〈BD〉バンボーニングが初優勝！　16名招待『プレミアリーグプール』

↑決勝戦でのバンボーニングの美しい2-9キャノン。アンドセーフも決まっている

 

↑優勝を決めたバンボーニングのマスワリ上がり

 

 

18日〜25日の8日間、

コネチカット州の『US1 Billiards』で

開催されていた16名招待制9ボールイベント

『プレミアリーグプール』（PLP）。

 

8日間・183試合の

サバイバルイベントを制したのは、

9ボール世界選手権 & USオープン覇者の

アメリカNo.1プレイヤー、

シェーン・バンボーニングでした。

 

バンボーニングは、

一次リーグ終了時：13勝2敗で首位。

二次リーグ終了時：16勝8敗で3位。

 

そして、最終日に行われた

三次リーグでは勝ち星を伸ばせず、

17勝12敗でぎりぎり4位に。

 

しかし、上位4名プレーオフ

（シングルトーナメント）に入ってから、

バンボーニングのコンディションと

リズムが復調。

 

準決勝では、

三次リーグ1位の柯秉中に7-3、

決勝戦では柯秉逸に7-4と、

台湾の柯ブラザーズを連破して

大会初優勝を飾りました。

 

優勝：S・バンボーニング（アメリカ）

2位：柯秉逸（台湾）

3位：J・フィラー（ドイツ）、柯秉中（台湾）

 

バンボーニングの

国際ビッグタイトル獲得は

昨年（2023年）10月の

『WPA 8ボール世界選手権』以来。

 

マッチルーム主催メジャーイベントでの

優勝は2022年4月の

『9ボール世界選手権』以来となります。

 

今大会の直前には独立系イベント、

『USオープン 10ボール』

『同バンクプール』

『同ワンポケット』で優勝。

 

種目・形式を問わない強さを

見せているバンボーニング。

さらなるタイトル獲得が期待されます。

 

また、そのバンボーニングもそうでしたが、

 

今回、長期間のリーグ戦をこなす

トッププレイヤー達の戦略なのか、

 

会場の『US1 Billiards』代表の

J・ショウの特徴である

ファスト&アグレッシブなビリヤードを

歓迎するギャラリーの雰囲気に

よるものなのか、

 

どのプレイヤーも他大会より

早めのプレーテンポで

オフェンスショットや

魅せるショットが多めだったように

感じられました。

 

スリリングな試合が好きな方は

アーカイブでの視聴をおすすめします。

 

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◇ 2024 PLP出場選手　※●は一次リーグ敗退者　▲は二次リーグ敗退者　■は三次リーグ敗退者

 

ランキングより8名：

　■　F・サンチェスルイス（スペイン）

S・バンボーニング（アメリカ）

　■　F・ゴースト（アメリカ）

柯秉中（台湾）

　　　●　J・ショウ（イギリス）

J・フィラー（ドイツ）

　　▲　A・オーシャン（オーストリア）

　　▲　M・ヒー（オーストリア）

 

ワイルドカード（主催者推薦）8名：

柯秉逸（台湾）

　　▲　S・ウッドワード（アメリカ）

　　　●　党金虎（中国）

　　　●　M・フェリシアーノ（フィリピン）

　　　●　B・レガラリオ（フィリピン）

　　　●　グエンアントゥアン（ベトナム）

　　▲　W・ジーリンスキ（ポーランド）

　　　●　D・アルケイド（スペイン）　

 

…………

 

◇ PLPライブ配信

 

ライブ配信テーブルは2台。

 

日本では、

 

Table1= マッチルームプールYouTube

Table2= マッチルームマルチスポーツYouTube

 

で見られます。

 

Matchroom live（有料）でも

Table1 & Table2ともに視聴できます。

https://matchroom.live/sports/pool

 

…………

 

◇ PLP概要&フォーマット

 

2021年に行われた前身となる大会の

『Championship League Pool』を

含めると今回が4回目となる

9ボール招待制イベント。

マッチルーム（WNT.）主催。

 

これまではイギリス開催だったが、

2024年はアメリカ・コネチカット州の

ビリヤード場、『US1 Billiards』開催。

 

会期は3月18日～25日の8日間。

 

大会名の通り、総当りリーグ戦で行われる

（最終日のプレーオフ〈順位決定戦〉

のみトーナメント）。

 

2023年大会までは出場16名全てが

主催者推薦だったが、今年から

8名は前年度WNT.ランキングで選出。

残る8名が主催者推薦。

 

Day1～Day5の5日間で

16名総当たりの「一次リーグ」を行い、

16名を10名に絞る。

 

Day6とDay7は10名での「二次リーグ」。

ここでさらに6名に絞る。

 

Day8（最終日）は、

6名での「三次リーグ」を経て

上位4名でのプレーオフ

（シングルトーナメント）を行い、

チャンピオンを決定。

 

全試合9ボールの5ラック先取で

交互ブレイク制。

ラックは9ボールオンフット。

 

※プレーオフの準決勝と決勝戦は

7ラック先取。

 

ディフェンディングチャンピオンは

F・サンチェスルイス（スペイン）。

日本の大井直幸が3位入賞を飾った。

→ 2023年結果記事はこちら

 

…………

 

◇ PLP最新情報

 

専用のスコアサイトと

マッチルームの公式サイトの他、

Facebook, Twitter, YouTube, Instagram

もチェックしてください。

 

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◆ 2024 PLP関連記事

3/25　二次リーグ終了。ファイナル6は……。Day7終了

3/24　二次リーグ開始。暫定首位はフィラー。Day6終了

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2/7　柯秉逸、ウッドワードがワイルドカードで選出

1/27　今年は3月アメリカ開催！

 

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