大井直幸・10ボール世界選手権2度目の準優勝

本当のプロフェッショナルを目指して

2024年3月

© probilliardseries 2024
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コロナ禍前から世界を飛び回り、

プール(ポケットビリヤード)の

国際主要大会のほぼ全てに出続けている

大井直幸。

 

日本プール界屈指の実績を誇る大井が、

2024年3月、再び『10ボール世界選手権』

ファイナリストに輝いた。

 

新しい大会フォーマットに適応しながら、

ワールドクラスプレイヤーばかりの

フィールドをしたたかに戦い抜き、

2021年以来2度目の準優勝を飾った

大井の姿からは、様々な意味での

「世界標準」への適応が見て取れた。

 

帰国した大井にインタビュー。

 

大会を振り返ってもらいつつ、

イギリスのマッチルームプールが展開する

9ボールトッププロツアー、

WNT.(ワールドナインボールツアー)の

ツアープロとして2024年にかける思いも聞いた。

 

→ 大会レポートはこちら

前回ほど悔しいとは感じなかったかもしれない


 

――『10ボール世界選手権』(ラスベガス開催)は準優勝でした。決勝戦を戦い終えてまず思ったことは?

 

大井:「しょうがないよね」って感じでしたね。悔しさもあったけど、前回(2021年)ほど悔しいとは感じなかったかもしれない。なんでだろう……前とはゲーム性もレベルも違うし、僕も以前とは違うからって感じかな。決勝戦を撞くのは2回目だったから、始まる前から終わった後まで終始落ち着いていたとは思います。

 

――落ち着いてプレーしている様子は伝わってきました。

 

大井:周りのプレイヤーのレベルが高すぎるから、今の僕は「“負け―負け”も優勝も変わんねえな」ぐらいの感じで試合に臨んでますね。どの試合も相当レベルが高いからメンタル的にタフだし、勝てるパーセンテージの低い試合ばかりだというのはわかってる。嫌になっちゃうよね(苦笑)。その中で今回はよくやれたんではないかと思いますけど。

 

――自分に期待しすぎてもいなかった。

 

大井:そうですね。今の僕はたぶん皆さんが思ってるのとは全然違って、「絶対世界チャンピオンになるんだ」とか一切考えてないです。単に「タイトルが欲しい」とか、ただ「勝ちたい」だけ。今回たまたま世界選手権の決勝まで行ったたけで、気持ち的には大きいハウストーナメントでカルロ(・ビアド)とファイナルを撞くのとあまり変わらない。もちろん賞金額が違うからアツさは違うけど。いつの間にか自分の中で『世界選手権』の重み自体がだんだんなくなってきてるんだろうね、不思議だけど。

 

――海外遠征が日常になってますし、世界選手権も9ボール、10ボール、8ボールの3つあり、全てに毎年出ている。良い意味で特別感が薄れてきているのでは?

 

大井:うん、かなり慣れたんでしょうね。『世界選手権』とか『USオープン』とかって聞くとすごい大会だけど、たくさんあるタイトルのうちの一つという感じかな、今は。

 

――今回はラスベガスに約2週間いましたが、球の調子は良かった?

 

大井:いや、悪いところから始まりました。それでも(10ボール世界選手権直前、同場所開催の)『ラスベガスオープン』はよく撞けていたかな(大井は17位タイ)。世界選手権とはドロー(組み合わせ・参加者のレベル)もフォーマットも違うし、本当に自分が良かったのかどうかはわからないけど。あの大会はちょっと混乱しちゃうというか……。

 

――混乱。

 

大井:勝ち進んでると誰でも「良い状態だ」って思いがちだけど、ラスベガスオープンのフォーマット(予選=4ラック先取×2セット。決勝ラウンド=4ラック先取×3セット)だと、状態が悪くても勝てちゃう時があるし、逆に良いから勝てる訳でもない。自分の状態と結果がリンクしない試合というか、だいぶ相手との関係性で変わってきちゃう試合だなと思います。なんか変なんですよね。少なくとも支配しきれないゲームだなってのは思いますね。

 

――支配とは?

