🐉 Ko Pin Yi is the APF Asian 9-Ball Open Champion! 🏆
— Matchroom Pool (@MatchroomPool) August 28, 2022
The Chinese Taipei star has beaten James Aranas 13-11 in an incredible final in Singapore!
Ko Pin Yi moves inside the top 10 on the Matchroom Nineball World Rankings with this title 👏#AsianPool pic.twitter.com/FZQ5Zx1gg5
※BDサイトのシステムが
丸2日間ダウンしておりました。
大変お待たせしました。
※プレー写真提供：
Taiwanese Passion for Pool Facebook
…………
シンガポールのビリヤード場、
『アスパイアレクリエーションセンター』で
5日間にわたり行われていた
新9ボール国際トーナメント、
（アジアン9ボールオープン）。
28日（日）夜に全日程が終了しました。
日本勢最高位は大井直幸の3位。
「オープン」は柯秉逸（台湾）、
「ウーマン」はC・センテノ（フィリピン）が
第1回タイトルを手にしています。
…………
まず、「オープン」。
決勝シングルトーナメントを
勝ち上がり、Day5（最終日）の
準決勝までコマを進めていた大井直幸は、
フィリピントップの一人、
J・アラナスに6-11で敗戦。
序盤から相手に先行を許し、
ブレイクがなかなか決まらず、
苦しい戦いを強いられました。
大井プロは3位タイで大会を終えています。
その後、決勝戦は
今回の台湾勢のNo.1プレイヤー、
柯秉逸（台湾）とアラナスで行われ、
ハイレベルでスリリングな競り合いの末、
柯が終盤に逆転し、13-11で勝利。
初代「アジアキング」の座に就きました。
柯はベスト32から、
A・ヤップ（シンガポール）、
Tat Duy Kien（ベトナム）、
吉岡正登、
J・チュア（フィリピン）、
そしてアラナスと、
各国トップ達を退けての堂々の優勝でした。
その柯ですが、
9月の『国別対抗チーム戦』
（オーストリア）には出ないとのこと。
対抗戦の台湾メンバーは
張榮麟・呉坤霖・周婕妤だそうです。
いずれにしても強力です。
優勝：柯秉逸（台湾）
2位：ジェイムス・アラナス（フィリピン）
3位：大井直幸、ヨハン・チュア（フィリピン）
※吉岡正登5位タイ、土方隼斗33位タイ
トーナメント表：『オープン』
…………
一方、「ウーマン」は、
フィリピンの快速サウスポー、
C・センテノが優勝。
ベスト8で大先輩、
R・アミットとの同国対決を制した時点で、
最も優勝可能性の高い
プレイヤーだったと思います。
準決勝で、Bui Xuan Vang（ベトナム）を
倒したセンテノは、
決勝戦で韓国のソ・ソアに
11-7で勝利。
序盤は集中を欠いていた様子で
ミスが散見されましたが、
中盤以降相手のミスに乗じて
サッと追い付き、パッと突き放しました。
コロナ禍の間はSEA Games
（東南アジア競技大会）を除くと
あまり国外遠征をしていなかったセンテノ。
ヨーロッパやアメリカでも
もっと見たいプレイヤーです。
優勝：チェスカ・センテノ（フィリピン）
2位：ソ・ソア（韓国）
3位：Bui Xuan Vang（ベトナム）、キム・ボガン（韓国）
※平口結貴9位タイ、小西さみあ17位タイ
トーナメント表：『ウーマン』
…………
以下で日本勢の結果をまとめておきます。
○ 大井直幸
ダブルイリミネーションラウンド：
負け 6-9 vs 張玉龍（台湾）
↓
勝ち 9-3 vs Tanes Tanasomboon（タイ）
↓
勝ち 9-2 vs デビッド・タン（マレーシア）
↓
勝ち 9-7 vs Nguyen Khanh Hoang（ベトナム）
決勝シングルトーナメント：
ベスト32 勝ち 11-5 vs Nguyen Phuong Thao（ベトナム）
↓
ベスト16 勝ち 11-9 vs 張玉龍（台湾）
↓
ベスト8 勝ち 11-5 vs vs A・ラガ（フィリピン）
↓
準決勝 負け 6-11 vs J・アラナス（フィリピン）
3位タイ
…………
○ 吉岡正登
ダブルイリミネーションラウンド：
負け 3-9 vs I・B・アミル（マレーシア）
↓
勝ち 9-1 vs Ang Yan Sheng（シンガポール）
↓
勝ち 9-6 vs 柯秉漢（台湾）
↓
勝ち 9-7 vs 土方隼斗
決勝シングルトーナメント：
ベスト32 勝ち 11-7 vs Punguan Hasiholan Sihombing（インドネシア）
↓
ベスト16 勝ち 11-9 vs Erwin（インドネシア）
↓
ベスト8 負け 4-11 vs 柯秉逸（台湾）
5位タイで大会終了
…………
○ 土方隼斗
ダブルイリミネーションラウンド：
勝ち 9-3 vs W・アン（シンガポール）
↓
負け 0-9 vs J・チュア（フィリピン）
↓
負け 7-9 vs 吉岡正登
33位タイで大会終了
…………
※『ウーマン』は26日より
○ 平口結貴
ダブルイリミネーションラウンド:
不戦勝 vs Vo Thuy Uyen Phuong（ベトナム）
↓
勝ち 7-4 vs キムボゴン（韓国）
決勝シングルトーナメント：
ベスト16 負け 3-9 vs R・アミット（フィリピン）
9位タイで大会終了
…………
○ 小西さみあ
ダブルイリミネーションラウンド：
負け 5-7 vs Vo Bui Xuan Vang（ベトナム）
↓
勝ち 7-2 vs Chang Li Chia（台湾）
↓
負け 5-7 vs Katrina Wan Ka Kai（香港）
17位タイで大会終了
…………
APF公式Facebook（ライブ配信）
Digitalpool（概要・トーナメント表・ライブスコア）
※右側の赤いボタンで
ダブルイリミネーションと
決勝シングルトーナメントの
表示切り替えが出来ます
※吉岡プロの現地滞在記はこちら
…………
◆ トーナメント情報：
○ 概要：
今年新しく立ち上がった
アジアのプール（ポケットビリヤード）団体、
旗揚げイベント。
『オープン』と『ウーマン』2部門あり。
『オープン』はマッチルームの
ナインボールワールドランキング
対象イベント
○ 会期：
『オープン』＝24日～28日（5日間）
『ウーマン』＝26日～28日（3日間）
○ 会場：
シンガポール
『アスパイアレクリエーションセンター』
○ 出場：
『オープン』＝96名
『ウーマン』＝32名
○ フォーマット：
『オープン』＝
ダブルイリミネーションラウンド
（9ラック先取）で32名に絞ってから
決勝シングルトーナメント
（11ラック先取。※決勝戦は13ラック先取）。
『ウーマン』＝
ダブルイリミネーションラウンド
（7ラック先取）で16名に絞ってから
決勝シングルトーナメント
（9ラック先取。※決勝戦は11ラック先取）。
○ 種目：
WPA9ボールルール・交互ブレイク・
ラックシート使用・セルフラック（ベスト8まで）・
1オンフット・3ポイントルール採用。
…………
2022 アジアン9ボールオープン関連記事：
8/26 大井・吉岡、ベスト8へ
8/25 大井・土方・吉岡揃って敗者最終へ
8/24 土方は勝者最終へ。大井・吉岡は敗者側へ
8/23 組み合わせ決定
7/13 シンガポールとスペインで新9ボールイベントが開催決定
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