〈BD〉KANSAI POOL CHAMPIONS LEAGUE、4th STAGE開催中! ~関西各地のハウストーナメントでポイントを貯めて決勝大会で優勝を目指そう~

3rd STAGE FINAL(10月8日開催)表彰画像:優勝は弓場将平(SA)、準優勝は伊藤登(A)
3rd STAGE FINAL(10月8日開催)表彰画像:優勝は弓場将平(SA)、準優勝は伊藤登(A)

 

今年、

「KANSAI POOL CHAMPIONS LEAGUE」

という言葉をSNSなどで

目にするようになった人も多いでしょう。

 

略して「KPCL」。日本語にすると

「関西プールチャンピオンズリーグ」。

 

これは、関西各地のビリヤード場で

開催されているハウストーナメントを

横断的につなげようという取り組みで、

今年1月から始まっています。

 

https://www.k-pcl.com/
https://www.k-pcl.com/

 

プレイヤーがKPCL参加店

(※本稿の時点で15店舗)の

ハウストーナメントに参加すると、

その結果に応じてポイントが発生。

 

1STAGE(1シーズン)は3ヶ月。

そのトータルポイントの上位32名が

『FINAL』トーナメントに参戦。

上位入賞者には賞典が贈られます。

 

プレイヤーはハウストーナメントの

出場費以外のお金(会員費など)は

かかりません(※『FINAL』には

別途出場費がかかります)。

店舗側も「登録料」などはありません。

 

ハウストーナメントの結果は

参加店舗からKPCL運営事務局へ送られ、

プレイヤーが意識せずともポイントが

付与・集計されていきます。

 

今では『FINAL』への参加を目標に、

積極的に対象店舗のハウストーナメントに

出場して、ポイントを貯めている

プレイヤーも増加中です。

 

…………

 

現在、KPCLは4th STAGE

(10月~12月。FINALは1月)が

始まったところ。

 

参考までに、3rd STAGE

(7月~9月。FINALは10月8日開催)は、

 

参加店舗数:11

ポイント対象イベント数:43

参加人数:314人

 

……という実績でした。

 

3rd STAGE FINAL(10月8日)の決勝戦の様子とトーナメント表

 

 

現在開催中の4th STAGEの

参加店舗数は「15」で、

ポイント対象イベント数は「66」の予定。

参加人数も含め、各データは

3rd STAGEを大きく越えていくでしょう。

 

また、これまでの1st~3rd STAGEの

『FINAL』は、全クラス(P・A・B・C)の

プレイヤーが一斉に出場する

「オープン」トーナメントでしたが、

 

4th STAGEでは、

オープントーナメントとは別に

BCクラス対象の『BC FINAL』も

新しく設けられます。

 

…………

 

さて、このKPCLの発起人であり、

まとめ役を担っているのが、

今年の『ジャパンオープン』チャンピオンの

飯間智也プロ(JPBA)です。

 

KPCLの1st STAGE(1月~3月)は、

飯間プロが代表を務める

ビリヤード場『AMII』(アミー)だけで

完結していましたが、

 

2nd STAGE(4月~6月)からは

企画趣旨に賛同した他店舗が

参加するようになりました。

 

着実に広がりを見せているKPCL。

改めてその理念や経緯を

飯間プロにお聞きしました。

 

飯間智也プロ
飯間智也プロ

 

――KPCLはどのようにして生まれたのでしょうか?

 

飯間:きっかけとして大きいのはコロナ禍です。コロナでハウストーナメントが開催できなくなったり、参加者が集まらないお店が増え、プレイヤーの店舗間の移動も少なくなりました。他にも、大型施設がコロナで閉鎖に追い込まれたり、大会が減ったりと、ビリヤード業界全体的にネガティブな状況が続いていたので、なんとかそれを『ハウストーナメント』というところから打破できないかと。プレイヤーと店舗運営者が『今日1日ビリヤードが出来て幸せだった!』思えるような仕組みを作りたいと考えました。

 

――ハウストーナメントというコンテンツをどう変えて行こうと?

