2013年

5月

19日

〈BD〉引き球魔神・アブー2

引き球魔神アブー
引き球魔神アブー

 

昨日の「スーパードローショット」について、

 

実際のyoutube映像を一緒に見ながら、

アブさんことJPBA虻川修プロと語りました。

 

――この映像、まだ再生回数が少ないですね。

最近のものですか?

 

そうです。

 

つい先日、山梨のビリヤード場で

チャレンジマッチをした時に、

余興としてやりました。

 

僕、よく余興で引き球をやるんですよ。

 

――生で観られた方は幸せですねー。

何テイクぐらいで成功したんですか?

 

5回ぐらいだったと思います。

 

――しかし、何度見てもすごいですねぇ。

 

うーん、まあまあでしょうか。

 

――ま、まあまあ?(笑)

 

ええ。

 

手球が右の短クッションに

届いてないでしょう?

 

調子が良ければ、右の短クッションに入って、

もう一回出てくるんです。

 

――ひぃぃぃ。

でも、いくらアブさんの調子が良くても、

クッションが弾まない台だってあるし、

ラシャが重い(転がらない)台もありますよね?

 

あります。

 

ありますが、ちゃんと撞ければ、

図の赤い線を越えないということはないですね。

 

――マ、マジですか(笑)。

しかも、ほぼ真っ直ぐに引けてるのがすごい。

 

それはもう一番大事なことですから。

 

方向がコントロールできてない引き球は

引き球ではありません。

 

そこはこだわって練習してきましたから。

 

――さすが自他共に認める引き球野郎ですね。

 

僕から引き球を取ったら何も残らないですから。

 

…………

 

と、まあ、そんな話でした。

 

僕は以前、正式な取材でアブさんに

引き球のコツを聞いたことがあります。

 

その時、「そうなんだー」と思ったのは、

 

「撞点はマックスの下ではない」ということです。

 

アブさん曰く、

 

「手球の、真ん中とマックス下の中間ぐらいの高さを

捉えて、『グイッ』と下方向に引っかくイメージ」

 

なんだそうです。

 

これは

「恐らくスーパースローで実際のキュー先の

軌道を見たとしてもそうなってると思います」

とのことです。

 

 「大事なのは

手球の肉厚な部分を捉えて、下に引っかくこと。

 

そのイメージとタイミングです。

 

そして、それができれば

引き球には特別な筋力はいりません」。

 

これを繰り返しておられました。

 

パワーじゃないんだなぁ、やっぱり。

 

引き球だけしか練習しなかった時期があるという

魔神アブー。

 

もう僕は今から引き球だけの練習をすることは

ないと思われるので、今度その右腕、貸して下さい。