〈BD〉「試合前に『優勝したら1位だな。願わくば勝ちたい』と思ってました」――LPBA第7戦優勝(今季2勝目)・界文子の談話

© 2023 PBA/LPBA
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昨日29日、

スリークッションプロツアーLPBA(韓国)の第7戦、

High1 Resort Championship』で優勝。

 

第4戦に続く今季2勝目を挙げ、

LPBA年間ランキング暫定1位の座に

上がった界文子。

 

大会翌日の談話をお届けします。

 

…………

 

――LPBA2勝目。初優勝の時と感じ方は違いますか?

 

界:初優勝の時も今回も同じくらい嬉しいのですが、それは不思議と日本の大会で優勝した時と同じ気持ちなんですよね。ただ、海外の試合の方が家族も含めてよりたくさんの方々に助けられ、支えられて優勝できてるんだなと改めて実感しているところです。

 

――今回の勝因は? 全体的に初優勝の時よりもアベレージも安定し、より落ち着いて撞いているように見えました。

 

界:観ている方々にどう映っているかはわからないのですが、私は割と追い詰められていくほど冷静になっていくタイプです。序盤にヒートアップしてそこから冷静になっていく過程で自分のプレーが出来るような感覚が今回もありました。

 

――以前よりもさらにテーブルコンディションや試合のフォーマットに慣れてきたのでしょうか?

 

界:それはあります。日本にいる時は自分のお店(東京『MARS』)で練習していますが、テーブルのクッションはPBAと同じクッションに変更してあります。試合フォーマットについては以前もお話ししましたが、昨シーズンまではラウンド32まで「サバイバル」システム(多人数撞き)で、R16からセットマッチ(1対1)でした。サバイバルだと手も足も出せない第3者がいるので、勝つには運も必要でした。今年から「サバイバル」はなくなり、ラウンド64は25点ゲームで、R32とR16が2セット先取のセットマッチ。R8と準決勝が3セット先取。決勝戦は4セット先取。私は今シーズンしか決勝戦を撞いてないので何とも言えませんが、やっぱりセット数が多い方が心により余裕がありますね。2セット先取(R32とR16)は今でもとても痺れています。

 

――今回6試合しましたが、カギとなった試合とは?

 

界:どの試合にも必ずターニングポイントがあると思います。その中でも今回一番印象深いのは、準決勝(vs キムセヨン)の第3セットの終盤です。私はワンモアのマッチポイントの箱球を外してしまい、セヨン選手に取り切られそうになりました。でも、彼女もワンモアを外してしまったので、幸運にももう一度私にチャンスが来て勝てた訳ですが、もしかするとあれが逆転負けするターニングポイントになってしまったかもしれないなと反省しています。

 

――今回の優勝でシーズンランキング暫定1位です。

 

界:実は試合前に賞金ランキングをチェックしていて、「優勝したら1位だな。願わくば勝ちたい」という気持ちでした。強豪女子選手が多数参加しているプロツアーでの年間ランキング1位は特別なものだと思います。でも、今シーズンまだ試合があるので(※レギュラーツアー×2戦。その後成績上位者限定の『Tour World Championship』が3月にある)、1試合1試合を精一杯頑張って積み重ねていけたらいいなと思っています。

 

――前回のインタビューで「早くチーム戦に慣れたい」とおっしゃっていましたが、その後いかがでしょうか?

 

界:Hana Cardチームの仲間達がとてもよくしてくれているので、おかげでかなり慣れて馴染みました。信頼できる仲間たちで、今では彼らといる時間が心地良いです。チームリーグは選りすぐりの選手たちが出ている団体戦で、女子が出る試合(女子シングルとミックスダブルス)は9点先取というショートゲームなので、1球で負けてしまう勝負ですし、簡単ではありません。今チームは7位(9チーム中)ですが、それでも第4ラウンド(12月5日~)と第5ラウンド(1月6日~)で私達のチームは勝てると思います。チームリーグでの優勝が私の望みであり目標なので、そのために少しでも上達したいと思います。

 

――3月の『Tour World Championship』で今シーズンが終わります。シーズン内の次の目標とは?

 

界:私個人のことを言えば、『Tour World Championship』(3月)での優勝を心から願っています。今もフィジカル向上とスキルアップを心掛けていますが、まだまだ未熟なので、今まで通り少しづつでもいいので身に付けていきたいと思います。そして、繰り返しになりますが、Hana Cardチームのために精一杯頑張りたいし、自分の試合で勝ってチームの戦績に貢献したいと強く思っています。この仲間達とチームリーグで優勝することが大きな目標です。

 

(了)

 

※LPBA初優勝時(第4戦)のインタビューはこちら

 

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Ayako Sakai

1977年2月18日生

福岡県出身/東京都在住

2006年JPBF入り

『Billiards Club MARS』(東京)所属

主な戦績

○ 国内:

2006年『第13回 全日本女子3C選手権』優勝

『レディース3Cグランプリ』優勝1回

『ADAMエメラルドカップ』優勝2回

『W3C Queen Cup』優勝3回

他、入賞多数

○ 海外:

2002年『世界レディース3C選手権 プレ大会(2nd)』準優勝

『世界レディース3C選手権』3位3回(2004、2006、2019)

『アジアレディース3C選手権』3位2回(2018、2019)

2023年『LPBA SY Championship』優勝

2023年『LPBA High1 Resort Championship』優勝

他、入賞多数

使用キュー:Adam Japan MUSASHI(シャフトはSolid 8 Max。タップはNaolly)

スポンサー:Hana Card、Adam Japan、Naolly

 

 

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