2015年

2月

20日

〈BD〉マスワリメモリー・青木亮二プロ編(後編)


昨日紹介した青木亮二プロの

「マスワリメモリー。


今日はその続きをお届けします。


※前編はこちら


※栗林達プロがブログで、

ためになる「マスワリ考察」を

書いています。こちらから。


…………


――青木プロの初マスワリは

いつだったんですか?


「詳しくは思い出せないんですけど、

中2の夏休みだったと思います。


その頃は毎日ビリヤード場にいました」


――ビリヤードを始めてどのぐらい経った頃?


「半年ぐらいかな。

僕、中1の終わり頃に始めたので。


でも、初マスワリの

相手とか状況とかは覚えてないんですよ。


『初めてのマスワリ2連発』のことは

よーく覚えてるんですけどね」


――それはぜひぜひ。


「まず、時期は僕が高1の時。


場所は、

なんと生まれて初めて一人で遠征した大阪。


そして、『オーシャンワールドカップ』

(※会場は現・玉出ACE)という、


大きなオープン戦の2回戦で……」


――オープン戦で、ですか。

それはもうメモリアル。


「そして、相手は…………」


――だ、誰???


「『日本ポケットビリヤード界の父』、

藤間一男さんです!」


※Wikipediaはこちら


藤間一男氏(右) 昨年の全日本選手権にて
藤間一男氏(右) 昨年の全日本選手権にて


――な、なんだってー!


「僕が当時高1だったってことは……

藤間さん、それでも60歳ぐらいだったはずですね。


僕が2連発を出したのはオープニングとか

上がり際とかじゃなく、

途中のどこかだったと思います。


でも、生涯初の2連発の相手が、

そんなすごい方だったら

忘れられないですよね(笑)」


――間違いない。

ちなみに、その時の藤間さんのご様子は?


「試合中、僕のプレーを観て

何かブツブツ言っておられたんですよ(笑)。


それを聞いてより一層燃えたことを覚えてるんで、

結果良かったですよね(笑)」


――燃える高校生プレイヤー。


「田舎の高校生が、

一人で香川から在来線と新幹線乗り継いで

やって来て。


大阪に知り合いと呼べる人は、

その頃は白石英男プロと

鎌田充昭プロ(※当時アマ)しかいなくて。


8ゲーム先取だったかなぁ。

そんなロングゲームも初めてなら、

県外に試合しに行くのも初めてですよ。


2日間開催で200人ぐらい出てて。

そんなデカイ試合の2回戦で

藤間さんっていうスゴい人に当たって、


初めて2連発出して勝つって、

メモリアルすぎるでしょ?(笑)


さらに、次の3回戦にも勝てて、

僕は2日目に残れたんですよ。


結局ベスト64で負けたんですが、


もうとにかくすごい経験ができたので、


プロになるという選択肢が一気に

現実味を帯びてきましたね」


――藤間さんはこのこと、

知っておられるのかな……。


「実は昨年カタールの『世界選手権』

(※藤間氏がトーナメントディレクターを

務めている)に行った時に、


藤間さんに直接お伝えしたんですよ。


そしたら、全然覚えておられなくて、


『ホンマか! その時代にワシに勝ったんか!』

って言われました(笑)。


若干ムッとした顔だった気もします(笑)


――はははは(笑)。

その青木少年が今はプロとしてプレーしている

訳ですが、プロにとってはマスワリは

特別なものではないですよね。


「はい。マスワリで取るのも

他の取り方で取るのも、

同じ『1点』としか思ってないですね。


プロはほとんどそうなんじゃないかな。


『マスワリを出したい』という風に

意識することもないです。


そこを意識してしまったら

無茶な攻めとかしてしまいそうだし。


常に自分の中の確率をベースにして、

場面と状況とテーブルコンディションを考えて、


『より1点に結び付きやすい』ショットを

その都度選択するだけですね。


でも、観ている方のことを考えると、

『マスワリ◯連発賞』とかがある方が

楽しいでしょうね。


以前『北海道オープン』ではありましたけど、


そういう賞が設定されていたら、

普段より意識するプロもいるだろうし、


ギャラリーも攻撃的なプレーを

多く観て楽しめるでしょうね」


――わかりました。最後に、

マスワリ未経験の人にコツを言うならば?


「理想は、マスワリということを

意識しない内にできてるのが一番良いです。


もちろん、実際は意識しちゃう人、

多いですよね(笑)。


うちのお店(愛媛・LION BLEU)でも、

初マスワリもマスワリ未遂も両方見てます。


未遂のよくあるパターンは、


『これ、マスワリできるかも』と意識して、

7番辺りからプレッシャーがかかってきて

自爆しちゃうケースですね(笑)。


でも、マスワリがかかっていることにも

気付かないぐらい1球1球に集中できていれば、

マスワリは出やすくなるので、

集中あるのみ! です。


1回出せたら、2回目、3回目と、

回数が増えていく度に

またドキドキすると思いますけど、

それも楽しいですよ。


4回目、5回目が出せたら、

マスワリの緊張感にも慣れてきていて、

腕も上がった証拠です。


ぜひ『集中!』で頑張ってほしいです」


…………


青木プロ、貴重なエピソードの数々、

ありがとうございました。


…………

 

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