〈BD〉「現代にアップデートした新しい単層タップ」――『NEUE Tip』(ノイエタップ)好評発売中! 開発者・曽我部光貴プロに聞く「単層へのこだわり」

 

撞き手の意志を手球に伝える

最重要パーツ、タップ(Tip)。

 

近年は本革(豚革・牛革など)の

シートを重ね合わせて接着し、

丸く打ち抜いて作られた「積層タップ」が

大きなシェアを占めていますが、

 

それ以前の主流である

伝統的な一枚革の「単層タップ」は、

今も根強い人気を誇っています。

もともと単層タップが好きで使い続けている人や、

後から単層タップの撞き味に魅せられた人は

少なくありません。

 

今回紹介する

『NEUE Tip』(ノイエタップ)は

今単層タップ好きの注目を集めていて、

昨年から急激にユーザーを増やしている

日本の新興タップブランド。

 

NEUE Brand公式サイト

 

“単層だからこそ出せるダイレクトな反応と、

硬さだけでは終わらない食いつきとコントロール”

をコンセプトに、

一枚革を加圧する製法で単層タップを開発。

 

打感や打音が気持ち良いだけでなく、

「勝負で使える性能を備えていること」。

その両立を目指して試作と研究が

重ねられてきました。

 

NEUE Tipを開発したのは

曽我部光貴プロ(JPBA)とその協力者達。

 

今は杉原匡プロ、飯間智也プロ、

吉岡正登プロ(日勝亭)といった

タイトルホルダー達も

NEUE Tipを使っています。

 

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◇ NEUE Tip共通スペック

タップ種別:単層タップ(一枚革)

直径:約14mm

厚み:約6~7mm

価格:¥2,300-(税込)

公式販売ページ: https://neuetip.base.shop/

公式サイト:https://neue-brand.com/

※ オリジナル刺繍ワッペンとキーホルダー(マグネットリリーサー付き)も公式販売ページで購入可能

 

 

NEUE Tipのラインナップは、

H(ハード。shala)

MH+(ミドルハードプラス。ren)

MH(ミドルハード。jun)

という3種類。

 

それぞれの特徴について詳しくは、

公式サイトの説明文と

以下の曽我部プロのコメントに委ねますが、

 

NEUE Tipは、かつての単層タップを

懐かしむためだけのものとして

生まれたのではなく、

現代のビリヤード競技に適応できる

クオリティとプレーアビリティも備えた、

「プレーヤーの感覚を研ぎ澄ます“競技道具”」

として生まれました。

 

そう言われても積層タップとの違いや

他ブランド製品との違いが

よくわからない。

――そんな人もいると思いますので、

NEUE Tipを開発した曽我部光貴プロに

直接聞いてみました。

 

「NEUE Tip誕生の経緯と、

単層タップへのこだわりは?」――。

 

 

語り手:NEUE Tip開発&広報・曽我部光貴

聞き手:BD

 

 

――NEUE Tipの開発のきっかけを教えてください。

 

曽我部:きっかけは、今から5年ほど前に単層タップに携わらせていただく機会があったことです。もともと自分自身も単層タップを使っていたので、単層ならではの打感や球を捉える感触には昔から魅力を感じていました。

 

その中で、長年の友人である『TAKESHI REPAIR CRAFT』代表と、「単層の良さを残しながら、今のプレイヤーにも安心して使ってもらえるタップを作れたら面白いな」という話をするようになりました。単層タップは撞いた時のダイレクトな感覚や球との接触感が魅力ですけど、その反面、革そのものの個体差や品質の安定という部分では難しさもあります。だから、ただ昔ながらの単層タップを作るというよりは、「今のキューや今のプレースタイルに合う、新しい単層タップを作りたい」、そういう気持ちで少しずつ開発を進めていきました。

 

――「NEUE」(ノイエ)という名称の由来や込められた意味は?

 

曽我部:「NEUE」にはドイツ語で“新しい”という意味があります。開発が進んでいく中で、使ってくださる方や応援してくださる方も少しずつ増えてきて、「そろそろちゃんと名前付けなあかんなぁ」と家族に話していたんです。その時に家族が考えてくれた名前が「NEUE」でした。

 

単層タップは昔からあるものですけど、それをそのまま懐かしいものとして出すのではなくて、現代のプレイヤーに向けた“新しい単層タップ”として届けたい。その想いと「NEUE」という言葉の意味が合っていたのでこれに決めました。自分一人で考えたのではなく、家族も含めて自然に生まれた名前なので、NEUE Brandとしても大切にしています。

 

――製品化するにあたって大変だったこと・苦労したこととは?

 

曽我部:一番大変だったのは「単層タップの良さを残しながら製品として安定させること」ですね。単層は一枚革なので、革そのものの状態がすごく大事になります。ほんの少しの違いで打感や締まり具合、食い付き、反応が変わってきます。なので、ただ「硬い」「柔らかい」だけでは判断できなくて、実際に撞いた時にどう感じるかを何度も確認しました。例えば、撞いた時の音、手に返ってくる感覚、押し引きの出方、スピンの乗り方、削った時の感触、使い込んだ時の変化……。そういった細かい部分を見ながら、少しずつ調整していきました。

 

NEUE TipはH、MH、MH+という3タイプありますが、この違いが曖昧になってしまうと、使う方も選びにくくなってしまいます。なので、それぞれのモデルにちゃんと意味があるようにすることはかなり意識しました。特にMH+はHとMHの中間にあたるモデルなので、硬すぎず柔らかすぎず、でもしっかり特徴がある――そこを探るのが難しかったですね。そのあたりもクリアでき、製品として自信を持ってリリースさせていただいてます。数えきれない試作品と試し撞きのおかげで、タップの特徴や打感の言語化はもちろん、取り付け交換作業などにも自信があります(笑)。

 

――NEUE Tipの特徴とは?

