“ハイクオリティ・ハイパフォーマンス”な
キューを作り続け、
全世界で高い評価を得ている
国産キューブランド『MEZZ』(メッヅ)。
今年に入ってMEZZから
「ORIGIN」(オリジン)と名付けられた
シャフトが登場しています。
「えっ? 知らない間に新商品が!?」
と驚いた方もいるかもしれませんが、
これは新シャフトではありません。
MEZZブランド立ち上げから約30年にわたって
作られ続けてきた「ハードメープルシャフト」、
つまり「MEZZのノーマルシャフト」を
改称したものです。
シャフト自体の仕様はこれまでと変わりません。
MEZZブランドロゴとジョイント種別の間に、
「ORIGIN」の文字が入っているのが
従来品との違い。
これまで「MEZZのノーマル」や
「メープルシャフト」などと
単に種類で呼ばれていたシャフトに、
初めてきちんとした名前が与えられた格好です。
ORIGINシャフトは現在日本国内の
MEZZ取扱店に納入され始めているとのこと。
すでに実物を「見た」「使っている」
という人もいるかもしれません。
なぜ今このタイミングで「ORIGIN」なのか。
MEZZ開発担当スタッフに話を聞きました。
その前にまず、ORIGINの仕様をおさらいします。
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◇ MEZZ ORIGIN
※ジョイントはユナイテッド/ウェイビー/ウェイビー2の3種
タップ:KAMUIオリジナルS
先端径:12.8mm
先角(フェーラル):NXフェーラル
テーパー:STプロテーパー
シャフト長:737mm (29.0inch)
ジョイント:ユナイテッド/ウェイビー/ウェイビー2
素材:ハードメープル
リング:シルバー
MEZZ公式サイト商品ページ:https://mezzcue.com/jp/products_pool/shafts/playcue/origin
ORIGINは、カナダ産の厳選された
ホワイトハードメープルを使用。
シャフトに極力負担をかけずに削る
独自の工程を経て、
「プロフェッショナルSTテーパー」に
仕上げています。
このテーパーと12.8mmという先端径のおかげで、
ストローク時に振り抜きやすく、
手球撞点も刻みやすいのが特徴です。
いわゆる「ノーマルシャフト」としては
ディフレクション(トビ)も抑えられていて、
ヒネリ(サイドスピン)を撞くと
適度で自然なトビを感じられます。
現代は、木(ウッド)のハイテクシャフトや、
カーボンシャフトなど、
特別な加工・構造が施された
高性能・高剛性シャフト全盛の時代。
そのため、メープル無垢材を削って作る
「ノーマルシャフト」は、ユーザーが減り、
世界的に生産量が減っています。
ですが、元々ノーマル育ちで
後にハイテクやカーボンに移ったプレイヤーが、
ノーマルの打感・打音・しなりを
味わいたくなって戻って来るという
揺り戻し現象も見られます。
ハイテクやカーボンの性能に惹かれて
しばらく使い続けていたけれど
ふと試しにノーマルに戻してみたら、
懐かしさだけでなく、フィーリングの良さと
扱いやすさを再認識した
……というような人達です。
そして、ハイテクやカーボンで
ビリヤードを覚えた人の中にも、
後々ノーマルに興味を持ち、
体験してみたい(体験したら良かった)
という人もいます。
そんな時代に再出発した
MEZZハードメープルシャフト改め「ORIGIN」は、
「ノーマル世代」や「ノーマル後追い派」にも
強く訴求する、原点にして基準となる
シャフトだと思います。
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最後に、MEZZ開発担当スタッフに
「ORIGIN」に込めた意味や、
ノーマルシャフトならではの楽しさに
ついて聞きました。
――なぜこのタイミングで名称を刷新したのでしょうか。
MEZZ開発担当スタッフ(以下、M):実はこの時期に合わせて急いで刷新したという訳ではなく、「Origin」(オリジン)という名称自体は1年以上前から温めていたものでした。これまでは便宜上「ハードメープルシャフト」と呼んでいましたが、私達はブランド創設以来、メープル無垢シャフトにおいても、木材の厳選から乾燥、加工プロセスに至るまで並々ならぬこだわりを持って向き合ってきました。長年培ってきたこの確かな技術と、私たちが大切にしている「ノーマルシャフトへの深い思い入れ」を象徴する、特別な名前を付けたいと考えたことが刷新のきっかけです。
――オリジン、つまり「原点を忘れない」という姿勢を謳っているようにも感じます。
M:おっしゃる通り、無垢のメープルこそが「原点」であるという意味を込めています。ハイテクシャフト全盛の時代だからこそ、「基本はここにある」という姿勢を象徴する名称として命名しました。
――MEZZはブランド立ち上げ当初からノーマルシャフトのクオリティにも自信を持っておられると思います。見た目が白っぽくて綺麗で、品質が揃っているイメージが以前からあります。
M:はい、カナディアンハードメープルの「質」と、それを活かす「乾燥・加工・管理」には一切の妥協を排してきました。単なるノーマルシャフトではなく、テーパーや先角構造の最適化により、無垢材の打感を活かしつつ、トビを最小限に抑えるよう設計されています。
――数字で表すのは難しいかもしれませんが、近年の「ハードメープルシャフト」の需要はシャフト全体のどのぐらいでしたか?
M:1割に満たないといったところでしょうか。現在、弊社の主力は「Ignite」(イグナイト)や「EX Pro」(イーエックスプロ)や「WX-Σ」(ダブリュエックスシグマ)といったハイテクシャフトです。しかし、この「1割のこだわり」を支えることこそがメーカーの使命だと考えています。
――筆者の周りには「やっぱりウッドシャフトがいい」「ノーマルに戻した」というプレイヤーもいます。MEZZとしてもそういった声を耳にすることはありましたか?
M:ノーマルシャフトとまではいかなくても、カーボンから木(ウッド)に戻したという方は意外といらっしゃる印象です。一度カーボンシャフトを経験した後に、「やはり木のしなりや打感が欲しい」という理由で木に戻っていく人達です。実は私もその一人で、全くトビのないシャフトよりも多少トビがある方が自然に狙える感覚があったりします。
――自然な打感・音・しなり・トビ。そして、程良く扱いやすいパワーやキレ――このあたりは、慣れ親しんだウッドシャフトの方が心地良いという人は一定数いそうですね。
M:その気持ちはよくわかります。特にキャリアの長いプレイヤーに多い感覚ではないでしょうか。ノーマルシャフトは天然の無垢材で作るものなので、弊社の技術と製法で可能な限り個体差が小さくなるように作っていますが、それでも完全にゼロにすることはできません。その反面、トビ、打感、打音など自分好みのフィーリングに合致した「当たりのノーマルシャフト」を引き当てた時は「最強」になれる気がします。ぜひこのORIGINで多くの方に「MEZZのノーマルシャフト」を味わっていただきたいと思います。
(了)
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