〈BD〉全日本選手権Day1のちょっと裏側

 

4年ぶりに尼崎にやってきました。

ビリヤードの全日本選手権と言えばここ、

『アルカイックホール』。

 

BDの狭い視点でざざざっと

Day1の様子を振り返ります。

 

※フォトギャラリーもこちらにあります。

合わせてお楽しみください。

 

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アルカイックホールは秋晴れ。

毎回晴天率高し。

 

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ロビーでニコニコ(ニヤニヤ?)している

日本代表ジュニア2名を発見。

織田賢人(左)&金澤蒼生(右)。

金澤選手はステージ1を通過しています。

初戦は vs 飯間智也。

 

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このウォールオブドロー

(トーナメント表の壁)を見ると、

選手権に来たな~と感じます。

 

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場内にはいつものレイアウトで

テーブルを16台設置。

 

今年は韓国テーブルブランド

『MIN』(ミン)を採用しています。

 

ラシャは長年全日本選手権で

使ってきた「ブリエ」の

新バージョンのブルーだとのこと。

 

ボールは近年のJPBA公式試合球の

アラミスの『ブラック』。

 

ちなみに、

今年は場内BGMが変わっていました。

 

20年聴いてきたカシオ◯ア。

もう聴けないと思うと悲しいような

気もする不思議。

 

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『MIN』の撞き心地を何人かのプロに

聞いてみたところ

 

「やや狭いけど、渋すぎず易しすぎず」

「思ったより普通でした」

「新ラシャですし、まだ入れやすいですね」

「ラシャが思ったより滑る感じ」

「クッションは速め、平(ひら。ラシャ)は重め、かな」

 

など、様々な感想が集まりました。

 

日を経てコンディションが変わるのかにも

注目です。

 

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ひそかに注目していたのが、

日本トップの一人、土方隼斗と

今年の世界ジュニア覇者(U17)

インドネシアのD・A・シトラスの戦い。

 

序盤は互角に見えましたが、

中盤以降、経験にまさる土方プロが

落ち着いてポイントを重ねていました(9-4)。

 

土方はその後勝者最終にも勝利して、

ベスト64進出決定。

 

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トーナメントの常ではありますが、

金星やアップセットも多々見られました。

 

金澤蒼生は『ジャパンオープン』連覇の

飯間智也に9-7で勝利。

 

「最後上がりで一度ミスったのですが、

まさかの……勝ってしまいました。

よく撞けた方だと思います。

でも、足が震えてました」(金澤)

 

この後の勝者最終では惜しくも敗戦。

明日(23日)敗者最終を戦います。

 

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今年12月にJPBAプロテストを

受ける予定のトップアマ、林武志は、

元世界王者、M・イモネンに9-3で勝利。

これが初対戦だったそうです。

 

「自分の内容はまあまあという感じでしたが、

イモネンはすごく熱くなっていて

『これが噂に聞くホットな状態か』

と理解しました」(林武志)

 

その後勝者最終にも勝利して、

2連勝でベスト64入りを決めました。

 

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BDが個人的に注目しているのは、

フィリピントッププレイヤーの中で、

日本でのプレー経験がほぼない(はずの)

J・アラナス。

 

初戦は山崎洋平と5-5まで競り合い、

そこから抜け出しました(9-5)。

 

スリム体型で顔立ちは南国エキゾチック。

美男子です。

球の内容もイケメンです。

 

2試合目、勝者最終では鈴木清司に勝利。

 

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ピンクのベストが目を引くJ・チュア。

 

2015年&2017年全日本チャンピオンです。

 

過去2回とも、脱力系とも

コントロール系とも言えるブレイクを軸に

ランアウトの山を築いていたチュアは、

今年も初めからブレイクの

調子が良さそうでした。

 

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会場でうちわを

持って応援している人を発見。

 

吉岡正登の

レッスン生(『ポッシュ』)の方でした。

表も裏も完全にお手製だとのこと。

素晴らしい出来栄えに感嘆しました。

 

これは目立つし、選手は元気が出ますね。

 

吉岡の「吉」の字の上側は正しくは「土」。

そこまで追求しています。

 

強力サポーターの応援の甲斐あって、

吉岡プロは2連勝でダブルイリミ通過。

 

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今日、一番端のテーブルで

一番注目を集めていたのが

勝者最終のD・オルコロ vs 照屋勝司戦。

 

オルコロが追い付いて

ヒルヒル(8-8)になったこの試合。

 

ラストラックは……動画でご覧ください。

1番、攻めるのかとびっくり。

 

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Day1の一番最後に勝ち上がったのは、

「サムライ」竹中寛。

 

鐵山泰三との兵庫対決を制して

ベスト64へ。

 

ホール最終退館時間は22時。

21時48分に決着しました。

 

明日(23日。Day2)は

負けたら終わりの敗者側の試合が続きます。

 

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日程:2023年11月20日(月)~26日(日)

男子ステージ1=20日&21日

男子ステージ2=22日~26日

女子=24日~26日 

会場:『アルカイックホール オクト』 特設会場

兵庫県尼崎市昭和通2-7-16 Tel.06-6487-0810

種目:男子10ボール、女子9ボール

 

◇ 2023 全日本選手権 公式サイト(ライブスコア・トーナメント表):

https://billi-walker.jp/jpba/alljapan/2023

 

◇ JPBA公式サイト

https://jpba.ne.jp/wp/info/info-19730/

 

◇ ライブ配信(※22日から)

https://www.youtube.com/@jpbayoutube9534/streams

 

◇ 2023 全日本選手権 Facebook

https://www.facebook.com/alljalanjpba

 

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◇ 2023 全日本選手権BD記事

 

11/22 Day1フォトギャラリー

11/21 ステージ1終了。ステージ2組み合わせ確定

11/20 ステージ1スタート

11/12 組み合わせ決定

 

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