〈BD〉この8番、あなたならどうする? 若きレイズは……? 動画あり


あっ、もう9月!


ということは、

「マジシャン」エフレン・レイズの

誕生日を過ぎましたね。


8/26で61歳になっています。


(※1年前はこんな記事を作ってました)。


レイズと言えば、

先日、こんな映像を見付けました。約13分↓



1990年に日本で行われた

あるイベントでの

レイズvs E・ストリックランド戦です。


2人とも、わかー! ほそー!


何のイベントかと言うと、

1990年の『全日本選手権』の前夜に、

大阪のホテルの広間で行われた


『World Death Match in EVE』

というイベントです。


このイベントの出場メンバーは4名限定で、


エフレン・レイズ(当時36歳)

アール・ストリックランド(当時29歳)

奥村健(当時38歳)

利川章雲(当時24歳)


……というトップ選手だけの豪華なものでした。


BDの読者の中にも、

「俺、生で観てた」という方、

いらっしゃるかもしれないですね。


この4名が一人2試合していて、

このレイズvsスト様戦のみ「9ゲーム先取」で、

あとは「7先」だったようです。


この動画、

オリジナル素材もだいぶ編集されているのか、

後から加工したのかはわからないですが、


だいぶショット間をつまんだ(カットした)

編集になっていて、味気ないほどに早いです

(9先が13分で観られます)。


それを差し引いても、

レイズ、スト様、両選手のプレーは

ハイテンポで軽やかです。


2人ともブレイクも良いですね。


スト様がレイズのプレーに拍手をしたり、

レイズがニコニコ笑いながら撞いてたりします。


それも、

イベントだからということもあるでしょう。


キャリア的にも「目」も「身体」もよく動き、

最も球の入る、脂の乗った時期であるためか、

ショットセレクションも

現在の彼らよりだいぶオフェンシブに映ります。


その象徴とも言えるのが、

レイズの「カット&ポジション」でしょうか。


映像では12:21頃です。


レイズが7-7に追い付いて迎えた第15ゲーム。


レイズはブレイクで5番イン。

マスワリ体勢に入ります。


……が、終盤の7から8で出しミス。


こんな形にしてしまいました。↓



8番が遠くて薄い…………。


皆さんならどうするでしょうか。


レイズが選んだショットはこれ。↓



カットからの3クッション回し。


沸くギャラリー、手を叩くスト様。


9番も入れて、8-7としたレイズは、

次の第16ゲームでもマスワリを決めて、

9-7で勝利しました。


このショット、撞点は……

真下を構えているように見えます。

ひょっとしたら

少し順(右)をヒネっているのかも。


たしかに優れたポジショニングではあり、

「さすがはレイズ」と唸りますが、

ライン的には

「入れればこう出る」形であるとも言えます。


肝心のそのシュートの難易度がかなり高い訳で、

度胸と覚悟も要りますが……。


今のレイズが全く同じ配置を前にしたら、

果たしてこの選択をするでしょうか。

セーフティやバンクもあるかもしれない。

興味深いところではあります。


現代の日本では、

土方隼斗プロがこういうチョイスを好む印象です。


このショット、以前にも、

「レイズのスーパーショットまとめ」的な

別の動画で観た記憶があったのですが、

出どころがわかってちょっとスッキリしました。


まさか日本のイベントだったとは、

と思いましたけれども(笑)。


(※情報をくださったRさん、

ありがとうございました♪)


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