

 

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