↑ バイユールーの上がり際
中国・広東省の常平鎮（チャンピン）で、
20日～27日にわたり開催されていた
『2025 女子スヌーカー世界選手権』。
71名がグループラウンド（リーグ戦）→
32名決勝トーナメントという
フォーマットで競いました。
今年はディフェンディングチャンピオンの
バイユールー（白雨露。中国。21歳）が
連覇を達成。
バイユールーは、
グループラウンド「M組」を
4戦4勝で1位通過。
決勝トーナメントも
安定した戦いぶりで勝ち進み、
準決勝では母国の先輩、
シャユーユン（夏雨瀅）を
5-0でシャットアウト。
決勝戦では、
2022年世界女王のタイNo.1プレイヤー、
ミンク・ナッチャルットと対戦。
これは昨年の決勝戦のリマッチでした
互いに2度目の世界制覇をかけて
行われた決勝戦。
バイユールーは序盤は
ナッチャルットに先行されましたが、
中盤以降21歳とは思えない落ち着いた
試合運びと巧みなショットメイクで
相手を揺さぶり、逆転に成功。
フレームカウント6-4で勝利して、
大会連覇を達成しました。
5月上旬に閉幕した男子の
『スヌーカー世界選手権』では、
同じく中国のジャオシントン（趙心童）が
初優勝を飾りました。
これまでイギリスを中心とする欧州勢が
強かったスヌーカー競技界は、
男女ともにますます中国勢が
存在感を放つようになっています。
今年のバイユールーとジャオシントンの
「世界選手権・中国男女ダブル優勝」は
スヌーカー新時代の到来を告げる
象徴的な出来事として
人々の記憶に残ると思います。
なお、日本から出場していた
谷みいな（JPBA）は、
グループラウンド「E組」で、
4戦1勝3敗という戦績で
競技を終えています。
優勝：バイユールー（白雨露。中国）
2位：ミンク・ナッチャルット（タイ）
3位：バイパット・シリパポン（タイ）／シャユーユン（夏雨瀅）
※大会結果は
※ライブ配信&アーカイブは
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