〈BD〉的球を狙う時の「イメージボール」をナビゲート。『POCKET-NAVI』、New Artで発売中!

 

※取材協力:神奈川 mico

 

 

ポケットビリヤードの

基本テクニックであり、

醍醐味でもある「的球のシュート」。

 

ビギナーや歴の浅いプレイヤーは、

そもそも「どこをどうやって狙うのか」が

わからない人が多いでしょう。

 

レッスンサイトや入門書には

王道の狙い方として

「イメージボール」という単語が頻出しますが、

いまいちピンと来ないという人もいるはず。

 

そんなビギナー~下級者におすすめしたいのが

『POCKET-NAVI』(ポケットナビ)です。

 

POCKET-NAVIは

「的球の狙い方を身につける」ことを

主眼に開発されたトレーニング用品。

 

一見すると、薄くて透明な

フィルム状のシートに

白線と目盛りが入れられただけの

シンプルな形状とデザインですが、

 

「ポケットライン」:

的球とポケットを結んだライン=

的球を向かわせるべき方向

 

と、

 

「イメージボール」:

的球をポケットに向かわせるために

的球のどこに手球を当たればよいかを

視覚的にイメージするための仮想のボール

 

の2つをラシャ上に示してくれる

アイテムです。

 

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◇ POCKET-NAVI ポケットナビ

 

 

材質:樹脂

厚さ:0.2mm

寸法:折り畳み時=57mm × 580mm/展開時=57mm × 1103mm

重さ:約30g

販売:New Art

価格:4,620円(税込)

商品ページ:https://www.newart.co.jp/247364.html

※本品はトレーニング用品です。試合では使えません

 

 

0.2mmという薄い透明な樹脂で

できているPOCKET-NAVI。

重さはA4クリアファイル並。

薄くて軽いので、

持ち上げるとふわんとたわみます。

 

細長い2枚のシートが

1つの「関節」で繋がり

フレキシブルに可動する

「回転シート構造」がポイント。

薄さを保ったたま連結し、

スムーズに動かせるように

特殊な加工が施されています。

 

この回転シート構造部全体が

そのまま「イメージボール」に、

そして回転シート構造の

支点(結節点)がそのまま

「イマジナリーポイント」に

なっているところが最大の特徴です。

 

つまり、「ここに手球を運ぶと

的球はポケットに向かう」ことが

視覚的にわかりやすいです。

 

また、シート幅は57mmで

ボールの直径と同じなので、

ボールの軌道をイメージしやすく、

キューを撞き出す動き、つまり

ストロークの方向性と安定性の

向上にも良い影響があります。

 

具体的にPOCKET NAVIは

どう使うものなのか。

New Art所属プロの林武志プロが

デモンストレーションしてくれました。

 

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◇ POCKET-NAVIの使い方

 

 

1枚目:シュート練習をしたい角度(厚み)に合わせてPOCKET-NAVIをテーブルに置く。シートの先端に描かれた「↑Pocket」をポケット方向に向ける

2:的球穴と手球穴にそれぞれボールを置く

3&4:セット完了。的球のすぐ後ろの「円」がイメージボール

5&6:この円に手球を運ぶ。的球の「ここ」に手球を当てると的球はポケットへ進む

7,8&9:ショット! ポケットイン!

 

 

一度使えば「ああ、そういうことか」と

直感的に理解できる、

シンプルでよくできた

トレーニング用品だと思います。

 

シートの長さを超えるような

「ポケット―的球間が遠い配置」や

「的球―手球間が遠い配置」を

練習したい時も、

シートの延長線上にボールをセットしたり、

シートをポケットから離して置いて

使うことができます。

 

シート幅がボールサイズと同じなので、

ボールの軌道を「線」ではなく、

ビリヤードの入門書で言われる

「チューブ」「トンネル」で

イメージしやすいのも良いところ。

 

ただし、このPOCKET-NAVIが

示してくれる「厚み」は

理論的には正しいのですが、

実際にショットすると的球が

ポケットから外れることもあります。

 

それは実際のショット時には

「スロウ」が発生するから。

 

※「スロウ」とは

特に弱く撞く時に起きやすい、

「的球が厚めの方向に進む」現象。

的球と手球の接触時間が長いほど、

またはボール表面が汚れているほど、

2つのボールの接触時に摩擦が生じて、

結果、手球の動きに引っ張られて

的球の進行方向が「厚め」になりやすい。

 

中~上級者は長年の経験から

「スロウ」の発生を見越した厚み

(やや薄めから狙う)が

身体に染み付いています。

 

なので、経験豊富な人ほど、

POCKET-NAVIが示す厚みの通りに構えると

「厚い」と感じることもあるでしょう。

 

それでもPOCKET-NAVIを使うことは、

「理論的に正しい厚みと狙い方の基礎を学べる」

「説明や理解が視覚的に容易になる」

という点で、

ビギナー~下級者が自習をする際や

ビギナー~下級者にレッスンをする際に

とても有益だと思います。

 

林武志・談:

 

「POCKET-NAVIは、初心者や歴が浅い人が的球の進むラインとイメージボールを視覚的に把握しやすくなるので、とても上達の助けになるアイテムだと思います。

 

どんな厚みの球でもボールを置けばすぐに『理論的に正しい厚み』と狙い方がわかりますし、ボールをセットしやすいので、一人で反復練習をしやすいのも良いところだと思います。

 

僕はビギナーさんや歴が浅い人にシュートの仕方を教えたり、狙い方を聞かれることがありますが、POCKET-NAVIを使いながら説明したところ、『なるほど。そう狙うんですか』『わかりやすい』という反応がありました。皆さん、口頭で説明したり、ボールやキュー先で示すよりも、POCKET-NAVIの方が狙い方がイメージしやすいようでした。

 

ある程度撞ける人でも、例えば『への字』『くの字』の球など『厚みをイメージしにくい球』を苦手にしている人がいると思いますが、POCKET-NAVIならそういう球も練習しやすいですし、シンプルな造りだからこそ、様々な球の練習に応用できると思います。正しい使い方ではないかもしれませんが、回転シート構造部分をクッションポイントに見立てると、空クッションやバンクショットの入射角・反射角もイメージしやすく、説明もしやすいです。

 

たしかに『スロウ』に慣れている上級者にとっては、POCKET-NAVIが示す狙いは厚く感じられることが多いと思いますが、理論的に正しい厚みをインプットしておくと明確な基準が持てますし、普段自分がどれだけ『スロウを見越して狙っているのか』にも気付けます。意外と学び直せることがあるなと思いました。

 

初級・中級・上級のどのレベルでも、教わる側・教える側のどちらの立場でも、また仲間同士で教え合いながらでも、役立つトレーニング用品だと思いますので、ぜひ一度試してみてください」

 

(了)

 

※取材協力:神奈川 mico

 

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