 

大井:例えば、WNT.(ワールドナインボールツアー。マッチルームが運営)の9ボールのルール(非セットマッチ方式)だったら、支配する能力が高ければ1回のチャンスで行き切ったり、流れを取り戻したりっていう戦いができる。でも、ラスベガスオープンのフォーマットだと支配する力があっても流れが返ってこないゲームもあるし、流れが来てもポイントを取れないで終わることもある。実際僕もそんなゲームがありました。ラスベガスオープンは特にショートゲームでしょ。正直もうやりたくないね。だって面白くないもん(笑)。

 

――今年は10ボール世界選手権もセットマッチ方式でした。これもラスベガスオープンと同じで、良くも悪くも流れが変わりやすいフォーマットではないかと。

 

大井:同じセットマッチ形式でも、10ボール世界選手権は感じ方が全然違いましたね。予選が3セットマッチで決勝ラウンドは3セット先取(最大5セットをプレーする)だから、まあまあ面白かったし、選手的には皆文句ないと思います。特に決勝ラウンドは競り合ったら互いに15ラックぐらいは取るから、やっぱり実力は出ますよ。セットカウント0-2からでも帰って来られる(逆転できる)もん。今回僕は帰って来られた試合があったけど(ベスト16のS・ウッドワード戦)、あれがラスベガスオープンだったらセットカウント0-2の時点で終わりだしね。だから、世界選手権は11~12ラック先取の試合をやってるような感覚かな。それだったら0-8ビハインドからでも十分チャンスあるって思えるでしょ。ただ、接戦になった場合は長いなとは思います。

 

――たしかに決勝ラウンドは3時間超えの試合もありました。

 

大井:そう。このフォーマットで1日に2試合やると、正直プレイヤーのパフォーマンスは低下すると思う。お互いに低下してるから条件は同じなんだけど、大会として良いことだとは思わない。今回の賞金は今までのプール界で考えたらめちゃくちゃ良い額(総額25万ドル、優勝7万5千ドル)だけど、それでもこのフォーマットで1日2試合するのは賞金額と見合わない気もします。でも、もしテニスぐらいの賞金になるんだったら、予選からこのフォーマットで1日1試合でやってほしいとも思う。そうすると決勝ラウンドに勝ち残る顔ぶれがまた違ってくるだろうし、決勝ラウンドがもっとタフになると思います。

 

© probilliardseries 2024
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あの場面は僕の方が精神的に上回ってたと思う


 

――決勝戦について。ご自身のプレーに関しては?

 

大井:普通でしたね。良くも悪くもこんなもんですよ。結局1球勝負です。重要な局面で互いにどの球を入れたかで一気に展開が変わるじゃないですか。今回はもちろん僕がミスってた部分があった訳だけど、カルロのスーパーショットが光った試合だったかなと思います。

 

――たしかに。

 

大井:カルロが能力的に高いのは最初からわかってるし、自分より上手なのはわかった上で、スーパーショットの差が出ちゃったんじゃないかなって。カルロは基本堅実なプレーをするけど、やっぱりショットやタクティクス(戦術)でたまにすごいのぶっこんでくるから。あれが効くよね。

 

――第3セット第1ラックの5番ジャンプとか?

 

大井:そうそう、勘弁してほしいよね。フェダー(・ゴースト)とか、日本だったら土方(隼斗)プロとかがあれを入れるのは、こっちも気構えができてるから何とも思わないですよ。でも、カルロにあのジャンプを入れられるのはやっぱりちょっとウザいのよねぇ、スタイル的に(笑)。系統が違うじゃないって。

 

――ご自身のプレー内容は?

 

大井:全然何も覚えてない(苦笑)。とりあえずブレイクは最悪だなと思ってました。良くしなきゃいけないから、試合中に何かしら変えながらやってたけどダメでしたね。自分ではあんまり感じてなかったけど、疲れとプレッシャーで身体が動かなかったんでしょうね。反対に良かったのは、セーフティ合戦を最後まで我慢できたところじゃないですか。

 

――第2セット第6ラックの1番を巡る長い攻防ですね。

 

大井:そう。何やってんのかもう全然夢の世界(笑)。でも、ああいうのはアメリカとか世界中でやってることだからできたんだろうね。あの場面は確実に僕の方が精神的に上回ってたと思う。でも、その後のどこかのマスで逆のパターンもあった。ああいう守り合いのマスを取るのって大事だけど、1回押さえればいいんじゃなくてずっと大事だから。取り逃がすとパーセンテージがどんどん相手に傾いていっちゃう。

 

――第3セットをカルロに取られたのは大きかったですね。

 

大井:完全に生き返らせちゃったな、一線級のプレイヤーを。僕の気持ちが折れた訳じゃないけど、もう最後はどうにもならなかった。カルロは世界最高の攻撃力があるから、やっぱりああいう流れになると厳しいですよね。乗せる前に仕留めないといけないんだけど耐えきれなかった。

 

――カルロとは10数年前から対戦を重ねていると思いますが、決勝戦のカルロはいつものカルロでしたか?

 

大井:いや、いつもより良かったと思いますよ。あのフォーマットに合っていたのかも。そうそう、枠がなくて世界選手権には出れらなかったけど、ラスベガスオープン優勝の(L・V・)コルテザもすごく良かったですね。だから、あのゲーム性はフィリピン人が強いのかなって。彼らは慣れてる。やっぱり経験値の差はあからさまだね。

 

――10ボールに慣れている?

