この週末（11/4～11/5）、
東京・小岩の『ヤマニ』を舞台に
開催されていた、
『第70回全日本アマチュア
スリークッション選手権大会』。
各地の予選を通過した20名が東京に集結。
フォーマットは例年通り、
まず5名×4組に分かれて
セミファイナルリーグを戦い、
続いて、各組上位2名（計8名）が、
4名×2組に分かれて
ファイナルリーグを戦い、
最後に、両組の1位同士が
「優勝決定戦」を戦うという、
3ステージ制
（※2位同士による3位決定戦、
※3位同士による5位決定戦もあり）。
全試合、25点ゲームで行われました。
今年は久しぶりに新チャンピオンが誕生。
関西代表・下川晃義選手
（しもかわ あきよし）が
初優勝を飾っています。
下川選手は、
セミファイナルリーグ「3組」を
全勝（4勝0敗）で通過。
続くファイナルリーグも
全勝（3勝0敗）で、
優勝決定戦へコマを進めました。
最後の相手は、
2018年大会（第68回大会）の覇者、
榎本光昭。
リーグ全勝（7戦7勝）者同士の
対決となった優勝決定戦は、
締まった内容の好ゲームに。
榎本選手ペースで進んだ中盤〜終盤。
18-20ビハインドだった下川選手は、
第22イニングで4点を当てて
22-20と逆転して3モア。
続く第23イニングで
3点を撞き切って上がりました
（25-20。23 inn）。
優勝：下川晃義（関西）……中央
2位：榎本光昭（関東）……左2
3位：加藤一寛（北海道）……右2
4位：中島宏典（関東）……左
5位：渥美敏光（関東）……右
※試合映像アーカイブはこちらから。
※大会概要・経過・結果はこちら
（Carom Seminar FBページ）。
ご存知の方も多いと思いますが、
下川選手は
2003年〜2005年頃にかけて
ポケットのトップアマとして
華々しい活躍を見せて、
複数のタイトルを獲得しています。
その後、キャロム（3クッション）に
本格的に転向。本大会で
初の全国タイトル獲得となりました。
「2日間、納得行く球が撞けた実感は
ほとんどないですけど、
しっかりと集中はできていたと思います。
気付いたら勝っていたという感じでした。
3Cアマ全日本選手権に出たのは8回目。
ポケットと3クッション、
両方でタイトルが獲れたことが嬉しいです。
そういう人はなかなかいないと思います。
3Cは本当に面白いゲームですので、
ポケットをやっている人に、
もっと触れてもらえたら嬉しいですね」
（下川選手）
なお、
本松良選手（関東）は、
セミ・ファイナルリーグ1組で、
4戦2勝2敗のグループ3位となり、
上位進出は叶いませんでした。
※BD撮影画像のフォトギャラリーはこちら
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