〈BD〉WPS第2戦は、18歳のアルバニア人、カチが優勝!

Winner:Klenti Kaci ©JP Parmentier - WPS 2017
Winner:Klenti Kaci ©JP Parmentier - WPS 2017
Runner-up:Carlo BIado ©JP Parmentier - WPS 2017
Runner-up:Carlo BIado ©JP Parmentier - WPS 2017

 

センセーショナルな結末でした。

 

ニューヨークで行われていた

8ボール国際トーナメント

『World Pool Series』の第2戦は、

 

ファイナルがカルロ・ビアドと、

アルバニアの新星、クレンティ・カチの戦いとなり、

 

カチが、6-4、7-5で2セットを取り、

優勝しました。

 

優勝:K・カチ(アルバニア)

2位:C・ビアド(フィリピン)

3位:J・ショウ(イギリス)、D・アプルトン(イギリス)

 

(※カチの名前を、

「Eklent Kaci」と書いているサイトもありますが、

WPSでは「Klenti Kaci」となっています。

今後はこう名乗るということなのかもしれません)

 

並み居る強豪を倒して

初のビッグイベント優勝を飾ったカチ。

 

カチはダブルイリミネーションラウンドで

早々にA・カザキスに負けて、

そこから、S・ウッドワード、高野智央、

I・マジドなどを倒して決勝シングルへ。

 

ベスト16からは、

F・S・ルイス、J・デルーナ、J・ショウ、そして

C・ビアドを倒しています。

 

カチは現在18歳。

既にアルバニア国内では実績があり、

昨年からユーロツアーなど

海外の試合にも出ているようで、

アメリカ遠征は3度目なのだとか。

 

大柄な体格で、

ふてぶてしいまでの落ち着きがあり、

プレースタイルは「Rock solid」。

すなわち堅実で手堅いタイプ。

 

セミ・ファイナルはあまりに淡々と、

高い確率で取り切るものだから、

相手のJ・ショウがキレ気味でした。

 

ファイナルのビアドもだいぶ

プレッシャーでおかしくなっていたと思います。

 

今年1月の『ダービーシティクラシック』

ワンポケット部門で、

アメリカのB・ソープが20歳で優勝したことも

衝撃がありましたが、

 カチはもっと若い18歳。

しかもアルバニア……。

 

アルバニアの選手をBDは初めて知りました。

こんなに撞ける若手がいたとは……驚きです。

 

こういう国際トーナメントは

新しい猛者を知ることができるので面白いですね。

 

しかし、今回もS・V・ボーニングや、

N・フェイエン、A・オーシャンなど、

何名かのトップ選手は出ておらず、

フィールドも埋まりきってはいません。

 

ベスト16からセットマッチ方式(6先の2先)を

導入したり、

 

ヒルヒルのヒルヒルになったら

TVテーブルでシュートアウト(PK戦)を行うなど、

 

今回のフォーマット面での改善策は効いていて、

よりアトラクティブになっていたとは思いますが、

D・アプルトンの理想形からは

少し隔たりのある状況ではないでしょうか。

 

第3戦は7月12日〜16日。

エントリー状況やフォーマットに注目です。

 

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