 

大井:そう、特に木ラック(手組みラック)の10ボールに。攻防の行き来だったり、メンタルの行き来だったり、ブレイクが入らないことへの精神的な対策だったり、その全てに対してのストレスの緩和とか。そういうところが他の国の人とは全然違うと思います。『女子ラスベガスオープン』優勝のチェスカ(・センテノ)にも言えるけど、フィリピン人は毎日あれをやってるから、少々のことではダメージを受けないし、一喜一憂しない。逆に言えば、木ラックの10ボールだったからカルロ、コルテザ、チェスカが強かったと言えるかもしれない。彼らは9ボールももちろん上手いけど、10ボールの方がスペシャリストだと思います。僕自身はどっちかって言ったら9ボールの方が勝率が上がると思う。

 

© probilliardseries 2024
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DCCのワンポケット。あれはだいぶ喜んだよね(笑)


 

――今回の結果を受けてさらに強化したい部分は?

 

大井:あります。そこは企業秘密になるけど、言えるのはやっぱり「武器を持つしかない」ってことかな。ウィークポイントに向き合ってそこを伸ばすのは今までずっとやってきてるけど、自分の最大の能力だと思っている部分をしっかり見定めて、そこをさらに磨く取り組みに入ろうかなって思ってます。それは自分自身を見つめ直す作業でもあるし、なんと言うかめちゃくちゃ深いようでめちゃくちゃ浅いみたいなことなんですよね。

 

――それは技術、メンタル、フィジカルなど全てにおいて?

 

大井:全てにおいて。僕は一気にはできないタイプだから、小さなことからちょっとずつ常に頑張るスタイルでやっていきます。つまんない作業ですよ。本当はこれを10年前にやっておきたかったけど、そんなことを言ってもしょうがないから、「まだ間に合う」と思いながら今やってます。

 

――話は変わりますが、1月の『ダービーシティクラシック』(アメリカ)ではワンポケットで自己記録を更新しました(ラウンド9敗退=12位タイ)。

 

大井:あれはだいぶ喜んだよね(笑)。出始めてから5年ぐらいかかったけど、ラウンド9まで行けたのは僕からしたらかなりすごいこと(※毎年400〜500名が出ている)。10ボール世界選手権のファイナリストもすごいことなんだと思うけど、こっちも相当だと思う。

 

――あそこまで進んだのは日本人初です。そもそもワンポケットの試合に参加する日本人はほとんどいません。

 

大井:試合でワンポケットを撞くのは年1、2回しかないけど、そこでの経験だったりワンポケット特有のメンタルのコントロールはかなり意識してます。何よりあきらめない気持ちでやってます。フェダー(・ゴースト)は20歳そこらでワンポケットで優勝してるし、ジョシュア(・フィラー)とか若くて才能がある子たちがワンポケットやバンクプールで僕より上に行ってるけど、やっぱり食らい付いて行きたい気持ちはあるから。まだあきらめてないですよ。ワンチャン「『マスターオブテーブル』(3種目総合優勝)あるんじゃね?」と思ってるからね(笑)。

 

――ぜひ挑み続けてほしい。

 

大井:ジョシュアだって今年初めてマスターオブテーブルを獲れた訳だし、今獲れそうなプレイヤーはジョシュアとフェダーとシェーン(・バンボーニング)ぐらいしかいないと思うけど、ちょっと前はフィリピン人も獲ってるからね(E・レイズ、F・ブスタマンテ、D・オルコロ)。可能性は少ないけどやってみないとわかんないですよ。むしろワンポケットとバンクプールは歳行ってもプレーできるし、60歳ぐらいになってもタクティクス、メンタル、技術のクオリティで勝負できるから楽しみですよね。なんせ面白いんですよ。ゲーム性が奥深くて、相手の心理も見える種目だから。

 

――大井プロの主戦場は9ボール(WNT.)ですが、色々な種目のレベルを上げていきたい気持ちもある。

 

大井:そうそう。賞金圏内に入れるようになったから、一応“プロ”だと言えるんだろうけど、ワンポケットやバンクプールは趣味でもあり、リフレッシュも兼ねてる種目と言えばいいかな。WNT.とはレベルが違うし、9ボールや10ボールみたいなローテーションゲーム(※番号順に入れて行くゲームの総称)とはゲーム性が違うんだけど、結構自分にとって大事な種目かもしれないですね。チャイニーズ8ボールも同じように感じています。 

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僕らは本当のプロフェッショナルになりたい


 

――そして、2024年から大井プロは「WNT.ツアープロ」(世界128名)として戦います。以前からマッチルームのトーナメントが年間スケジュールの柱になっていた大井プロにとって、WNT.プロ入りは自然な流れでしたか?

