〈BD〉大分・愛媛の‘大’恋‘愛’~大分県ポケットビリヤードクラブ(OPC)と愛媛県ビリヤード連盟(EBA)の交流戦~

 

各県にあるアマチュアの

「ローテーションクラブ」や

「ポケットビリヤード連盟」。

 

一同に会してローテーションで競う

毎年6月の全国大会、

全日本都道府県対抗』が、

活動の集大成として知られていますが、

 

隣県同士や同地方内で

「交流戦」「対抗戦」「練習会」が

行われることも珍しくありません。

 

本稿では、初開催だったという

大分県ポケットビリヤードクラブ(OPC)と

愛媛県ビリヤード連盟(EBA)の

交流戦の模様を、

愛媛の三ツ木隆行会長

(トップ画像前列右端)の

視点でお届けします。

 

直線距離は近い両県ですが、

四国と九州に分かれています。

海を超えた交流戦は

どんなふうに実現したのか。

三ツ木さんのレポートをお楽しみください。

 

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三ツ木隆行・記:

 

■ ごあいさつ

 

みなさまこんにちは! 愛媛県ビリヤード連盟(EBA)の三ツ木と申します。

 

本年度のアマチュア全国大会も『アマローテ』を残すのみとなり、1年が早いなぁと実感しているところです。私自身、全国大会は6月の『都道府県対抗』しか出場できませんでしたが、今年もたくさんの方々にお世話になりました。

 

今年はアフターコロナの中で過去に見ないほど大会やイベントが多かったように思います。そのような中で今年は愛媛でも初の試み、他県との交流戦を10月に行いました。

 

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1枚目:『ビリヤード異空間』様

2:会場の様子

3:会場にて

4:真剣勝負

 

 

■ 交流戦の内容

 

まずは今回、交流戦のお話を快く引き受けてくださいました、大分県ポケットビリヤードクラブ(OPC)の方々と、会場である『ビリヤード異空間』様(大分県大分市)に感謝申し上げます。

 

会場のセッティングから雰囲気づくり、試合内容の構築にいたるまで、お忙しい中ご準備とお時間を取っていただき、限られた時間の中で最高の交流戦となりました。

 

基本的には『都道府県対抗』と同じようにローテーションで総当たり戦を行いましたが、普段対戦することのないメンバーの中で緊張感もあり談笑もあり、短い時間ではありましたが十分楽しめる内容でした。異空間のオーナーでもあり、大分県のレジェンド、柴田さんと対戦もできましたし!

 

1枚目:懇親会

2:大分の地酒

3:名物とり天

 

 

ビリヤードにおいては良い刺激となり、その後の懇親会ではさらに交流を深めることができました。当日はそのまま大分に宿泊し、翌日は大分・別府観光も。これも旅の醍醐味ですね。旅行のモデルコースみたいな感じで、正直どんな雰囲気になるかと思いましたが、一緒に行った仲間の感想を聞くと、やって良かったと感じています。

 

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1枚目:自己紹介タイム

2:大分vs愛媛のレジェンド対決

 

 

■ 交流戦を行うに至ったきっかけ

 

愛媛県ビリヤード連盟では毎年、メンバーに活動内容についてアンケートを取っています。

 

来年度の会員継続の意思確認や希望する活動内容、連盟の課題まで多岐に渡るのですが、その中でも多い意見が「県外遠征に行きたい」「他県との交流がしたい」「ビリヤード以外にも楽しめるイベントを企画してほしい」というものでした。

 

「なら一度に叶えよう!」ということで、実は5年前から県外との交流会を計画していました。しかし、そのタイミングでコロナ禍に入り、しばらくはそういった事業も難しく計画も熟成させていたのですが、今が活動する時かなと思い、6月の都道府県対抗の際に大分県の方にお声がけしたところ、快く引き受けてくださり実現に至りました。

 

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1枚目:別府港にて

2:別府地獄めぐり

3:水族館にて

 

 

■ なぜ大分に?

 

交流戦の第1弾としてどの都道府県にお声がけしようかと悩んだのですが、まずは近隣から。選択肢の中で四国内と瀬戸内はいつもお付き合いがあるので、それ以外の都道府県でと考えた時に、大分県はすぐ近く(愛媛―大分のフェリーで繋がっている)なのに意外と交流があまりないなと。

 

自身も修学旅行で地獄温泉めぐりをした記憶はありますが、それ以外ではなかなか行く機会もなかったので第1弾は大分県だなと心に決めていました。本当に引き受けていただけて嬉しかったです。

 

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■ 課題

 

やはり時間の確保と費用の捻出の2点が大きな課題です。2県の日程を合わせることが最優先ですが、そうするとどうしても参加できない方も出てきます。ある程度は仕方ないとは思いますが、早めに計画することも大事です。

 

また、今回は1泊2日でしたが、それでも交通費・宿泊費・飲食代等含めるとそれなりに費用はかかります。今回は初めてでしたので、費用の全てを個人負担としました。そのため参加を断念せざるを得なかった方もいると思います。

 

この企画を事業として定着することができれば、費用の一部を連盟から捻出することも可能になっていくとは思いますが、仲間の理解と協力が必要不可欠です。まだまだ課題は多いです。

 

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交流戦参加メンバー:

後列=大分。左から住岡真次、首藤洋助、池見公宏、後藤孝輔、橋本崇文、柴田清二

前列=愛媛。左から大見猛志、永岡さつき、渡部芳樹、三ツ木隆行

 

 

■ 最後に

 

今回交流戦をさせていただいたことで、今後も大分の方々と交流が続き、愛媛に来ていただけるキッカケになりましたし、愛媛のメンバーにも良い経験になったと感じています。

 

全国どこもそうだと思いますが、活動がマンネリ化すると魅力も減ってメンバーの減少にも繋がりかねず、会の継続が厳しくなってきます。

 

どうすれば「入っていて良かった」と思ってもらえる会になるのか。こういった企画はお互いの県の刺激にもなります。ぜひ皆さんの県でも、その刺激の一つにしてみませんか。愛媛としても今年で終わらせることなく、機会があれば来年以降も継続して行いたいと思っていますので、愛媛と交流してみたいと言ってくださる都道府県があれば、ぜひよろしくお願いします!

 

愛媛県ビリヤード連盟

三ツ木 隆行

 

(了)

 

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