〈BD〉「泥臭くても最後まで絶対に諦めないこと」――20年ぶり優勝の関西大学 島崎・松口ペアにアンケート。『2026 全日本学校対抗ナインボール』

 

3月29日(日)に開催された

第26回 全日本学校対抗ナインボール選手権大会

(東京・池袋 ロサ開催)で、

2006年大会以来

20年ぶり2度目の優勝を飾った関西大学。

 

そのメンバーである、

先鋒:島崎紳

大将:松口晴樹

のお2人にアンケートにご協力いただきました。

 

2人は学年は違いますが

(島崎選手は3回生、松口選手は博士課程1年)、

ともにビリヤードサークル

『kissshot』(キスショット)に所属し、

大阪・江坂のビリヤード場

『BRAVO』を拠点に活動しています。

 

本大会にはそれぞれ一度、

別の年に出ていた経験があり

(島崎選手は2024年、松口選手は2023年)、

その時は予選ラウンド敗退。

今回は「勝利」「日本一」を目標に掲げて

試合に臨み、見事に叶えました。

 

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先鋒:島崎紳 しまさき しん

関西大学 環境都市工学部 建築学科 3回生

ビリヤード歴:約2年

所属店:『BRAVO』(大阪府吹田市)

所属サークル:kissshot(キスショット)

学校対抗参加歴:今回が2回目。前回は2024年(予選ラウンド敗退)

プレーキュー:不明(シャフトはPREDATOR REVO12.4、タップはZAN グリップハード)

アマチュア全国大会入賞歴:無し

 

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大将:松口晴樹 まつぐち はるき

関西大学 理工学研究科 環境都市工学専攻 博士課程前期課程 1年次生

ビリヤード歴:約4年

所属店:『BRAVO』(大阪府吹田市)

所属サークル:kissshot(キスショット)

学校対抗参加歴:今回が2回目。前回は2023年(予選ラウンド敗退)

プレーキュー:HOW Cue(ハオ) ZR-5(シャフトはCUETEC Cynergy、タップはKAMUI クリアブラック H)

アマチュア全国大会入賞歴:2024年『第31回 オールジャパンサマーカップ』3位、2025年『第12回 日本学生9ボール選手権』3位

 

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Q1:優勝が決まった時のお気持ちを教えてください。

 

先鋒・島崎:試合中から僕も晴樹くんもヒル(3点)になっていることに気付いていたので、先に9番を入れた方がチームの優勝を決めることを意識していました。2月から2ヶ月間、日本一のタイトルを取るために毎日何時間もの練習を欠かさなかったので、優勝した瞬間は試合中でしたが吠えてしまいました。ただ、自分の課題も見付かったので、経験を活かしてこれからも努力したいと思います。

 

大将・松口:ゲームボールを決めた瞬間は、とにかく達成感と(所属店の)BRAVOへの感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。それと同時に、それまで張り詰めていた緊張が一気にほどけ、恥ずかしながら涙が出てしまいました。これまで経験してきた悔しい負けや嬉しい勝ちの一つひとつが実を結び、こうして結果につながった瞬間を味わうことができ、個人的に強く印象に残る優勝となりました。

 

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Q2:個人あるいはペアでどんな目標やテーマを持って参加していましたか? それは達成出来ましたか?

 

先鋒・島崎:もちろん優勝です。今大会の開催日と『アマナイン』の関西の予選が被さっていたので、「アマナインに出ないのであればここで優勝しなければならない」という気持ちを持って挑みました。結果的に叶って良かったです。

 

大将・松口:私のテーマは、どんなに泥臭くても最後まで絶対に諦めないことでした。4先というショートゲームでは、少しのミスや流れで試合が決まってしまうことも多く、苦しい展開になる場面もありましたが、自分ができる最高のショットを選択し続けることを常に意識していました。結果として関西予選から本大会まで全勝することができ、チームの勝利に貢献できたのではないかと思います。

 

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Q3:優勝できた理由は何だと思いますか?

 

先鋒・島崎:晴樹くんをはじめとして、お世話になったBRAVOのマスター、お客様のおかげだと心の底から思っております。日頃から相撞きしてくださって色々なことを教えていただきました。今の自分があるのはBRAVOのおかげだと思っています。

 

大将・松口:まずは、何といっても相方の島崎のおかげであることは間違いないと思います。彼のパワフルなプレーには試合の流れを引き寄せる力があり、結果だけでなく、精神的な面でもすごく助けられました。彼のプレーに背中を押され、私自身もいつも通り臆することなく撞くことができたと思います。また、昨年度の本大会で惜しくも3位だった吉川(晃世)が、応援のためにわざわざ大阪から駆け付けてくれたことも優勝できた理由の一つであると考えます。最後にこの場を借りて、いつもお世話になっているBRAVOの皆さんにも心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 

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Q4:全日本学校対抗という大会の良いところ・魅力とは?

 

先鋒・島崎:ペアで行う部分だと思います。今回は晴樹くんが全勝だったので僕次第ではありましたが、場面によってはお互いを助け合う部分があるところがこの大会で勝ち進む上では大事になってくるのではないかなと感じています。

 

大将・松口:最大の魅力は、同世代の選手と格式高い舞台で戦える点にあると思います。同世代だからこそ「負けたくない」という思いが強くなり、1戦1戦により大きな緊張感を持って試合に臨むことができました。そうした緊張感の中で得られた経験や、思うようにいかなかった場面での失敗は、自分の課題をはっきりさせ、次の試合に活かすことができる貴重な経験になったと感じています。また、このような真剣勝負の舞台があることで、大学からビリヤードを始めた選手でも、明確な目標を持って競技に取り組むことができるという点も、この大会の大きな価値の一つであると考えます。この大会を通じて、同じ学生世代の方々にビリヤードの魅力が少しでも伝わり、競技としてのビリヤードに興味を持ってもらえるきっかけになれば嬉しく思います。

 

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Q5:今後のビリヤードの目標は?

 

先鋒・島崎:JPAリーグではスキルレベル9を、B級の公式戦では良い結果を残せるよう、更なる高みを求めて羽ばたこうと思います!

 

大将・松口:『アマナイン』や『球聖戦』といった、A級の中でもトップクラスの選手が集まる大会で結果を残せる選手になることです。現在の私では、そのために必要な技術や精神力がまだまだ未熟であると感じています。そのため今後は、いろんな選手といろんな台でプレーすることで、自分の引き出しをさらに増やしていきたいと思います。そうした経験を積み重ねながら、より高いレベルでも通用する選手になることを目標に、これからも努力していきたいです。

 

(了)

 

島崎選手、松口選手、ありがとうございました!

 

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