 

大井:そうですね。結構前から心は決まってたし、海外の選手と話をしてもやっぱり皆が見ているのはWNT.でした。僕らプレイヤーは本当の意味での「ビリヤードのプロフェッショナル」というものに憧れを持っていたし、今すでにプロだという自覚を持って試合に出ています。それはライセンスどうこうじゃなくて、ビリヤードで生きていくという覚悟というか生き甲斐の話です。マッチルームはWNT.という形で「プロの世界」を作り、今後さらに大きくして行こうとしている。僕らはそこに期待しているし、プロとして認められることに喜びがあるから、やっぱりWNT.に賭けますよね。あとは、現状では必ずしも優秀な選手が出られるとは限らないのがWPAの試合(※出場枠の一部が各大陸・国の連盟に分配され、選考方式は一任されている)で、本当に強くて戦う意志のあるヤツしかいないのがマッチルームの試合だという違いがある。マッチルームの方が競争がキツいのはわかってるけど、僕を含めてやっぱり皆そこに行きたいんだろうなって思います。

 

――実力主義の場に身を置きたいと。

 

大井:そう。入りたい人全てが入れる所じゃないし、成績が出ない人はいられなくなる場所なんですよ、WNT.は。僕も入った以上はここから去りたくない、できるだけ長くここで戦い続けたい。それに何が良いって、マッチルームはプレイヤーにリスペクトがあるし、9ボールプールの発展に献身的。僕らWNT.プロも上手く乗らされてると思うけど、乗れる船があっただけ良かったなって。きっとマッチルームは今も水面下でめちゃくちゃ動いてると思います。まだ各大会の賞金は低いから何とも言えないけど、今年の『9ボール世界選手権』(in サウジアラビア。6月)は賞金総額1億5千万円になったしね。僕らは本当のプロフェッショナルプレイヤーになりたいんで、マッチルームには期待しています。

 

――WNT.プロとしての初年度、2024年はどんな年にしていきたいですか?

 

大井:普通に優勝は目指してます。ランキング的に上にも下にもたくさんいるのが今の僕の立ち位置だから、実力と力関係に照らし合わせて自分にできる戦い方を毎回身体にセットするしかないなと思ってます。その上で結果を求めて行きたいと思ってますけど、周りは皆プロだし、勝ち続けることは難しいから、負けてもあまりへこまずにやりたいですね。以前の『9ボール世界選手権』は、言い方は悪いけど「プロじゃない人達」も結構出てたのをBDさんも現地で見て知ってますよね。

 

――ええ、見ています。

 

大井:あの頃とはすでにもう雰囲気とか世界観が違ってます。参加者のレベルが高すぎて気持ち悪いっていうか寒い(笑)。それに特に今のヨーロッパがそうだけど、国(のスポーツ省など)が支援して若くて強い子がどんどん出て来ている。その子が活躍するとその国でますますビリヤードが盛り上がって行き、支援が増える流れが出来てます。日本の場合はもし僕が3回ワールドチャンピオンになっても悲しいけど国からの支援はないでしょうけど(笑)、少なくともそんな話題が出るぐらいの活躍ができたらいいなと思ってるし、僕の後に続く人が出て来ることを願って戦い続けます。

 

(了)

 

 

Naoyuki Oi

JPBA40期生/1983年1月10日生/東京都出身

JPBA年間ランキング1位・6回(2006年、2012年、2014年、2015年、2017年、2018年)

2007年『ワールドカップオブプール』3位

2012年『9ボール世界選手権』3位

2014年『全日本選手権』準優勝

2015年『ワールドカップオブプール』3位

2017年&2018年『ジャパンオープン』準優勝

2017年『ワールドゲームズ・ヴロツワフ大会』銅メダル

2017年『USオープン9ボール』5-6位

2018年『CBSAツアー 中国・密雲戦』優勝

2019年『ジャパンオープン』優勝

2021年『チャンピオンシップリーグプール』5位

2021年&2024年『10ボール世界選手権』準優勝

2021年『USオープン』3位

2023年『プレミアリーグプール』3位

他、優勝・入賞多数(2024年3月現在国内43勝。こちらへ)

使用グローブはOWL

使用プレーキューはHOW(ハオ) 

使用ブレイクキュー、ジャンプキューはUnlimited(アンリミテッド)

使用タップは斬(ZAN)

所属:Shop FLANNELPool & Darts FLANNEL

スポンサー:Owl products、Session、catalyst、Andy Cloth、ココカラダ、姫路ミルキーウェイ、アルシオ、競輪ニュース AOKEI

 

 

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