2015年

4月

25日

〈BD〉日曜日は『GPW第2戦』――北谷好宏のスーパー空クッションで振り返る第1戦ファイナル〈前編〉

北谷好宏(Yoshihiro Kitatani) ※昨年の全日本選手権時
北谷好宏(Yoshihiro Kitatani) ※昨年の全日本選手権時

 

今週末は『グランプリウェスト第2戦』

(GPW-2。西日本男子プロツアー)が行われます。


日曜日だけのワンデートーナメント。

会場は大阪の『マグスミノエ』です。


3月末に行われた"第1戦"では、

九州の北谷好宏プロが優勝を飾っています。


※北谷プロの優勝の談話はこちら


…………


さて。


その第1戦の決勝戦は、

北谷好宏vs吉岡正登というカードだったのですが、


北谷プロの

7-0ストレート勝ちという結果になりました。


両名の間に

大きな実力差がある訳ではありません。


ひとえに北谷プロが主導権を握り続けていたことが

大きかったでしょう。


中でも、2発の"スーパー空クッション"は、

展開もポイントも相手に渡さない、

まさに値千金のショットでした。


早速紹介しましょう。


…………


北谷1-0吉岡で迎えた第2ゲーム。


吉岡プロが5番でセーフティをして、この形。↓

 

 

手球は6番でギリギリ隠れています。

直接5番は狙えません。


北谷談:

「1クッションはないなと思ったんですよ」


……ということで、選んだのはこれ。↓

 

 

4クッションでのキックイン!


もちろん10ボールですので、

5番を左下コーナーにコールした上で

決めています。


5番を見事に沈めた北谷プロは、

6番以降も取り切ってスコアを2-0としました。


北谷談:

「撞く前に

いい感じでこのラインが見えてたんですよね。


あのテーブルのクッションは

結構伸びるコンディションだったんですよ。


それで、少なくともこのラインなら、

10番さえかわせばファウルはないだろう

と思って選びました。


クッションシステムですか?


僕は結構使ってる方ですね。

この時も数字は見てましたよ。


ヒネリも使ってます。

撞点を言うと"右上"ですね。


撞き方のイメージは、

『トン!』と撞くのではなく、


スリークッション(キャロム)っぽく、

『スーッ』と手球を乗せて撞くようなイメージ。


力加減は、

『5番が入った時に、6番に出るような加減』

(=あまり強すぎない加減)。


いやぁ、これは上手いこと撞けましたね。


普段でも僕はこの配置を迎えたら

この空クッションを選ぶと思うんですが、


入る確率は10回に1回もないでしょうねぇ(笑)。


手球を5番に当てるだけ当てて、

相手にイージーな形を渡す危険性はありました。


でも、この時はね、言ってしまうと、

『それでもいいか』という気持ちでした。


そもそも、

この前に僕は自分で5番へ出しミスをして、

5番のサイドバンクもミスってたじゃないですか。


だから、この空クッションは、

『最低限当てればいい。

それで相手に1点取られたら仕方ない』

ぐらいの気持ちでしたよ。


そう腹が決まっていたし、

ファウルはないだろうと思っていたんで、


だから、あんな風に

理想的な撞き方ができたんだと思います」


…………


空クッションを選ぶまでの思考過程と、

ライン通り撞くための右腕のコントロール。


北谷プロの言葉には

プレイヤーが参考にできる部分が多いですね。


一方、このスーパー空クッションを

喰らった側の吉岡プロは、


自身のブログでナイスな日記を書いています。

こちらから。

 

で。


この試合ではもう1発、

北谷プロのスーパー空クッションが炸裂するんですが、


長くなってきたので、

 

〈後編〉という形で追ってお届けします。

 

…………

 

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