〈BD〉テーブル、ボール、ラシャ……世界選手権のイクイップメント


世界選手権のイクイップメント(用品設備)を

見ていきます。


…………


 

まず、テーブルは、


シンガポールに本社がある用品メーカー、

『Wiraka』(ウィラカ)社の


「Dynasty」(ダイナスティ)です。

 

 

ポケット周りのデザインが、

とっても「ブランズウィック5」ですね。


工場が同じなんでしょうか。


もちろん商標登録とか意匠権とか、

そういうのはクリアしているのでしょう。


クオリティ的には

他メーカーの有名競技台と

遜色ないレベルにあるようです。


日本選手達からも

「普通に撞けてます。特に問題はないです」

とのコメントあり。

 

 

コーナーポケットの穴幅は

ボール1.9個分ぐらいか。


「ブランズウィック5の

トーナメントエディションより

幅は広く感じますが、


撞いてみたら、

実際は渋そうな動きをしてました。

 

『ポテポテ』っとしちゃうと

入らないことが多いように感じます」

(川端聡)


…………

 

 

ラシャは、

世界的リーディングカンパニー、

『Simonis』(シモニス)社の


「860」(はちろくまる)。

 

カラーは「エレクトリックブルー」。

 

国際試合ではこの色がとても多いです。


この860は、

シモニスのもう一つの看板商品である

「760」より少し「重め」。


「日本でよく使われている

『NIKKE』(ニッケ)さんの

『ブリエ』よりは、


特に新(さら)のシモニスは『滑る』かな。


今回はステージ1でもこのテーブルを

使ってたから、そこまで滑らないけど、


そうは言ってもまだ新(さら)なんで、

滑ってますね。


滑るっていうのは、

手球が空回りしてる時間があるということ。


押し引きのカーブの出具合や、

クッションに入った時の

ヒネリの効き具合などに影響します。


なのでラシャの種類や摩耗度合いによって、

取り方を変えています」

(川端)


…………

 

 

そして、ボールは、


『Saluc』(サルック)社の

『Aramith Super Pro TV Ball』

(アラミススーパープロTV)。

 

これも定番ですね。説明は省きます。


……ということで、

ウィラカのテーブルだけは

日本の皆さんにとって珍しいと思いますが、


ラシャとボールは

日本でもよく使われているものが採用されてます

(西日本ではブリエを張る台が多いそうなので、

シモニスが珍しいという方もいるでしょう)。

 

…………

 


ちなみに、


大会初日〜2日目を見た感じだと、


ブレイクは「強めのコントロールブレイク」で

行く人がほとんどです。


「スリーポイントルール」は適用されていますが、


ラックシート使用で、

1番オンフットという「普通」なラックのため、


基本的にウィングボールが即死するからです。


マックスパワーあるいは

それに近いハードブレイクの人はほぼ皆無。


あまり身体は動かさず、「強い手打ち」で

ブレイクしている人が目立ちます。↓



上の画像は、大会初日、

栗林達プロに勝った中国のワン・カン。


こんな感じの打ち方の人が多いですね。


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