〈BD〉『ASIAN 9-BALL OPEN』(シンガポール)前日〜Day1のちょっと裏側 by 吉岡正登

 

シンガポールで開催中の

新9ボール国際トーナメント、

ASIAN 9-BALL OPEN

(アジアン9ボールオープン)。

 

現在、Day2が進行中です。

 

現地にいる吉岡正登プロが

初開催となる本大会の

大会前日~初日の様子を

教えてくれました。

 

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吉岡正登・記:

 

 

シンガポールからこんにちは。吉岡正登です。

 

23日、成田空港で土方隼斗プロ、平口結貴プロ、小西さみあプロと合流して同じ飛行機で現地入りしました。

 

シンガポールの空港でエンヴィジョン(KAMUI BRAND、PREDATOR JAPAN)の平岡社長とも合流し、シンガポールのUberであるGrabというアプリでタクシーを手配してホテルへ直行。

 

入国の際の事前手続きがネット上でいくつかあったのですが、エンヴィジョンの方にもサポートしていただき非常にスムーズでした。

 

シンガポール空港では土方プロ達が現地通貨の引き出し方まで平岡社長にレクチャーしてもらってました。本当に心強いです。この後、帰国時のPCR検査までサポートしてもらう予定です。

 

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ホテル到着が18時頃。そのまま会場へ練習しに行こうかと話していましたが、現在混み合っているとのことで先にみんなで食事に行きました。APF会長も一緒だったのでみんなでご挨拶しましたが、日本語がとても上手な方でした。

 

僕らの行ったレストランはホテルの向かいにある大きなショッピングモールの中にあり、会場となるビリヤード場はその隣のショッピングモールの4階にあります。ショッピングモールが2つ繋がっている超巨大ショッピングモールをイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。

 

 

ちなみに、ショッピングモール内には日本食レストランも多数あったりドンキホーテやダイソーまであり何でも揃います。

 

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食事を済ませて会場となるビリヤード場、『アスパイアレクリエーションセンター』へ。

 

ここは、『全日本選手権』にもシンガポール代表で何度か参戦しているチャンケンクァンさんが経営しているそうで、2ヶ月前にオープンしたばかり。これが3軒目(!?)とのことです。テーブルの数は20台以上……やり手ですね。

 

僕らは21時頃に行きましたが満員御礼。各国の選手達がいて、シンガポールのアロイシウス・ヤップ vs フィリピンのジェフリー・デルーナや、フィリピンのカルロ・ビアド vs ベトナム選手など、スパーリングが行われていました。

 

僕と土方プロもシンガポールのトゥ・リャンハン選手に相手を紹介され、それぞれ練習マッチをすることになり、良い調整ができました。

 

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テーブルは何か分かりませんが(BD注:「アレックス」または「アイレックス」と呼ばれるブランド。日本にも以前同ブランドのテーブルが入ってきていた)、クロスはCPBA、ボールはダイナ スフィアです。

 

日本ではあまり見ない種類のダイナ スフィアで、4番が濃い紫色なので何度か8番と間違えて見落としそうになりました。土方プロも間違えそうになったと言っていました。

 

ポケット幅は狭めで、特にサイドポケットはすごく狭く感じましたが、ボールにワックスを結構かけているのでそこまでの渋さは感じられません。ただ、ワックスのせいもありボールコントロールは難しかったです。

 

練習を終えて深夜にホテルまで帰る際、出口が分からずチャンケンクァンさんに案内してもらいました。が、普段歩いて帰る人がいないのか(店と駐車場が繋がっているので)、チャンさんも詳しくなく、皆で深夜閉店後の迷路のようなショッピングモールをさまよってやっとのことで脱出。

 

ホテルに戻りシャワーを浴びたら部屋の半分ぐらいまで水浸しになり、同室の大井直幸プロを起こさないように必死に水をかき出してやっとのことで就寝しました(苦笑)。

 

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一夜明けて、試合当日(Day1)の朝にはPCR検査が。日本3選手とも陰性だったので、安心して試合ができます。Day1のお昼ご飯は大井プロお気に入りの屋台でいただきました。ホテルのすぐそば、会場の向かいに屋台村みたいな所があります。

 

 

初戦がDay1の夜なので少し付近を散策。南国なので外気温はもちろん高いですが、日本の方が暑いと感じるかもしれません。島全体がリゾート地(ユニバーサルスタジオ、カジノ、水族館、ビーチなど)になっているセントーサ島まで歩いて2km。他にフェリーやケーブルカーで渡る方法もあります。

 

 

Day1の夜に第一試合があり、僕はマレーシアのベテラン、イブラヒム(・ビンアミル)選手に敗れました。球のワックスの加減なのかコンディションが全く合いませんでした。球は引け過ぎるぐらいなのに重たいみたいな。クッションを使う球は全部ショートしました。そうこうするうちに球も入らなくなってしまいました。前日に撞いてある程度コンディションを理解したつもりでしたが、当日はまた違っていました。

 

ただ、練習も出来ていて調子自体は悪くないので、気持ちを切り替えて2戦目(Day2)から立て直して行きたいと思います(※BD注:吉岡プロはその後Day2に敗者ゾーンで2勝し、Day3に行われる敗者側最終マッチへ進んでいます)。

 

(了)

 

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◆ Day1日本選手戦績・トーナメント情報などはこちら

  

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2022 アジアン9ボールオープン関連記事:

 

8/24 土方は勝者最終へ。大井・吉岡は敗者側へ

8/23 組み合わせ決定

8/15 日本から大井・吉岡・土方、平口、小西が出場

7/13 シンガポールとスペインで新9ボールイベントが開催決定

 

 

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