 

飯間:根本にあるテーマは『横の繋がりを増やす』ことです。今あるハウストーナメントをそのまま活用して、ポイント制を導入することで相互に作用するイベントが出来るのではないかと。その際、『店舗のオペレーションに負担を掛けない』ことも大事でした。個人経営のビリヤード場など小規模店舗でもこれまで通りに運営出来て、新しい価値を生み出せる仕組みを考えました。今はコロナが収まりつつあり、ハウストーナメントを再開する店舗が増えていますが、参加者をどれだけ確保出来るか未知数なところもあると思います。KPCLは動員数増加の起爆剤にもなり得ると思っていました。

 

――「関西各地のハウストーナメントでポイントを稼いで決勝大会で優勝を目指す」というスキームはパッと閃いたのですか?

 

飯間:自分が以前仕事で携わっていたポーカーの仕組みを参考にしています。前から「これはビリヤードに導入出来るな」と感じていました。それと、その時々のハウストーナメントNo.1を決めるという意味では、昔『ワールドビリヤードマガジン』さん(現在は休刊)でやっていた「ハウス王」企画も似ているところがあるかもしれません。

 

――どのようにKPCLの輪を広げて行ったのでしょうか?

 

飯間:1st STAGEを自分のお店(大阪『AMII』)だけでやってみてある程度の手応えと発展性を感じられたので、近隣の店舗にお声掛けしました。どのお店でも責任者の方と直接お会いして、「加盟料などはかかりません。ハウストーナメントにポイントだけ振らせていただけませんか」という形でご説明して、趣旨にご賛同いただいてから参加いただいています。

 

――参加人数や店舗数は増え続けています。それを実感することは?

 

飯間:動向が数字に表れていますし、プレイヤーや店舗の方々から好意的な声をいただくことも増えたので、実体験としてわかるようになりました。「ポイントが付くので普段行かないお店へ行ってきた」「他の人とのコミュニケーションを楽しめた」「このシステム、よくできてるね」という声を聞くと嬉しく思います。

 

 

――4th STAGEがもう始まっていますが、新しい試みは?

 

飯間:これまで以上にプライズ(賞典)を増やすことにしました。まず、『FINAL』を、これまでのオープントーナメントに加えて、BCクラス限定の『BC FINAL』も開催することにしました。また、ステージ(シーズン)表彰も行います。オープンクラスとBCクラスそれぞれ3名ずつ、ステージポイントの上位者を表彰して賞典を贈ります。あとは、最もたくさん格上選手を倒した方1名に「ビッグウィン賞」を贈ります。ビリヤードの試合はどうしても「強い人が勝つ」ことが多いですが、こんなふうに様々なプライズを設けることでクラス関係なくモチベーション向上や活動目標の設定につながるのではないかと思います。

 

――さらにその先、将来的な展望は?

 

飯間:公式サイトの「大会概要」の下の方に記してある通りですが、“既存ビリヤードファンの熱量増”、“新時代ビリヤードファンの創出”、“生涯コミュニティの形成”、“プロ選手の創出と維持”がベースにあります。シンプルに言うと、「もっとビリヤードが楽しくなる。もっとビリヤードを頑張りたくなる」。そういう仕組みを確立できればプレイヤー・店舗はさらに増えると思いますし、将来的にその中からプロプレイヤーを生み出せたらいいなと思っています。

 

ゆくゆくはKPCLを西日本全域に広げていきたいですし、さらに全国レベルにまで広げるのが理想です。最近は他地域の方から相談・問い合わせをいただくこともあるので、KPCLに注目してくださっている方が各地にいることを感じています。もっと規模が大きくなれば、例えば1年で4ステージをやった後に、年間トータルのチャンピオンを決める『GRAND FINAL』を開催することも考えています。そして、その上位入賞者を海外メジャー大会へKPCL代表として経費をサポートして派遣することまで思い描いています。KPCLに関わる全ての人にとって「価値と意味があるリーグ」に育てていきたいです。

 

(了)

 

…………

 

KANSAI POOL CHAMPIONS LEAGUEに

興味をお持ちの方は、

まずは公式サイト:https://www.k-pcl.com/

をご覧の上、サイト内右上の

問い合わせ用電話番号まで連絡を。

 

………… 

 

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