1月10日にプレデターの
『APEX』テーブルを紹介しました
（→ こちら）。
このAPEXテーブルとワンセットで
大会会場やビリヤード場に
設置されていることが多い
「ビリヤードテーブル専用ライト」、
それが『プレデターアリーナライト』です。
日本では昨夏販売開始。
BDは昨年末に広島のプレデタージャパン
（（株）ENVISION）の
ビリヤードスペースで実物を見てきました。
写真とともにその特徴をお届けします。
また、一緒に訪問した原口プロの
インプレッションも紹介します。
…………
◇ プレデターアリーナライト 仕様：
フレーム材質：アルミニウム
サイズ：幅140.7cm × 長さ279.4cm
ライト重量：21kg
調光機能：あり。リモコンで操作可。※色温度3000K～6000Kに調整可能
電源：100-277VAC
ワット数：280W
箱サイズ：縦37cm × 横165.5cm × 高さ23.5cm
価格：246,400円（税込。別途送料）
販売：プレデタージャパン
公式サイト商品ページ：こちら
※大型商品のため通常の配送より到着まで日数がかかります。ご了承下さい。
※設置に必要な固定器具やケーブル類は同梱されています。
※2名以上での取り付けを推奨
ビリヤードテーブルの形状に合わせた
長方形のフレームユニット自体が
いかにも専用感があり、
一般的な電灯というよりも
本格的な照明機材といった趣の
プレデターアリーナライト。
この形状と高品質LEDライトのおかげで、
プレーエリアに均一に光が当たり、
ボールやクッションが見やすく発色も良好。
フリッカー（チラつき）も抑えられ、
目が疲れにくいのもポイントです。
まさに“Function is Beauty.”（機能美）を
地で行くビリヤードライトです。
ビリヤード場で使われている
電灯・照明器具の中には、
真下（台の中央部）は明るいものの
周辺になるにつれて照度が下がり、
台の四隅が薄暗く感じられるものもありますが、
プレデターアリーナライトは
照射ムラ・影ムラが起きにくいのが特徴です。
また、照明ユニットが
テーブルの真上にはないので、
俯瞰カメラ（天井カメラ）をセットしやすく、
プレー映像の撮影も行いやすくなります。
調光機能も備わっていて、
輝度（明るさ）と色温度（3000K～6000K）を
付属のリモコンで調整できます。
ビリヤードスペースやビリヤードルームの
明るさ・雰囲気・内装・インテリアなどに
合わせて、明かりを自在に
コントロールできるのは魅力的です。
最後に、今回初めて
プレデターアリーナライトのもとで
プレーしたプレデタープロ、原口俊行プロの
インプレッションをお届けします。
――初のアリーナライト、いかがでしたか？
原口：ライトのサイズと形状が9フィート台にぴったりと合っていて、すごく『ビリヤード台専用のライト』という感じがして良いですね。一般的なビリヤード場では吊り下げ式のライトや天井の蛍光灯など色々な照明が使われていますが、そのどれとも違うデザインだし、シンプルなのに独自性があって『特別なライト』な感じがします。APEXテーブルと組み合わせて設置すると、ともに本体が黒なので一体感も感じられますね。まさにここ（（株）エンヴィジョンのビリヤードスペース）がそうですが、ビリヤード場や大会会場の全ての台のライトがこのアリーナライトに統一されていたらめちゃくちゃかっこいいと思います。高価な商品なので、かなり費用がかかりますけど（笑）。
――撞いてみた印象は？
原口：とても撞きやすいです。基本の状態で十分に明るいので、部屋の明かりを消してアリーナライトの光だけで問題なく撞けます。特にまぶしさは感じませんでした。テーブル上に均一に光が回っている印象で、場所による明暗差はないですし、影の濃さが一定です。だからめちゃくちゃボールが見やすいですね。2時間ぐらい撞いてみた感じでは、目が疲れることもなく気持ち良く撞けました。面白いなと思ったのは影の形です。ライトの形状を反映しているんだと思いますが、ボールの影がうっすら四角い感じになります。でも、そんなに濃くないし、気になるほどではありません。
――他に感じたことは？
原口：思ったほど横方向への光の拡散性はないように感じました。真下のテーブルはしっかり照らしてくれますが、周囲のテーブルにはさほど干渉しない印象です。それとやはり調光機能があるのがありがたいです。僕個人的には寒色（青白い色）が好みですが、暖色（黄色味のある色）の雰囲気が好きな人もいるでしょうし、光量の大小含めてリモコンで調節できるのは助かります。試合会場でこのライトを使うとどんな雰囲気になるのか、いつか体験してみたいですね。
（了）
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