〈BD〉ヨーロッパ、6年連続の優勝! MVPはノイハウゼン。モスコーニカップ 2025

 

◇総合スコア ヨーロッパ 11-3 アメリカ

 

◇Day4のみの結果 ヨーロッパ 3-0 アメリカ

 

Match12:欧/フィラー & ノイハウゼン 5-2 米/ゴースト & ウッドワード

Match13:欧/ラブティス 5-3 米/ソープ

Match14:欧/ショウ & アルカイデ 5-2 米/バンボーニング & スタイアー

 

※会期は4日間。11マッチ先取

※全マッチ、9ボール・5ラック先取、交互ブレイク(9オンフットラック/レフェリーラック/ブレイクボックス採用)

 

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イギリス・ロンドンの

『アレクサンドラパレス』で開催された

ヨーロッパ vs アメリカの9ボール対抗戦、

『モスコーニカップ』(Mosconi Cup)。

  

日本時間7日(日)未明〜午前にかけて

最終日(Day4)の競技が行われ、

今年もヨーロッパが優勝を飾りました。

 

昨日(Day3)はアメリカが意地を見せて

4試合を2-2で分け合いましたが、

この日はDay1とDay2とほぼ同じ展開、

つまり、近年の「欧高米低」の力関係

そのままの展開となりました。

 

M12ダブルスで安定感抜群の

フィラー&ノイハウゼンのドイツペアが快勝。

(総合スコア:欧 9-3 米)。

 

M13シングルスでは

今年モスコーニデビューのラブティスが

シングルス初勝利を収めて、

ヨーロッパが優勝に王手

(総合スコア:欧 10-3 米)。

 

最後のM14ダブルスは

ショウ&アルカイデが余裕を感じさせるプレーで

会場をあおりながら花道を飾りました

(総合スコア:欧 11-3 米)。

 

ヨーロッパは2020年大会から6年連続の優勝。

通算成績は、

ヨーロッパ18勝・アメリカ13勝・引き分け1回と

ヨーロッパが5つ勝ち越しています。

 

今年のMVPはM・ノイハウゼン。

モスコーニデビューとは思えない

ハートの強さとプレーの安定感を発揮して

ヨーロッパの優勝に大きく貢献しました。

 

大会史上4人目の

「ルーキーでのMVP受賞」となりました

(T・ドラゴ〈2007。欧〉

D・ハッチ〈2009。米〉

J・フィラー〈2017。欧〉

今回→ M・ノイハウゼン〈2025。欧〉)。

 

一方のアメリカは、今年も競り合いを

演じることすらできませんでした。

回数をカウントしてはいませんが、

単純にヨーロッパよりシュートミスが

多かったのは明らかです

(8番ミス、9番への出しミス、9番ミスなど

致命的なものが多くありました)。

 

ビリヤードに慣れ親しんでいる人や

アマチュアプレイヤーは

とても多いアメリカですが、

それに比して国際大会を転戦するような

トップレベルの競技プレイヤーの

割合が低いのは事実。

 

アメリカは“トップ層の薄さ”“人材不足”に

引き続き悩まされそうです。

 

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2025 EURO:

ジェイソン・ショウ(10回目。スコットランド) プレイングキャプテン/ワイルドカードより

モリッツ・ノイハウゼン(初。ドイツ) ランキングより

ピユス・ラブティス(初。リトアニア) ランキングより

ジョシュア・フィラー(7回目。ドイツ) ランキングより

ダビド・アルカイデ(7回目。スペイン) ワイルドカードより

 

2025 USA:

スカイラー・ウッドワード(11回目) プレイングキャプテン/ワイルドカードより

フェダー・ゴースト(欧1/米3回目) ランキングより

シェーン・バンボーニング(19回目) ランキングより ※歴代最多

タイラー・スタイアー(7回目) ランキングより

ビリー・ソープ(6回目) ワイルドカードより

 

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◆ モスコーニカップ概要:

 

Mosconi Cup

(モスコーニカップ)は、

9ボールで行う、5対5の

ヨーロッパ vs アメリカの対抗戦。

今年(2025年)で32回目。

 

プール(ポケットビリヤード)界で

興行として最も成功しているTVイベントで、

TVテーブル1台のみで、

シングル戦とダブルスマッチの

ショートゲームを順々にこなしていく。

 

会場は年ごとに異なり、

基本はアメリカとヨーロッパで

交互に開催される。

2025年はロンドンの

『アレクサンドラパレス』。

 

2025年の日程は12月3日~6日。

 

4日間で最大21マッチを行い、

先に11マッチを取った方が勝利。

 

全マッチ、9ボールの5ラック先取。

交互ブレイク

(9ボールオンフットラック。

レフェリーラック。

トライアングルラック使用。

マッチルーム式ブレイクボックス採用)

 

Day1~Day3のオープニングは

5対5のチームマッチ。

その後、シングルスとダブルスを

ほぼ交互に行う。

 

昨年(2024年)は総合スコア11-6で

ヨーロッパが5年連続の優勝。

※昨年の結果記事はこちら

 

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◆ モスコーニカップ最新情報:

 

・公式サイトはこちら

・マッチルーム(主催者)の

FacebookX(Twitter)InstagramYouTube

・ライブ配信&アーカイブ(※日本からの視聴): wnttv.com(有料)

 

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◆ 2025モスコーニカップ関連記事:

 

12-6 ヨーロッパ優勝まであと3ポイント。Day3

12/5 ヨーロッパ圧勝ムード。Day2

12/4 ヨーロッパがロケットスタート。Day1

12/3 明日開幕。対戦カード決定

11/10 両軍メンバー決定

4/18 2025年大会、日程・会場決定

 

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