↑ 16 min.より決勝戦開始
プエルトリコ・サンフアンで
11月11日〜15日に開催された、
PBS（プロビリヤードシリーズ）の
10ボールプロツアー、
『プエルトリコオープン』。
定員64に対して参加は43名。
そして、国際的には無名の
プエルトリコ選手やアメリカ選手も多く、
やや寂しい選手層になりましたが、
決勝ラウンド（ベスト16）には
やはりワールドトップ達が
顔を揃えました。
優勝を飾ったのは
ウクライナNo.1プレイヤーであり、
3日前の『ミックスダブルス』で
魏子茜（台湾）とのペアで
ファイナリストになった
ビタリー・パツラ（27歳）でした。
パツラはダブルイリミネーションを
敗者側から通過。
ベスト16から、
張榮麟（台湾）、
M・イモネン（フィンランド）、
A・オーシャン（オーストリア）
という世界王者達を倒して決勝戦へ。
最後は、数時間前に
J・フィラーに敗れたばかりの
F・ゴースト（AIN=中立選手。
ロシア出身／アメリカ在住。24歳）と対戦。
ジュニア期から欧州トーナメントで
よく顔を合わせていて
友人関係にもある両名。
2人の決勝戦は序盤から
パツラ優位で進みました。
ミスをしても臆することなく
果敢にランアウトに挑むパツラ。
一方、年下ながら実績で勝るゴーストは、
直前のC.O.Cグランドファイナルでの
完敗が尾を引いていたのか、
プレーに精彩を欠いていた印象。
本調子に戻らないゴーストを横目に、
集中を持続していたパツラが
2セット連取で優勝（4-1、4-2）。
自身初のPBSタイトルを獲得しました。
まだWNT.（マッチルーム）でも
WPAでも“メジャー”タイトルは
獲得していないパツラですが、
最近は決勝ラウンド進出率を高めています。
今後優勝争いに絡んでくるでしょう。
敗れたゴーストは、1日で2つの
決勝戦に敗れるという珍しい事態に。
決勝戦に進むこと自体、
実力があることの証ですが、
2つの決勝戦とも
これと言って大きな見せ場もなく、
競り合う時間が短いまま敗れたことも
ゴーストとしては珍しいこと。
散々な1日となりました。
優勝：V・パツラ（ウクライナ）
2位：F・ゴースト（AIN=中立選手。ロシア出身／アメリカ在住）
3位：C・ビアド（フィリピン）、A・オーシャン（オーストリア）
※大会公式サイト（結果一覧）はこちら
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以下、プエルトリコオープンを含め、
今年の「プエルトリビリヤードエキスポ」内で
行われている4大会の概要・結果です。
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◇1 女子10ボール世界選手権
日程：11月11日～16日
出場：48名
賞金総額：175,000ドル（約2620万円）
優勝賞金：50,000ドル（約750万円）
前年度優勝者：C・センテノ（フィリピン）
※前年度結果記事はこちら
公式サイトはこちら
2024年日本勢（6名）結果はこちら
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◇2 チャレンジオブチャンピオンズ →11/16終了
※新イベント
日程：11月11日～15日
出場：3名。F・ゴースト（9ボール世界王者。AIN＝中立選手）、C・ビアド（10ボール世界王者。フィリピン）、J・フィラー（8ボール世界王者。ドイツ）
賞金総額：36000ドル（約540万円）
方式：現世界王者3名が9ボール、10ボール、8ボールの3部門で対戦。ポイント上位の2名がグランドファイナルを戦う
8ボール（終了）： 優勝ゴースト／2位フィラー／3位ビアド
9ボール（終了）：優勝ゴースト／2位ビアド／3位フィラー
10ボール（終了）：優勝フィラー／2位ビアド／3位ゴースト
グランドファイナル（終了）：優勝フィラー／2位ゴースト
公式サイトはこちら
※結果記事はこちら
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◇4 男子プエルトリコオープン →11/16終了
日程：11月11日～15日
出場：64名
賞金総額：64000ドル（約960万円）
優勝：V・パツラ（ウクライナ）
公式サイトはこちら
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◇ 2024 プエルトリコエキスポ関連記事
11/16 フィラーが総合優勝。チャレンジオブチャンピオンズ
11/15 河原9位タイ。平口・谷17位タイ。女子10ボールDay4
11/14 河原、平口、谷が敗者最終へ。女子10ボールDay3
11/13 河原、平口、谷が勝者最終へ。女子10ボールDay2
11/13 呉坤霖&韓雨ペアがミックスダブルス優勝
11/12 谷と平口、白星発進。女子10ボールDay1
11/11 女子10ボール世界選手権。日本勢6名出場。組み合わせ決定
10/29 ミックスダブルス 16ペア決定
10/17 プエルトリコ4大会日程＆概要
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