〈BD〉2015世界選手権「私のステージ1」白岩篤編

Atsushi Shiraiwa
Atsushi Shiraiwa

 

世界選手権のステージ1に挑戦し、

残念ながら勝ち抜けることができなかった

白岩篤、竹中寛、有田秀彰、吉岡正登

という4名の日本勢。


彼らの大会後の談話をお届けします。


まずは、

今年久しぶりに海外へのチャレンジを再開。

世界選手権には8年ぶりに出た白岩篤プロです。


今回は1度決定戦を撞き、

赤狩山幸男プロとの日本人対決に敗れています。


ちなみに、白岩プロは

リザーブリストの4位でした。

 

(※ステージ2のキャンセルが4名出たら

出場できた。実際はキャンセルは1名だけだった)


※有田秀彰編はこちら

吉岡正登編はこちら

竹中寛編はこちら


…………


――ステージ1を終えての率直な感想は?


「結果は非常に残念ですけど、

自分のブランクを縮められる手応えは感じました。


試合前から

ある程度は撞けるんじゃないか思っていて、

それは想定通りでしたね。


僕は7年ぐらいのブランクがありますけど、

『行ける』って思える時がありました。


僕は海外にもたくさん行きましたし、

キャリアだけはあります。


そういう経験を活用できるかどうかは

気持ち次第だなと再確認できました。


技術より気持ちなんですよね。

気持ちが続く限りはまだ海外で勝負できます」


――決定戦を一度撞きました。

相手は赤狩山幸男プロ。


「彼の方が一枚上手だったなと思います。

やはりトップレベルで戦っている選手ですから。

 

ただ、正直言えば……

外国人選手の方が良かったですね(笑)」


――それは、燃えて撞けるから?


「そうですね。


『これはただのビリヤードの勝負ではない』。


海外の試合で海外勢が相手の時は素直にそう思えます。


特に海外ではハートが全てを左右します。


海外での試合は、

気持ちひとつで展開が恐ろしく悪くなったり、

信じられないほど繋がったりもします。


ちょっとでも

『厳しいかもしれない』と思った瞬間に、

流れは簡単に悪くなります。


だから、自分の弱気を受け入れないだけの

ハートの強さを持たなければいけません。


『勝つ』という信念を。


僕はその気持ちを持ち続けて

プレーしたつもりです。


若い選手たちにそれが伝われば嬉しいです」


――世界選手権に出るのが7年ぶりなのですか?


「前回が確か2007年だったと思います。

高野智央プロの引率みたいなものでした(笑)。


その頃の僕は、体調が悪く、

プレー中もめまいがひどくて

まともに戦える状態ではありませんでした。


今回久しぶりにこの舞台に戻ってきて、

他国の戦友たちと会えたのも嬉しかったですね。


マーカス・チャマットとかね。


皆、年を取りましたけど

『まだ行けるぞ!』と励まし合いました。


だから、

勘違いして僕もまだ頑張りたいと思います」


(了)

 

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