 

曽我部:特徴は単層タップならではのダイレクトな打感と、球をしっかり捉える食いつきの良さだと思っています。撞いた瞬間に、キュー先から球に力が伝わる感じが分かりやすい。それと、自分がどう撞いたのかが手元に返って来やすいんです。そこは単層タップの大きな魅力やと思います。そして、NEUE Tipはただ硬さを分けているだけではなく、それぞれのモデルに特徴を持たせています。

 

 

――3モデルの特徴を具体的に教えてください。

 

曽我部:『H』は、タップ自体の硬度が高くて球離れが早いタイプ。ただ、硬くて弾くだけではなく、その中にも食いつきがあるので、しっかりした反応とコントロール性を両立できるタップだと思います。

 

『MH+』は、打感としては硬いタップなんですけど、ゲームで必要になる「柔らかいキレ」を求める撞点にも不安なく入っていける食いつきがあります。しっかりした打感がありながら、押し引きやスピンを使う場面でも安心して撞けるところが特徴です。

 

『MH』は、食いつきとコントロール性のバランスを重視する方におすすめです。硬すぎず柔らかすぎず、単層らしい打感も感じられて、幅広い方に扱いやすいモデルになっています。

 

――単層(一枚革)にこだわる理由は何でしょうか?

 

曽我部:やっぱり打感の素直さですね。もちろん、積層タップには積層タップの良さがあります。

品質の安定性や選びやすさという部分では優れたものも多いです。ただ、自分は単層タップの、余計な層を挟まないダイレクトな感覚が好きなんです。撞いた力がそのままキュー先から球へ伝わるような感じや球を掴む感じ、手元に返ってくる情報――そこに単層タップならではの面白さがあると思っています。

 

もちろん単層タップの開発は簡単ではありません。だからこそ、そこに挑戦する意味があると思っています。NEUE Tipは「単層だから絶対に良い」と押しつけたい訳でもありません。ただ、単層の良さを今のプレイヤーにも改めて感じてもらいたい。そういう想いで作っています。

 

――すでに使っている人達からの評価は?

 

曽我部:お使いいただいている方からは、「打感が気持ちいい」「球を捉える感じが分かりやすい」「押し引きの感覚が出しやすい」「単層なのに扱いやすい」「キュー切れが良くなった」といった声をいただいています。特に、普段から打感を大事にしている方や道具の違いに敏感な方には、NEUE Tipの反応の良さを感じていただけることが多いですね。

 

それと、一度使っていただいた方のリピート率が本当に高いので、それも評価の表れだと感じています。タップって実際に撞いてみないと分からない道具だと思います。その中で、一度使ってくださった方がもう一度NEUEを選んでくださるのは、打感や性能に納得していただけたからなのかなと感じています。

 

プロ選手や上級者の方だけではなく、幅広いレベルのプレイヤーの方々に使っていただいていますが、大会や店舗で実際に手に取ってもらった時に、「一度試してみたい」「次は別の硬さも使ってみたい」と言っていただけるのは本当に嬉しいですね。自分自身もプロとしてプレーしているので、実戦で使う道具として信頼できるかどうかはすごく大事です。その部分でユーザーから実際のプレー感覚について良い声をいただけるのはとても励みになります。

 

――NEUE Brandとして大切にしていることとは?

 

曽我部:大切にしているのは「プレイヤーの1球に対して誠実であること」です。タップは小さなパーツですが、プレイヤーにとっては大事な道具です。ほんの少しの違いで安心感や自信、撞く時の迷いの度合いが変わることもあります。だからこそ、見た目のイメージや宣伝文句だけではなくて、実際に撞いた時にどう感じるかを一番大切にしています。

 

プロとしてメーカーとして、どちらの目線でも最後の判断基準はやっぱり「試合で使えるか」「大事な場面で信頼できるか」だと思っています。NEUE Tipは、プロだけのものにしたい訳ではありません。競技志向の方はもちろん、週末にビリヤードを楽しむ方、これから上達したい方にも、道具を選ぶ楽しさを感じてもらえるブランドでありたいです。派手さよりも、使った人の中にしっかり残るものを。「次もNEUEを使いたい」と思っていただけるようなものづくりを続けていきたいです。

 

――今後のNEUE Tipの商品リリースやNEUE Brandの展望は?

 

曽我部:今後もNEUE Tipは、単層タップの魅力を軸にしながらさらに品質を高めていきたいと考えています。現在はH、MH、MH+を展開していますが、実際に使ってくださるプレイヤーの声を聞きながら、より選びやすく、より実戦で使いやすいラインナップを整えていきたいです。

 

単層タップにはまだまだ可能性があると思っています。硬さや打感の違いだけではなく、プレイヤーがどういう場面で安心して撞けるか、どういう感覚を求めているかを研究し続けて、それを今後の商品づくりにも活かしていきたいです。

 

NEUE Tipを通じて、単層タップの魅力をもっと多くの方に知っていただきたいです。そしてNEUE Brandとしても、ビリヤードを真剣に楽しむ方のプレーに自然に寄り添えるブランドであり続けたいと思っています。

 

(了)

 

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◇ NEUE Brand Official Site / SNS

 

公式販売ページ: https://neuetip.base.shop/

公式サイト:https://neue-brand.com/

X:https://x.com/neuetip

Instagram:https://www.instagram.com/neuetip/

YouTube:https://www.youtube.com/@NEUETip

Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=61586638545871

 

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