2015年

12月

22日

〈BD〉疑わしきは罰せず!? 撞きづら時の二度撞き疑惑。動画あり

 

一昨日の界敦康プロの

二度撞きを避けて撞くテクニックや、

 

先月の「二度撞きスロー映像」に

関連する映像です。

 

早速こちらをどうぞ。↓

 

「キューを立てて撞いたショット。

これはセーフ? ファウル?」

 

(4分30秒。英語です)

 

 

手前に邪魔なボール(3番)がある配置で、

 

誰もが嫌がる、

「撞きづら」のショットをするという

シチュエーション。

 

撞き手は指を立てたオープンレスト

(「フィンガーチップブリッジ」)を組み、

キューに傾斜を付けて手球を撞いています。

 

撞点は上。

というか上しか撞けません。

 

キューは3番に触れてないですし、

全く問題ないように見える

(セーフに見える)ショットなのですが、

 

実は、ワンアクション(ワンストローク)で、

キュー先が複数回、

手球に当たっていたということが、

手球に付いたチョーク痕や、

スロー映像から確実視されています。

 

英語では

「multiple hits」(複数回のヒット)や

「prolonged contact」(長い接触)と

表現しています。

 

動画アップ主は問いかけます。

「これってファウルだろうか?」。

 

動画の終わりの方には、

ほぼ同じ撞き方で、

「clean hit」(1回のみのヒット)のケースも

出てくるのですが、

 

インパクト時のキューアクションは

複数回ヒットのケースとほとんど一緒。

目視での判定は困難です。

 

この動画のコメント欄や、

アメリカのトップビリヤードサイト、

AZ Billiardsのフォーラム(掲示板)でも

様々な意見が出ています。

 

動画アップ主は、

「複数回ヒットしていたという

明白な証拠が用意できない限り、

セーフで良いだろう」

と結論付けています。

 

実際のところ、

全ての試合にレフェリーが付き、

微妙なケースは全てクローズアップ映像で収め、

その場でスロー再生して判定する……

というのは難しい。

 

ボールに残るチョーク痕で判定しようにも、

ショット前に手球を拭いておかなければ

それ以前のショットのチョーク痕と

混ざってしまう危険性があります。

 

状況証拠では限りなくクロだけど、

「疑わしきは罰せず」で行くしかない。

それがこの動画のスタンスでしょう。

 

…………

 

断定が難しい「無意識の二度撞き」。

 

このケース、国内でも以前から、

上級者の間でたまに話題に登ることがありました。

「実はこれってさぁ……」と。

 

この動画のように、

撞きづらでキューを立て気味にして

手球の上を撞く時だけでなく、

 

キューを寝かせて撞く時にも、

非常に弱く撞くショット

(プッシュアウトなど)では

なっていることもあると言われます。

 

でも、厳密に見定めることは難しいし、

実際のところ、こういったショットで

ファウルを取られることはまずありません。

 

これが、

「手球・的球が近接している配置」など、

典型的なケースであれば、

 

インパクト後のボールの挙動を見て

セーフか否かを判断できる場合が多いですが、

 

この動画では、

multiple hits でも、clean hitでも

ボールの挙動に決定的な違いはないので、

そうもいきません。

 

アップ主の"疑わしきは罰せず"の姿勢は

妥当なものなのかなと思います。

 

徹底的に現象ベースで判定するなら、

ボールやキューにセンサーを仕込むとか、

テクノロジーに頼る方向性しか

なさそうですが、果たして……。

 

…………

 

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