4月16日から5月2日まで17日間に渡って、
イギリス・シェフィールドの
『クルーシブルシアター』で行われていた
『2022 スヌーカー世界選手権』。
スヌーカーNo.1スターの「ロケット」、
ロニー・オサリバン（46歳）が、
2020年以来2年ぶり7度目の
世界チャンピオンに輝きました。
オサリバンは、ベスト32から、
デビッド・ギルバート（イングランド）
マーク・アレン（イングランド）、
スティーブン・マグワイア（スコットランド）、
ジョン・ヒギンズ（イングランド）
を倒してファイナルへ。
最後は、2019年大会覇者の
ジャッド・トランプ（イングランド）を
フレームカウント18-13でくだして優勝。
賞金50万ポンド（約8,000万円）を
手にしました。
2020 World Snooker Championship Result
優勝：ロニー・オサリバン（イングランド）
2位：ジャッド・トランプ（イングランド）
3位：マーク・ウイリアムズ（ウェールズ）
ジョン・ヒギンズ（イングランド）
※トーナメント表はこちら
※ライブスコアはこちら
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大スターにして大ベテランのオサリバンが
大会中常に好調と集中力とスタミナを維持し、
実力で勝ち切った今年の世界選手権。
決勝戦でも1日目（Day16）の
セッション2に象徴されるように、
すさまじいまでの決定力
（ブレイクビルディング、
フレーム奪取力）を見せて、
14歳年下のトランプをしりぞけました。
オサリバンの世界制覇は、
2001年、2004年、2008年、
2012年、2013年、2020年に
続く「7度目」。
遂にスティーブン・ヘンドリーの
持つ記録、「優勝7回」
（1969年以降の現代スヌーカー界
最高記録）に並びました。
その他のタイトル数や
センチュリーブレイク数など
ほぼ全ての記録はオサリバンが
更新していましたが、
ただ一つ残っていて、
オサリバンでも追い付くのは
難しいだろうと考えられていた数字が
この世界選手権優勝回数でした。
まさに「G.O.A.T.」
（the greatest of all time）。
スヌーカー史上最高の男。
次は「優勝8回」が、
オサリバンのモチベーションになるのでしょう。
…………
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