〈BD〉月刊『タカタ写撞部』2015 August


【球はすべての人に平等に】


ビリヤードのテーブルがある以外、

あとは想像力を働かせるしかない写真。


今月の1枚に選ぶのは勇気がいりました(笑)。

撮ったのはラスベガスのホテルです。


キューを握っているのは、ウチの近所の

漬物屋さんの女将さんによく似た女性。


ご主人やお子さん、お孫さんと

平和な日々を送っておられるであろう、

笑顔が柔らかい方でした。


一方、美しい卵型の頭を

キレイに剃り上げた手前の男性は、

白く長い髭をたくわえて、両腕には

モノトーンのタトゥーと大きなブレスレット。


まさに“アメリカン”なおじいさん。

そして右足は義足を使用されていました。


この会場には、

ビリヤードが好きという以外に共通点を

持たない人が多数集っていました。


日本から参加したチームも同様です。

超個性派が集まって“チーム”って

できるものなのだなと感心しきり(笑)。


そして、上手な人もそうでない人も、

全力でプレーをして、勝てば喜び、

負けたら相手を讃える。


ただ、それだけでした。


ただ、それだけ。


ちょうど、昨日まで開かれていた

『兵庫オープン』でも、


エントリーした選手の数と

ほぼ同数の子どもたちが、

体験コーナーで夢中になって

球を撞いていました。


球を撞いて、入ったら気持ちいい。


ビリヤードって、

本当に誰がやっても楽しいんだなと。

あらためて強く感じた今年の夏でした。


…………


【2015年8月・この1枚】

ビリヤード好きなアメリカンたち

2015年8月17日

ウェストゲートホテル

(アメリカ・ラスベガス)

『APA ナショナル・チーム・

チャンピオンシップ』会場


※本企画のバックナンバーはこちら


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(近況Info)


アメリカから羽田に戻り、

そのまま関東出張(夏休み?)をしました。


皆々様にこの場を借りて

あらためてありがとうございました!


その真ん中ごろ。

『BAGUS新宿店』で開かれた

『プロビリヤードプレイヤー撮影実習』という

イベントの講師をさせていただきました。


後藤田佳奈プロの発案で、

『自由が丘写真教室』様の主催で、

モデルには後藤田プロだけでなく

中島美秀プロも参加してくれるという充実ぶり。


何より嬉しかったのは、

ビリヤードという被写体のカッコよさを、

参加された一人一人の目線で個性的に切り取って、

それを拝見することができたこと。


まだまだ気付いていないことがたくさんありました。

そして“撮るビリヤード”の可能性も強く実感。


秋のトーナメントシーズンに入ります。

もっともっと新しい作風にチャレンジです!


撮影仲間も随時募集しています


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※『タカタ写撞部』は、

ビリヤード写真を日本一楽しんで撮る男であり、

『ビリヲカ』監修者でもある

タカタアキラ氏の寄稿記事です。

来月もお楽しみに!


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