◇ FargoRate Player
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昨日「前編」をお届けした
FargoRateアプリの日本語対応特集。
この「後編」ではFargoRateの
Co-Founder(共同創業者)、
スティーブ・エルンスト氏の
インタビューをお届けします。
「前編」に引き続き、
カナダ在住のアマチュアプレイヤー、
森 覺摩さんが取材してくださいました
(もり かくま。 https://x.com/billiards89 )。
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5.FargoRateのスティーブ・エルンスト氏インタビュー
ファーゴレートの
スティーブ・エルンストさんに
今回の日本語対応のいきさつや、
日本市場への認識、
今後の展望を聞きました。
語り手:Steve Ernst(FargoRate)
聞き手:森 覺摩
――日本語化に至るいきさつを教えて下さい。
S.E.:FargoRateは世界中のプールコミュニティをサポートし、どこでプレーしてもゲームをより身近で繋がりやすく、公平にすることを常に使命としています。日本語に対応することはその目標に向けた大きな一歩です。
日本には非常に情熱的で熟練したビリヤードコミュニティがあり、私たちは長年にわたって地元のプレイヤーやパートナーとの素晴らしい関係を築いてきました。特に今回、全般にわたって私たちを支援し、アドバイスしてくれた信頼できるパートナーであるKAMUI BRANDの皆様には重要な役割を果たしていただきました。日本のプレイヤーのニーズに関する彼らの洞察は非常に貴重なものでした。
日本語対応はより大きなグローバルな取り組みの一環です。私たちはFargoRateをローカライズし、世界中のプレイヤーが共有された信頼できるレーティングシステムを通じて繋がりやすくすることで、プールにおける文化的・物流的な壁を取り除こうとしています。世界中からより多くのプレイヤーがシステムに参加するにつれ、レーティングはすべての人にとってより正確で意味のあるものとなり、プレイヤーが居住する地域で競技していても国際的に競技していても、自分の上達とスキルをより明確に把握できるようになります。
私たちはゲームの健全性と成長を信じており、それはプレイヤーがいる場所でプレイヤーと向き合うことから始まります。日本はその取り組みの重要な一部であり、私たちは今後の展開を楽しみにしています。
――日本市場についてどのようにお考えですか?
S.E.:日本市場はFargoRateにとってだけでなく、ビリヤードのグローバルな未来にとっても非常に重要だと考えています。日本のビリヤードは長く豊かな歴史を持ち、コミュニティ内における敬意、規律、そして情熱はまさに感動的です。プロ選手から草の根プレイヤーまで、日本のビリヤード文化は力強く活気に満ち深く根付いていると確信しています。
さらに、その組織構造も注目に値します。日本にはトップレベルの連盟やKAMUI BRANDのような用具メーカー、地域に根付いたビリヤード場やトーナメント主催者まで、世界でも有数の組織力と献身的な姿勢を持つビリヤード団体が数多く存在します。日本はあらゆるレベルでビリヤードをサポートしていると感じており、私たちがその一翼を担えることを光栄に思います。
私たちにとって、これは単にアプリを日本語化する以上の意味を持ちます。すでに多くのものを提供しているコミュニティに溶け込み、それをサポートしていくことを目指しています。私たちの目標はプレイヤーが繋がり、進捗状況を把握し、国内外を問わずイベントに容易に参加できるようにすることで価値を提供することです。私たちは、日本にすでに存在する文化や取り組みを深く尊重し、FargoRateがその伝統を補完し、強化するツールとなることを願っています。
繰り返しになりますが、日本は私たちにとって単なる市場ではありません。ビリヤード全体の未来にとって非常に重要な要素なのです。
――FargoRateの将来展望は?
S.E.:非常に楽観的です。FargoRateは単なるレーティングシステムではなく、ビリヤードの世界、プレイヤー、そして一人ひとりがこのゲームを通して歩む道のりへのコミットメントです。私たちにとって、金銭的な利益は目的ではありません。最初から私たちの焦点は、プレイヤーをサポートし、愛するビリヤードというスポーツを成長させるツールの構築にありました。ビジネスとしてではなく、自分たちの情熱やビリヤードへの愛情から生まれた「個人的な使命」として捉えています。
今後の展望としては、これまで以上に意欲を高めています。まだお話できないものもありますが、いくつかのエキサイティングな開発を進めています。すべてはあらゆるレベルのプレイヤーにより良いサービスを提供するために設計されています。進捗状況の把握、対戦相手の発見、グローバルなビリヤードコミュニティとの繋がりの強化など、私たちが構築しているものはすべて、プレイヤー体験を中心としています。
FargoRateがビリヤードのエコシステムをサポートする方法を深化させることには、大きな可能性を感じています。それは、リーグやトーナメントディレクターにより効率的かつ透明性のある運営のためのツールを提供し続けると同時に、アプリやライブイベントを通じてコミュニティを育成していくことを意味します。
成長に伴い、FargoRateが単なる数字以上のものになることを願っています。人々を繋ぎ、ゲームのレベルを高め、世界のどこにいても、すべてのプレイヤーがより大きなコミュニティの一員であり、支えられていると感じられるような架け橋となることを目指しています。
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6.まとめ
先日の『9ボール世界選手権』で、FargoRate「848」を持つ国際的にほぼ無名の選手(イラクのアミール・アリ)がベスト8に進出したことは、このシステムの真の実力を浮き彫りにする証左です。
この出来事は日本のプレイヤーにとっても決して他人事ではありません。FargoRateが日本に浸透すれば、プロはもちろん、国内で腕を磨くトップアマチュア選手が世界ランキングの上位に名を連ねることも夢ではありません。このように世界基準で自らの実力を正確に知ることは、競技へのモチベーションを高め、公平な対戦環境を実現する基盤となります。
今後日本で広めていくためにはプレイヤーの皆さんの協力が必要です。FargoRateをお持ちでない方はまず、新規登録して、今後増えていくであろうFargoRate対応のトーナメントやリーグに参加してください。店舗経営者の方はFargoRateを日常的な試合で使うことをぜひ考慮していただきたいと思います。
この先のCueMatch(トーナメントアプリ)のリリースは、日本でFargoRateが一般化するための重要な一歩となるでしょう。アプリを通じてウィークリートーナメントなど日常的に行われている試合を初め、多くの試合データがFargoRateシステムに送信されることで、FargoRateを持つプレーヤーの増加、システムの精度と信頼性が大きく向上することが期待されます。
(了)
※ 前編記事はこちら
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