〈BD〉『世界チーム戦』『10ボール女子世界選手権』(オーストリア)前日のちょっと裏側 by 吉岡正登

Photo : Masato Yoshioka 2022 ※以下全て
Photo : Masato Yoshioka 2022 ※以下全て

 

オーストリアで今日始まった

2つの世界大会

 

『プレデター 女子10ボール世界選手権』(日本時間6日16時開幕)

 

『プレデター 10ボール世界チーム戦』(日本時間7日2時開幕)

 

日本勢の試合時間と対戦相手、

そしてライブ配信情報は

昨日の記事の通りです。

 

長旅の末に無事に現地入りした

吉岡正登プロが

大会前日(移動日)の様子を

教えてくれました。

 

…………

 

吉岡正登・記:

 

1枚目/成田空港で。左から吉岡正登、河原千尋、平口結貴、栗林達

2~4枚目/乗り継ぎのウィーン国際空港で見掛けた緑のマクドナルド。ザッハトルテとレッドブルはオーストリア生まれだと知ってましたか? 

 

 

オーストリアからこんにちは。吉岡正登です。

 

9月5日に開催地のクラーゲンフルトに入りました。なかなかタフな1日でした。成田空港を出てUAEのアブダビまで10時間、乗り継ぎで3時間半待って、そこから6時間かけてウィーンへ。

 

ここで飛行機組(僕と河原プロ)と列車組(栗林プロと平口プロ)に分かれて、およそ300km離れた会場のある街クラーゲンフルトへ向かいました。ちなみに飛行機では40分、列車では4時間の旅になります。

 

飛行機の待ち時間などもあり、クラーゲンフルトに着いたのは結局ウィーンに到着してから6時間後ぐらいで、飛行機組が先着。

 

クラーゲンフルト空港からはシャトルバスを用意してもらっていて、ちょうど同じ便だったオランダのフェイエンさんなど他の国の選手とともに10分かけて宿泊ホテルへ。

 

成田空港を出発して28時間と過去最長クラスに時間が掛かりました。

 

…………

 

1枚目/ホテルと会場を結ぶ無料シャトルバス

2枚目/会場エントランス

 

 

ホテルに着き、休む間もなく会場へ。ホテルから会場までも車で10分ほど掛かるのですが、毎日シャトルバスが運行しています。

 

プレイヤーズミーティングにはタッチの差で間に合わず、組み合わせ抽選などは運営サイドがしてくれたみたいです。

 

 

ミーティング後の15時から17時まで練習時間が取られていましたが、TVテーブルの2台は使用できず、12台を取り合う形なので正直満足な練習はできませんでした。

 

列車組も遅れて来ましたが、30分ほどしか練習ができず。球の転びが速いコンディションだったのでもう少し練習したかったところ。

 

会場は広く、屋根が高く、台間にだいぶ余裕を持ってテーブルが置かれています。全台になんらかのカメラが付いています(※3つの配信チャンネルで全台ネットライブ配信が行われている)

 

 

イクイップメント(テーブル、ラシャ、ボール、ラック、ライト、メカニカルブリッジ)はもちろん一式全てプレデターです。

 

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そして、18時半からはオープニングセレモニー。

 

ホテルから10分歩いた所にある、結婚式などに使われそうなイベント会場でした。

 

こちらに世界チーム戦に出場する24ヵ国の選手(3人編成)と女子10ボール世界選手権に出場する選手(64名)が全て集まって行われました。

 

さすがは音楽の国・オーストリア。オーケストラの生演奏から始まり、街の偉い方やWPAの役員の方、プレデター社長のカリム・ベルハジさんが壇上にてスピーチ。

 

途中、オーストリアのオーシャン姉弟が表彰されたりと盛大に行われました。

 

オーケストラの演奏は素晴らしかったのですが、3曲の予定が7曲になったりして旅の疲れがあった上に立ち見だった日本チームにはなかなか辛かったです(笑)。

 

1枚目/夜のホテル

2、3枚目/ホテル近くのきれいな広場(青い竜?の昼の姿はさらに下で)

 

 

その後、ビュッフェ形式の食事が振る舞われて解散となり、およそ40時間ぶりにベッドで就寝ができました。

 

世界チーム戦のDay1の1試合目は19時(日本時間7日2時)スタートと遅いので、それまでゆっくり疲れを取りたいと思います。

 

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3枚目は近所にあったバー。ここでは遊んでいません

 

 

クラーゲンフルトの街並みはヨーロッパ特有の古い建物が多く残されており、広場などもあって景観が素敵でした。試合の合間の時間にもう少し散策したいと思います。

 

僕は初オーストリアです。ウィーンを見ていないのでよくわかりませんが、クラーゲンフルトはかなり田舎な感じです。気候は日中は暑く朝夜は過ごしやすい。昼夜の寒暖差はありますね。物価は想像よりも安い印象です。言葉は、現地の人同士は基本ドイツ語で喋っているようで全く分かりません。でも、お店の人などは英語も堪能な様子です。

 

(了)

 

…………

 

◆ 2022 女子10ボール世界選手権 & 世界チーム戦 関連記事:

 

9/5 対戦相手決定/大会概要&ネットライブ情報

9/3 世界チーム戦・女子10ボール世界選手権、6日スタート

 

 

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